今日は、フォトグラファーの佐藤健寿さんにお越しいただきました。
2010年に「奇界遺産」という写真集を発表されて話題となりましたが、今年3月、ついに「奇界遺産2」が発表されました!
「“奇界遺産1”の方では、中国の、洞窟の村っていうのを本の一番最初に持ってきたんですけど、今回はチェルノブイリを最初にしたいなって思ったんですね。洞窟の村は、中国の貴州省っていう場所にあるんですけど、村全体が洞窟の中に入ってまして、外で暮らすよりも洞窟の中で暮らしてる方がはるかに暮らしやすいっていう、特殊な環境なんですよ。そういう場所が前作の一番最初にあって。今回は、いわゆる科学とか、“合理性”っていうのを突き詰めていった結果、人が誰も住めなくなっちゃった街っていう意味でチェルノブイリを一番最初に据えたいなと思って行ったんですけど、行った4か月後に、今度は日本の方で大震災が起こりまして。それで、チェルノブイリっていうものに対する見え方が自分の中でも凄く変わったし、最初はちょっと本に載せる事やめようかなとも思ったりしたんですけど、色々と他に取材していった結果、人間が作ったものっていう延長線上に考えると、全部、人間の想像力とか好奇心とか探究心とかから生まれた奇妙な何かなんじゃないかと。」というお話もしていただきました。
佐藤さんが世界中を旅して撮影された写真集“奇界遺産2”は、エクスナレッジ出版から発売されています。
気になった方はお近くの書店などでチェックしてみてくださいね。