Dream Heart(ドリームハート)

土曜22:00-22:30 TOKYO FM/全国38局でON AIR 各局放送時間

REPORT 最新のオンエアレポート

Dream HEART vol.467 女優 三倉佳奈さん 「脳科学」と「子育て」

2022年03月12日

三倉佳奈さんは、 1986年、大阪府のお生まれ。

1996年、NHK朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』で、
双子のヒロインの少女時代を演じ、脚光を浴びました。

以後、双子のお姉さん、三倉茉奈さんと共に“マナカナ”の愛称で親しまれ、
テレビ、ラジオ、映画、CM、舞台、イベントなどで国民的な人気を誇り、
また、ManaKana名義で、歌手デビューもされていらっしゃいます。

そして、2008年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説『だんだん』では、
お姉さんの茉奈さんと共に、朝ドラ史上初となる二度目のヒロインを演じ、
舞妓の役に挑戦するなど、女優としての活動の幅を広げ、
現在も、数々のドラマや舞台で、ご活躍中でいらっしゃいます。


null


──登場人物の気持ちを想像させる

茂木:今、茉奈さんとお二人で『マナカナんち』というYouTubeやっていらっしゃいますね。仲良く、子育てについてなど色んなことをやっているんですけど…、子育てされる中で色々悩まれることがあるとお聞きしたんですが。

三倉:もう、毎日ずっと悩んでいます(笑)。

茂木:わかりました! 私めが、脳科学者として何でもお答えしましょう!

三倉:(笑)。いいですか? 今、上が小学一年生・7歳の娘で、下が年中で5歳の息子なんですけど…。上の7歳の娘は自分で本を読んだり字を書いたりするんですけど、5歳の息子の方は、何となく字が読めるはずなのに、絵本を自分で読もうとしないんですよ。結局私が読み聞かせをする形なんですけど、その時も絵ばっかり見て字を追わないんです。
そろそろ簡単な絵本でもいいので、自分一人で読もうとしてほしいなと思っているんですが、これはどうしたらいいのかお聞きしたいです。

茂木:まず、同じ年齢だと、女の子の脳の方がちょっと先に発達するということが知られているんです。男の子の方が先に発達しないのは当然なんですけど、もう一つ、本当に人によってペースがあるんですよ。

三倉:焦る必要はないということですかね。

茂木:あと、読み聞かせの時、脳科学の世界でいいと言われているのは、登場人物の気持ちを想像させながら、そういうことを質問しながらやるといいと言われているんですよ。
例えば『桃太郎』で言うと、「おじいちゃんおばあちゃんは、桃太郎を送り出した時にどんな気持ちだったか」、「鬼は、桃太郎がやってきた時にどんな気持ちだったのか」、「成敗された時はどんな気持ちだったのか」とか。

三倉:へぇ〜! 面白い! 鬼の気持ち!

茂木:そういうことを聞いたり会話しながら絵本を読むと、専門的には『心の理論』と言うんですけど、“相手の気持ちを推定する・推しはかる”ということが、脳の能力として発達すると言われているんです。これは人間としてすごく大事じゃないですか。

三倉:そうですね。たまに、子供に「どうして泣いちゃったんだろう?」とか質問を挟むんですよ。でも「そんなこといいから次!」みたいな感じに言われるんです(笑)。

茂木:そこで興味を持ってもらわないとな。

三倉:そうなんですよね。「次のページを早くめくって!」という感じで。次が気になるんでしょうね。

茂木:なるほどね、そうか…。でも、ご存知だと思うんですけど、とにかく読み聞かせは子供の脳の発達という意味ではとてもいいんです。

三倉:じゃあ、その“自分で読む”ということもですけど、“スキンシップの一つとして読み聞かせをしてあげる”ということを長く続けてもいいということですか。

茂木:そうです。

null


──子供が自分で考えるような遊び

三倉:いいことを聞きました! それから、子供の脳の発達にいい遊びもぜひ知りたいですね。

茂木:今はどんな遊びをされていらっしゃいます?

三倉:今は将棋とか、オセロ、トランプ、ラミーキューブというのがあったり、ブロックスとか、そういうボードゲーム・カードゲーム系に、家族4人で嵌まっています。

茂木:すごく、模範的な家庭ですね…! 素晴らしい! 何の文句も付けようがないです。

三倉:そうですか(笑)。

茂木:我々、脳の研究をやっている立場の立場から、一つ。子供達が自分でルールを工夫できるゲームというのが一番いいとも言われているんですよ。

三倉:いいですね。子供達の中で生まれる遊び。

茂木:昔だと、ペンで倒しながら陣地を取る“陣取りゲーム”とか、自分で考えてやったりもしたんですよ。自分達でルールを考えたり、審判・判断をすることで『メタ認知』の能力が養われると言われています。だから、「どういうルールにしたら面白いかな」と子供達が自分で考えるのが一番クリエイティブなんですよね。

三倉:それはいいですね! 最近は百人一首で“坊主めくり”をやっていて、“坊主の札が出てきたら(場の)札を取れる(場に札を捨てる)”というのがあるんですけど、それとは別に“紫式部さんが出てきたら、こういう人にカードをあげよう”とか、子供達が別のルールを作り始めていて、それがいいな、と。

茂木:すごい、それですよ! 何でそれが大事かと言うと、「こういうルールにすると皆が平等に楽しめるよね」とか、「皆に勝つチャンスがあるよね」とか。

三倉:人の気持ちを考える、と。

茂木:そう! これが、これからの子供達が、例えば将来ゲームを作ったり、インターネットのサービスを作ったりとか、そういうクリエイティブなことに繋がっていくんです。

三倉:そうですね。これからは余計にクリエイティブが大事ですよね。ちなみに、外遊びでのおすすめはありますか?

茂木:僕が激推ししているのは“かくしっこ”という遊びです。公園で落ちているものを使って、一人の子が隠した物を、他の子が皆で見つけるというゲームなんですけど。これの何が面白いかと言うと、余り難しいところに隠すと見つけてもらえないでしょ? だから適宜いいところで(隠す)。あと、何を隠すことにするか。例えば何の変哲もない石ころだと、そもそも何かわからないじゃないですか。だからすごく色々な要素が入ってくるんですよ。

三倉:面白い! “かくれんぼ”じゃなくて“かくしっこ”というところがミソですね。

茂木:子供達は宝探しが好きですし、かくしっこをやると子供達の個性がかなり出ます。本当に小さな子だと、そこら辺の小さな石ころを隠そうとしたり、ちょっと知恵が回ってくるとすごく複雑なところに隠したりして。それはわからないじゃないか、と(笑)。面白いですよ。

三倉:面白そう。やってみます!

null



ミュージカル「犬との約束」

↑現在、公式サイト先行でチケット販売中!
 詳しくは公式サイトをご覧下さい!


三倉茉奈 三倉佳奈(マナカナ)OfficialWebsite


三倉佳奈 Blog


三倉佳奈Instagram


マナカナんち / 三倉茉奈、三倉佳奈 - YouTube
  • mixiでシェアする