今日は、建築家の谷尻誠さんにお越しいただきました。
現在は広島と東京にオフィスを構え、行ったり来たりと忙しい毎日を過ごしている谷尻さん。 建築家と言うと、なんとなく“高い”というイメージを持ってしまいますが、どんな事を普段されているのか、気になりますよね。
「大体、会って、しばらく雑談ですね。僕、家の話をするのが得意じゃないんですよね。
どんなことに興味をもっているのか、何が好きなのか、住宅以外の話をたくさんするんですね。だから必ずご自宅にもお邪魔するし…そういうのを見ることによって、言葉では出してくれないところも見えたりすると、「こういうことをすると喜んでくれるかな」というのが分かるので、コミュニケーションを出来るだけ取るのがファーストステップですね。
僕が大事にしているのは余白を作る事。依頼する時って、“今の自分”の状態に合わせて依頼すると思うんですよ。でも、大事なのはすごい長い時間を考えて作らないといけないので、、、今の事に合わせて決めつけるよりも、変化に対応できるように、ある種、完成させないようにしたいなといつも思って作ってますね。」とおっしゃっていました。
そして、実は先日、「モダンリビング」という雑誌で坂本美雨と対談をしているんです!妄想建築というコーナーで、“猫と住む家”についてお話しているんですが、その話した内容を基に谷尻さんがどんな家がいいのか、と図面上で設計されているんですね〜。
今回のポイントはクライアントが“猫”という点。
「いつも人間中心じゃないですか。クライアント像を変えるっていうのはいいなってずっと思ってて、例えば本屋だったら実は本がクライアントなんじゃないかとか。そんな風に思ったら建物のありかたも変わるし、人間がわがままを言うから「環境が・・・」って事になるから、人間がそこにお邪魔させてもらう位の方がちょうどいいんじゃないかって思ったりするんですよね。」というお話もしていただきました。
谷尻誠さんと坂本美雨の対談が掲載されている「モダンリビング」はハースト婦人画報社から出版されています。
そして!妄想建築での対談がまとめられた本「談談妄想」が9月10日に発売となります。
お近くの書店などでチェックしてみてくださいね。