Dream Heart(ドリームハート)

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Dream HEART vol.382 タレント REINAさん 「やってみたいと思ったらすぐにやる」

2020年07月25日

今週ゲストにお迎えしたのは、タレントのREINAさんさんです。

REINAさんは、1988年、アメリカ・ニュージャージー州のお生まれです。

2010年12月、ブラウン大学をご卒業後、ハーバード大学院をご卒業されます。

その後、ビル・クリントン事務所や、
インターポール(国際刑事警察機構)にインターンシップとして勤務されましたが、
2014年に、来日され、芸能事務所、ワタナベエンターテインメントの、
コメディスクールに入学されます。

そして、デンジャーDと、お笑いコンビ「セクシーチョコレート」を結成されますが、
2016年に解散。

解散後は、タレントとしてテレビやラジオなどでご活躍の傍ら、
東京・青山にある、英語コミュニケーションスクールのベンチャー企業、
「SparkDojo」の執行役員を務めていらっしゃいます。


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──華麗なる経歴

茂木:ニュージャージー州でお生まれになったということは、アメリカ国籍も持っているということですね。

REINA:はい、そうですね。

茂木:ブラウン大学と言えばアイビーリーグの名門中の名門なんですけど、何の専攻をされてたんですか?

REINA:政治学です。国際政治学の中の「グローバルセキュリティ」と言いまして、世界安全保障というフォーカスみたいなものがあるんですけど、そのトラックを受けて専門にしていました。

茂木:そこで学ばれて、ハーバード大学の大学院に行かれたんですけれども、ハーバードではどのようなことを研究されてたんですか?

REINA:ハーバードは、中東地域を研究するような学部があるんですよ。私はその中の「テロ対策」でしたり、「セキュリティ問題」ということに関して研究を進めていましたね。

茂木:なるほど。噂によると、英語はもちろんですけど、アラビア語、ペルシア語も…?

REINA:そうですね。ペルシア語はもう最近、アラビア語も全然使ってないんですけど、一応4〜5年勉強していました。

茂木:すごいですね。特にアラビア語は世界でも一番難しい言語のひとつと言われているみたいですが。

REINA:文法が難しいですね。文法と、音ですね。日本語にも英語にもないような音がかなりあるので。

茂木:そしてブラウン、ハーバードという全米を代表するトップスクールを出られて、インターポールは在学中にインターンですか?

REINA:はい。本当にインターポールという組織に興味がありまして。日本と違って、アメリカのインターンシップは本当にほとんどの組織や企業が行なっていて、日本のように採用プロセスがあったりというプロセス化していないところが多いんですよね。なので、普通に人事部に『ちょっと興味があるんです。インターンしてもいいですか?』というふうにメールを出すと、OKしてくれる場合があります。
インターポールの場合もメールを出してみまして、そういう経緯から『じゃあこういうプログラムがあるからどうですか?』というのが返ってきて、インターンシップをやることになりました。

茂木:「インターポール」(国際刑事警察機構)というのを一般のリスナーにわかり安く説明すると、どういう組織なんでしょうか?

REINA:「ルパン三世」にインタポールで働いてらっしゃる方がいるんですよね?

茂木:銭形警部かな?

REINA:銭形さんのイメージがすごい強いらしいんですけど…。実際はインターポールは結構平凡と言いますか、情報収集・情報分析をメインミッションとしているような機関なので、各国の地元の警察と連携して情報を提供したりするような組織なんですね。なので、銭形さんのように現場に行って犯人を追いかけて…というのは全くなくて、ほぼほぼデスクワークですね。

茂木:なるほど。今お話を伺っていて、中身はアメリカ人なんだなとよくわかりました(笑)。
そしてFBIでも勤務されていました?

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REINA:いえ、FBIでは勤務していないです。受けただけなんですけど、FBIのボストンオフィスで何回かインタビューでしたり、ちょっとした面談というのを重ねました。

茂木:そして、CIAも?

REINA:CIAは長かったですね! 入ってはいないんですけど、受けるプロセスがすごく長くて、2年間ぐらいでした。大学3年生の時から始めて、卒業して1年後にオファーを貰った感じです。

茂木:オファーが来た!

REINA:そうなんですよ、すごい不思議な体験でした(笑)。そのプロセス自体を人に話せないんですよね。なので、自分でも振り返ってみると、「あ、これ本当にあったんだっけ?」というような感じの出来事が多かったんです(笑)。

茂木:もしCIAに入っていたらどうなっていたんですかね?

REINA:どうなっていたんでしょうね(笑)。たぶん中東なので、政治的にもセキュリティ的にも不安定な地域ではあるじゃないですか。なので、ちょっと危ない目には遭っていたのかな、と思います。

茂木:でも、日本に来て、「ワタナベエンターテインメント」という大手芸能事務所ですよ。そこで、コメディスクールに入ったのは、どういう決断だったんですか?

REINA:私は経歴を、みなさんに『華麗なる』とかそういうキーワードを入れて頂いているんですけど、本当の私の“素”というのは、ふっと「やりたいな」と思ったらもうやっちゃうタイプの人なんですよ。それだけしかなくて、CIAもそうですし、インターポールもそうですし、ワタナベエンターテインメントもそうです(笑)。
「やってみたいな」と思ったらもうすぐにやるんですよ。なので、日本に来た時も、来日して、シェアハウスを見つけて、次の日に“ワタナベエンターテインメント面白そうだな”というのを見つけて、またその次の日に応募して、その次の週にはもうワタナベコメディスクールに入学が決まって、入学しましたね。

茂木:そして、これが伝説となっております! 「50日間、豪華クルーズ船に乗って、全く見ず知らずのセレブの方に部屋に誘ってもらう」というミッション! これすごいですね。

REINA:これは本当に楽しかったです! すごい貴重な体験をさせて貰いました。

茂木:CIAに合格されているREINAさんにとっては簡単だったんでしょうけどね。

REINA:いやいや、そんなことないです! 私は本当にコミュニケーション苦手なんです。苦手だからこそ、すごく気にするんですね。私はコミュニケーションというのを自然にできないんですよ。なのでクルーズでは、色々な今まで読んできたことでしたり、研究してきたものを実践する、すごくいい機会だったので良かったです。

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