2022/02/17

Drive Discovery PRESS Vol.46 編集後記

DDP編集部

昨晩は2月の満月でしたが皆さんは夜空を見上げましたか?ネイティブアメリカンの習わしでは、毎月、その季節に合った名前がつけられるという満月。2月や雪景色を照らす満月ということで、「スノームーン」と呼ばれるのだとか。満月の夜はあまり星は見られませんが、冬場は星がよく見える季節ということで、国立天文台副台の渡部潤一さんを特別特派員にお迎えした今回のDDプレス。編集長の星空愛が溢れ出るトークとなりました。

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流れ星と箒星は違うもの!
ついつい同じものと思いがちな「流れ星」と「箒星」。実際にそういった間違いはよくあるそうで、松任谷由実さんの「ジャコビニ彗星の日」という歌も、実は、「ジャコビニ流星群」のことを歌ったものなのだとか。「とてもいい歌なんですが、天文ファンの間では有名な話なんですよね〜」と笑う渡部さん。他にも大人気アニメの「君の名は」にもニュースが流れる場面で、彗星が太陽の周りを回ってない、など、天文ファンからツッコミが起きたことも。

渡部さんが一番感動した天体ショーとは?
長年星空を見てきた渡部さんにとって忘れられない天体ショーは2001年のしし座流星群なんだとか。毎年流れ星がたくさん見られるわけではなく、実は、33年ごとに母親の箒星が太陽に近づくその前後数年間しか流れ星がたくさん見られないというしし座流星群。この時は、1時間に2000個から3000個の流れ星が流れたそうで、流れ星を一生分見た気分になったのだとか。

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他にも「星雲とは?」「星はどうやって生まれるの?」と質問攻めだったホラン編集長。渡部さんもわかりやすく丁寧に説明してくださいました。

次回はそんな星空を楽しめる全国のスポットなどもご紹介!
ぜひ夜空のガイドに、お楽しみください!

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