オンエアレポート

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07
Wed

ゲストは…THE ORAL CIGARETTES・山中拓也さん、中西雅哉さん


今日は、初登場、THE ORAL CIGARETTES・山中拓也さん、中西雅哉さんをお迎えしました!


もう一度聞きたい!ゲストの方が好き!という友達に教えてあげたい!聴き逃した〜!という方はこちらへ。
※一週間以内のみ聴収可


番組公式インスタアカウントも!
ゲストの方のサイン&コメントの写真もあります。
是非チェックしてみて下さい。

『ReI project』についてお話を伺いました。
『ReI(読み:レイ)』は福島・南相馬に訪れた際、実際に被災地を自分の目で確かめたことによって生まれた楽曲。
サイトにて、フリーダウンロードする事ができます。


「被災地にいって感じた事だったんですけど、そこに行かなかったりそこから目を背けてたりしたんですよね。ライブに行くまでは。あんまり分かったような事言いたくないなって思っていたので、触れないようにしてたんですけど。先輩のツアーで連れてってもらって、そこで実際に被災した場所に行く事によって、それまでは”全て無くなってしまったんじゃないか”って印象が僕あったんですけど、そこには沢山の想いを持った人がいたりだとか、そこに漂ってる空気…って言ったらすごい伝わりにくいかもしれないですけど、空気が残ってるなって思ったんですよ。未来に繋げる事が出来る空気があるなって。」


「中途半端な気持ちで楽曲を書きたくないっていうのが、すごい自分の中で大きい2年間だったんですよね。沢山苦しんだ人がいるし、辛い思いをした人がいるので、それに対して簡単な思いで楽曲を書けなかったので…。この言い回しどうかな?とか、この単語は適切じゃないかなとか、ひとつひとつ本当に細かいところまで確認していくって作業がこの2年間の中で多くて。デモにしたタイミングは1年ちょっとで、皆に送って、うちのマネージャーが”こんなに力を持った楽曲ないから、もう今すぐ出しましょう”って話にもなってたんですけど。それは違くて、ここからまた1年間この『ReI』って楽曲しっかり皆のもとに届くようにもっと歌詞も書き換えたいし、っていう話で、すごい長い間時間を作ってこの曲のリリースまで持ってきました」


「僕らも、実は関西でちっちゃい時に阪神淡路大震災を経験していて、…覚えてないんですよ、正直。それをずっと背負って生きてきたっていう実感は全然なくて。でも自分が大人になってから色んな被災した場所を見るようになって、自分たちももしかしたらこういう場所にちっちゃい頃いたのかもしれないなぁっていうのも感じたので。自然災害っていうのは止められないものですし、生まれ変わっても付きまとってくるものなので。今ちっちゃくてその認識が無かった子たちにも、大人になった時にこの曲を聴いて、また災害が起こった時に、これずっと無料で配信してるので、怖いなとか辛いなとか、今何が起こってるか分からななって時に、寄り添ってくれる楽曲になればすごく嬉しいなって思っています」


今回の楽曲はプロジェクトの第一弾。
ただ新曲を出したという、一回きりの事ではなく今後も続けていくプロジェクト。
多くの方の耳に届く事を願って。


詳しくは、
THE ORAL CIGARETTESのオフィシャルサイト「ReI-project」のオフィシャルサイトをご覧ください。