2021/09/26

写真を撮るだけじゃもったいない! 滝ガール・坂崎絢子おすすめの“滝の鑑賞法”とは?

DDP編集部

9月26日(日)の放送では、“滝ガール”こと坂崎絢子さんをゲストに迎え、滝の魅力についてたっぷりと語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、坂崎絢子さん

恋に落ちたような感覚

滝が好きすぎて全国の滝をめぐってきた坂崎さんにとって、滝の魅力とはズバリ「癒しをくれるところ」。坂崎さんは東京育ちで自然があまり身近ではなかったものの、18歳のときに自動車の運転免許を取得したのをきっかけに、ドライブがてらきれいな渓流のある山へ出掛けたのがきっかけで、滝を見に行くようになったと言います。

そんな坂崎さんが初めて魅了された滝は、長崎県にある「龍頭泉(りゅうとうせん)」。しかも、見に行ったときはたまたま坂崎さんしかおらず、ひとり占め状態だったそうで、「体全体で滝を感じたのは初めてだった。恋に落ちたような感覚で、運命的でした」と振り返ります。

滝ガール流のおすすめ鑑賞法

坂崎さんが滝を鑑賞するときのルーティンは、「見る、聴く、触れる」の3ステップをおこなっているそう。まずは“見る”。滝全体の雰囲気を見て「ファーストインプレッションで滝を擬人化している。人に例えると“この滝はどんな滝だろう?”と感じながら見る」と言います。

ちなみに、擬人化する際のポイントにしているのは“水の勢い”。サラサラとやさしく流れる滝もあれば、“ドドドドド……”と激しく落ちている滝などさまざまで、「まず、(水の勢いが)男性的か女性的かで分かれます」。さらに光の当たり方などからもイメージしていくそう。

次に“聴く”。擬人化して楽しんだ後は、「滝の音は千差万別なので、しっかりと音を聴きます」と坂崎さん。おすすめの聞き方は、滝を背にし、両手をお椀のようにして滝に向けて耳の前に当てると「滝の音だけがとてもクリアに聴こえて、体に滝の音が染み込んでいくような感覚がある」と語ります。

そして最後は“触れる”。(安全を確認したうえで)できるだけ滝に近づいて「水しぶきを浴びたり、滝つぼに手を当てて感触や水の温度を体感する」と言います。滝を訪れて、「“写真を撮って終わり”だけだともったいないので、じっくり滝を感じる時間を作っていただくのがいいと思います」と力説します。

滝の写真は“人”を入れて撮るべし!

滝の写真を撮るときもこだわりがあるという坂崎さん。滝単体で写真を撮ってしまうと、「(滝が)どのぐらいの大きさなのかが伝わりにくい。なので(大きさを)比べるために、人に(被写体として)入ってもらって撮影したほうが良い。1人で行ったときでも、セルフタイマーで自分が滝の隣に入って、ツーショットを撮る感じで」とレクチャーします。

写真に人が映っていることで、「滝のスケールも感じられて、滝(の水しぶき)を気持ち良く浴びている人の表情も撮れる」と坂崎さん。また、最近のスマートフォンの機種によっては、シャッタースピードを変えられるものがあり、「シャッタースピードを遅めにして撮影すると、(滝から落ちる水が)糸のようにサ〜ッと流れているように撮れるし、速くすると水しぶきが弾けているように撮れる」とワンポイントアドバイスも。

これにホランは、「水しぶきが見えるぐらいクリアな滝がいいのか、ザ〜ッと水が連続して落ちている感じの滝が好きなのか。いろいろ試してみて、自分の好みを探すのも楽しそう♪」と関心を寄せていました。


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