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オンエアレポート

05
02
Thu

ゲストは・・・由紀さおりさん

今日は、由紀さおりさんにお越しいただきました。

小さい頃から歌い続けてきた由紀さんですが、そんな由紀さんも懐疑的になる時もあって、歌じゃない人生を探そうと思ったこともあるんだとか。
でも、違う人生を探すという時になって、また歌う世界へ引き戻されるという現実があって、それから「これは神様から与えられた役割かもしれない」と思うようになり、それから本当の意味で“歌う事”に対座した、ということでした。

由紀さんと言えば、PINK MARTINIとのコラボが話題となりましたが、そのアルバムがリリースされて約1年半、新しいアルバムが完成、3月にリリースされました。
今回のアルバムは洋楽のカバーとなっているんですが、
「日本の歌謡史の中にはジャズシンガーだった方が歌謡曲を歌ったり、ジャズを日本語で歌ってくださったり、ひばりさんも“ジャズを歌う”というアルバムをお出しだし、そういう先輩たちがやってきたことを今度は私が担う事ができたらいいなと思って。」とおっしゃっていましたね〜。

レコーディングでは3回くらい歌うという由紀さん。
「何回も歌っちゃうと慣れてきて、やっぱりどこかゴツゴツしたとこが、滑らかに歌えばいいっていうもんでもないような。慣れちゃうっていうのがよくないなと思うので、3回くらいでOKになるように自分で持っていくという感じですね。」ということですが、、、なるほど。。。
「日本語ってやっぱり基本的にはリズムじゃなくてメロディ、旋律だから、そして句読点がちゃんとあるでしょ、英語にセンテンスがあるように。だからやっぱりそこがブレッシングになって欲しいんだけど、なかなか今はそういう歌が少ない、あえてそれをしないっていうトライの仕方もあるじゃない?でも、それだと私たちの世代の人は何言ってるかキャッチするのが難しいんですよ、句読点通りに息継いでくんないと、ね。だから、もちろん松尾さんの作品にはそういう事はないけど、やっぱリズムがすごい大事なんだな、っていうか強弱?それは言葉よりもそこに強弱をつけないとメロディとして聞こえてこないっていうのは私にはすごいチャレンジでした。これからはそこもクリアしつつ、日本の言葉の置き方を、そういう歌でもやりたいっていう気はすごくしてます。」とおっしゃっていた由紀さんにとってもチャレンジだった今回のアルバム、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

現在、スプリングコンサート真っ最中の由紀さおりさん。直近の5月11日は千葉で公演予定、そして、ドラマティックコンサート2013 PANDRAは6月18日から、赤坂ACTシアターで公演予定となっています。詳しいライブの情報は公式HPやブログをチェックしてみてくださいね。

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