今日は、タブラ奏者のU-zhaanさんにお越しいただきました。
…と言っても“タブラ”ってなんだろうと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
“タブラ”はインドの打楽器。低音の太鼓と高音の太鼓を組み合わせて演奏されるタブラですが、ドラマなどではちょっと不穏な空気になるときに使われることが多いんだとか。
そもそもU-zhaanさんがタブラに出逢ったのは大学生の頃。友達を家に呼びたいと思って購入したけど、太鼓が家に有ると言う機会がなくて…というお話もしていただきましたが、、、そこから毎年インドの師匠の下に通い続け、なんと今年で17年になるんだそう。
そして実は、タブラには楽譜がないそうで、口承で伝えられているものなんだそうです。
音を表す“タカタカ”というようなリズムがあるということなんですが、
「一個一個がタブラを叩く音の名前になってて、それを聞くだけでタブラ奏者はみんな叩けるとか、逆にタブラを演奏してるのを聞いたらそういう風に聞こえるとか。
絶対音感持ってる人みたいな感じですね。
インド音楽なんて、絶対音感持ってる人が聞いたら気持ち悪いことがいっぱいだと思う。
アラブとかインドの音楽の中には微分音っていうのが有って、ミなんだけどちょっと低いミとかあるよね。
(タブラは)言葉を聞いて叩けるとか、叩いてる音が言葉になるっていう段階にならないと、自由に演奏が全くできない楽器だと思う。言葉とかに縛られなくなるために言葉をきちんと覚える、みたいなところがあります。」とおっしゃっていました。
タブラのことについてたくさんお聞きしてしまって、U-zhaanさんの本についてのお話などを聞けていません!
ということで、U-zhaanさんには明日もお越しいただけることになりました〜。
お楽しみに!!