2017年10月14日
今週お迎えしたのは、先週に引き続き、スイスにあるモーリス・ベジャール・バレエ団の芸術監督 ジル・ロマンさんです。
1960年、フランス生まれ。
7歳でバレエを始め、当時、フランスの天才振付家と呼ばれていた、モーリス・ベジャールが設立した
20世紀バレエ団、今の「モーリス・ベジャール・バレエ団」に、1979年入団。
「未来のためのミサ」という公演で主役に抜擢され注目を集めます。
以降、『ハムレット』、『ニーベルングの指輪』、『バレエ・フォー・ライフ』など、
ベジャールのほとんどの作品で、重要な役を踊るようになります。
当時、その陰影のある演技とシャープなダンスは、衝撃的だったそうです。
そんなジル・ロマンさんにお話を伺いました。
──手紙の答え
茂木:モーリス・ベジャールさんは東京バレエ団と...