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オンエアレポート

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Wed

ゲストは・・・ヴァイオリニストの古澤巌さん


今日は、ヴァイオリニストの古澤巌さんにお越しいただきました。

以前、情熱大陸のフェスでご一緒した古澤さんと坂本美雨、久しぶりの再会です。

6月にアルバム「~Le Grand Amour~想いの届く日」をリリースされた古澤さんなんですが、今回のアルバムでは3曲目「バークレースクエアのナイチンゲール」と6曲目「煌きの大地へ」に参加している雅楽演奏家の東儀秀樹さんとはご友人ということで、最近では毎年のようにアルバムに参加してもらっているんだそうです。
さらに、一緒にコンサートツアーもされるということで、お互いに曲を提供し合って、お互いに2曲ずつそれぞれのアルバムに収録しているんだとか。
雅楽と西洋の楽器で一緒に演奏することに対して古澤さんは、
「私たちは雅楽そのものは教科書だったり、結婚式だったりで見て知っているけど、実は“儀式そのもの”はあまり目にする機会はなくて、閉ざされた空間で神様へ向けて行われるものが多い。そこへ、私たちの前へ東儀秀樹という人間が飛び出してきてくれたことで、雅楽というものと西洋の音楽をやっている人間が、同時代に音楽を奏でるチャンスをもらったと思う。」とおっしゃっていました。

そんな古澤さんの「心の火」とは・・・
創作活動や演奏活動をしていく中で、モチベーションを保ち、自分を高めていきたい、精神的にも深いものを求めていきたいという願望がみんなあると思う。演奏活動をするときには体を使って演奏するわけで、そんな中で精神的なものをなにか探したとき、自分は日本の武道に助けられた。20年くらい居合道を習い、今は合気道をしているけれど、ただ人と戦うために学ぶのではなく、いろいろと訓練することで、今までやったこともないような演奏に出会ったりする。
ということで、自分の中で燃え続けていてくれるバッテリーなのか何なのか、それを大切に、また認識しながら、どんどん活用していくことで、出来れば90代まで、現役をやっていたい。
結果的に楽器を弾いているように見えているだけで、みなさんに聞いていただいているのは自分のありかたそのものと言ったほうがいいのかもしれない。
といったお話をしていただきました。


そして、ラジオを聞いてくださっている皆様からいただいた「心の火」メッセージ、今日は、神奈川県にお住まいの半熟カステラさんからのメッセージです。
「大切にしている想い、それは、“海外の人々をもてなす心”です。
去年の秋、我が家はホームステイの受け入れをして、マレーシアから一人の女性が来ました。彼女は、震災があったにも関わらず、初めて日本に来てくれました。
“震災があっても、私は日本が好き。日本は素晴らしい国だから、行くことで応援したい。”と言ってくれた彼女とすごした10日間。それは、私たちに希望の光を灯してくれたかけがえのない時間でした。」
海外から見た日本、それを愛してくれる人の目から見ると、私たちもまたその視点で日本を愛する事が出来る、そういう貴重な時間だったなぁと思います。
半熟カステラさん、本当にありがとうございます。
ディアフレンズでは、リスナーの皆さんの“大切にしている心の火”メッセージをお待ちしています。

さて、古澤さんにはスタジオで生演奏もしていただいたんですが・・・、実は古澤さんのヴァイオリン、チェロの弓を使用されているんです!
音圧を上げるために試しにチェロの弓を使ってみたところ、中音域がよく出るようになって、自分でも低いほうの音を弾くようになった、ということなんですが、きっかけはあるコンサートで長野県に行った時にケースを開けたら弦が入ってなかったという驚きのアクシデントからなんだそうです。
なんて幸運なアクシデント!!!すごい!

そんな古澤巌さんのヴァイオリンを生で聞けるチャンスがありますよ〜。
「LIVE UNDER THE TREE 〜Le Grand Amour Jazz Trio〜」全国を回るツアーとなっています。
詳細は、公式HPをチェックしてくださいね。

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