ディアフレンズ

ゲストは・・・毬谷友子さん

今日は、半年ぶりの再来ディア！
坂本美雨の猫友達でもある、女優の毬谷友子さんをお迎えしました。

7月に一人芝居『障子の国のティンカーベル』を上演される毬谷さん。
こちらは、あの野田秀樹さんが25歳の頃、たった3日で書きあげたという作品なんですが、
「彼が25歳で、東大の法学部だったんですよ。それで、親はそっちの道にいけという感じで、でも、自分は演劇青年で、夢の遊眠社っていう劇団を作って、演劇をやりたかったんですよ。だから、いつまでもピーターパンのような少年で居たかったんですよね。その、唯一応援してくれていたお母さんが亡くなったお正月に、3日間で、自分の思いで書きあげちゃった、そういう作品です。ぱっと見は、ピーターとティンカーベルで片想いとか、恋をしたりとかっていう話なんだけど、深いところではそういうことがあったりして。それで、野田さんはその頃、夢の遊眠社で、劇団だったから、たくさんの劇団員を出さなきゃいけないとか、制約があるじゃない、そういう劇団の作家って。その制約を何も無いで書いてるから、読むと、おもしろいかもしれないけど、誰がどうやってやるのか、手の付けようのないくらい、あちこち飛ぶんです。私自身も、ピーターパンとか、ティンカーベルとかいろいろやるんですけど、20通り位の声をやんないといけない。一応一人芝居用に書かれてはいるんだけど、一体どの一人がやるんだっていう。だから、おもしろいはずなのにほとんど上演されることなく･･･だけど、この作品がこれからも残っていくためには、上演されないと、誰の目にも触れなくなっちゃうのがいやだなと思って。」というお話もしていただきました。

毬谷友子さんの一人芝居『障子の国のティンカーベル』は、7月12日 (日) 〜7月20日 (月・祝)まで、東京芸術劇場にて公演予定となっています。
チケットなど詳しい情報は、毬谷友子さんの公式HP等をチェックしてみてください。


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