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オンエアレポート

04
06
Tue

今日のゲストは…森山良子さん♪

今日のゲストは…春恒例のBunkamuraオーチャードホール公演 2Daysを目前に控えた、森山良子さんをお迎えしました。

森山良子さんが感謝されているのは…『沖縄で出会った親子』

「さとうきび畑」という曲を、私は作者の寺島尚彦先生に、二十歳ぐらいの時に譜面を頂いて「良子ちゃん。こんな歌があるんだけど歌ってみない?」と、薦めて頂いき…でもその当時は、歌っていれば楽しいという時期でした。

私は戦後の育ちで、戦争も知らないし、とにかく恵まれて育ったので、苦しみと言うものが…苦悩というものが…自分の中で、どうしても理解できなくて、この曲を歌うことが、おこがましい事ではないかと、ずっと思っていたんです。

でも、周りの方たちが「これは素晴らしい曲だから是非レコーディングしよう。」と言っている間に、どんどん広まっていって、当時のファンの方達から、リクエストを沢山頂いたんです。何十年も前の話なんですけど…

ですが、やはり歌いきれない。 そして、沖縄で歌うことには、どうしても大上段にかまえて、沖縄の皆さんの苦しみというものを、踏み躙っている様な…とても失礼な事をしているという感じがしていたので、特に、この歌を沖縄で歌うのは違うのではないかと思っていたんですけれども…2001年に、この曲をシングル・カットすることになって、それならば沖縄からライブを…そしてプロモーションを始めようということになったんです。

そして、その沖縄でのプロモーションの時。私と同じ年齢ぐらいの女性と、その女性の娘さんが、楽屋の外で私のことを待っていて下さったんです。 

私は、「さとうきび畑」を歌いながら「沖縄の人たちの苦しみを、こんな形で表現して良いのだろうか…?」と、葛藤しながら歌っていた時…その楽屋の外て待っていて下さったお二人が…「良子さん。さとうきび畑を、ずっと長い間、歌い続けてくれてありがとう。」といって、涙をボロボロこぼしながら、近付いて来て下さって、私もその時に…長い間、自分がこの歌に対して描いていた想いが、氷解して、とけて…「あぁ、良かったんだ…ありがとう。本当にそんな一言を私にかけてくださって、本当にありがとう。」と言って、2人で抱きしめあって、オロオロと泣いてしまったんです。

二人の涙は違う意味を持っていたんですけれども、その一言で、本当に私が、さとうきび畑を何十年も歌ってきた想いに対して 「良いんですよ…」と言って下さったように思え本当に嬉しかったんです。

さとうきび畑を歌い続けることで、何かの役に立つ様なおこがましいことが出来なかったとしても、心の何処かの片隅に、何かやわらかな、良いものが生まれてくれると良いなと思っているんです。

「歌っても…歌っても…世の中が変わっていかない。」と、歌の無力さを感じても、でもやはり、歌うことを辞めてはいけない。継続していくことが、何かの役に立つと思わないと歌っていく意味が無い。そう心に思って、今も歌い続けています。



リスナーの方から寄せられた「あの人へ届けたい“ありがとう”」
ラジオネーム:やえ。さんからのメッセージ

赤坂さん、私は赤坂さんの声がとても好きなので、聞けるときはいつも聞いています。私はこの春から一人暮らしを始めました。両親の転勤で、急に一人になった私ですが予想以上に寂しいです。仕事も社会人1年生ですから、心配なことばかりで辛いです。今回は思い切ってメッセージを送らせていただきます。両親に届きますように。お父さん、お母さん22年間ありがとう。離れていても家族です。頑張りますから、心配しないで元気でいていください。いつもは素直になれない娘より。
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