Orico presents FIELD OF DREAMSOricoFIELD OF DREAMS

この番組では、「夢に向かって頑張っている人を応援する」をコンセプトに、夢をかなえ活躍する方々をゲストに迎え、そこに向かうまでのプロセスや、努力、苦労、そしてかなえたときの喜びを深く掘り下げていきます。

パーソナリティ 川田裕美プロフィール


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2018.08.26

「あの日チビがカニになっていなかったら、その生活をたぶん続けていたと思うんですよね」:女優・室井滋さん
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、先週に引き続き女優の室井滋さんです。

室井滋さんの第1の人生のターニングポイントは、
学生時代から長く暮らしていた早稲田の町を離れた時でした。
このことをきっかけにして、社会人としての独立心が芽生えたということです。

そんな室井滋さんの人生に起こる第2のターニングポイントを伺いました。

●チビとの生活


川田「さっそく第2の人生のターニングポイントを教えていただけますか?」

室井「愛猫のチビを飼い始めた年の年末のカウントダウンですね。2000年、ミレニアムの年です」

川田「この年は何があったんですか?」

室井「実は私小型船舶の一級の免許を取得して、一時クルーザーなんかも買っちゃって。
ちょっと最初の方が当たっちゃったりしたから、生意気なことを言いますけど何にお金を使ったらいいのかわからなくて(笑)」

川田「はい(笑)」

室井「海上生活をするのが夢だったんですね、私は富山出身なのでもともと海辺の街で育ってるんですね。子供の頃からテトラポットの上で鬼ごっこしたりとかしてて。
東京出てきて、一通りいろんな遊びも覚えて、“なんか都会ってつまらないな”って思うようになって、“海がないからだ”と思って釣りに行くようになっちゃたんです」

川田「そうだったんですね」

室井「仕事行って自分で車を運転して、浦賀の方に船を止めてそこで過ごして。そこから仕事に行って、またそこに戻るみたいな」

川田「え〜!(笑)」

室井「そうすると、だんだん顔が黒くなっちゃって、お風呂も入ってるんですけどいつも顔から潮が吹いてるみたいな(笑)。
メイクさんから『ファンデーションがくっつかないんだけど』って言われて(笑)うちのおばさんの社長なんですけど『あんたいい加減にして!』って言われて」

川田「これがお仕事に影響が出ちゃったんですね(笑)」

室井「それでミレニアムのときに、氷川丸のまわりでクルーザーが集まるんですよ。特別なときだったので友達も呼んだりしてちょっとゴージャスにして。
チビを1999年、9月くらいに拾ったんですけど、まだ子猫だったんですよ。チビも一緒に連れて行って、オーナーズルームという部屋があって外に出ないように入れて、デッキでみんなではしゃいでたんですよ」

川田「うんうん(笑)」

室井「カウントダウンをして、氷川丸のまわりの船がホーンを鳴らすんですよ(笑)。あと花火的なものも上がったと思うんですね。
シャンパンなんか開けて喜んで、“チビどうしてるかな?”と思って見に行ったら、音にビックリして口から泡吹いてカニになっていたんですよ(笑)」

川田「あら〜、ビックリしすぎて!」

室井「私もパニックして、私がカニになる番になっちゃいまして(笑)。
それで降ろしてもらって、あとはみんなに任せてタクシーに乗って帰っちゃったんですよ」

川田「そうですか」

室井「チビは大丈夫だったんですけど、本当に悪いことしたと思って。
ずっとチビに謝っちゃって『今日で船の生活やめるから!』って、あんなに楽しんでいたくせに(笑)」

川田10年も続いたのに(笑)」

室井「それで船を売る決心をしてやめました」

川田「本当に猫ちゃんを大事にされているんですね」

室井「チビがすごく可愛かったし、そんなに怖い思いをさせて本当に申し訳なかったなと思って。
そこから他の野良ちゃんも拾うようになって、船から猫に変換していったというか(笑)」

川田「一番多いときは何匹いらっしゃったんですか?」

室井「家で6〜7匹飼っていて、他にも拾っていて全部で14〜5匹かな。最終的にはうちには6匹残りました」

川田「エッセイにも書かれていますが、ここからおうちを買われるわけですよね」

室井「船はやめてそれを元手にして(笑)。大した家じゃないんですけど、猫のためにいい家にしようと思いまして」

川田「そこから室井さんご自身の生活も変わりましたよね」

室井「全然変わっちゃったんですね、それまでは朝まで飲んでいましたし、釣りもそうやってやってましたから。
そういうのを全部やめて、乾杯してちょっとしたら帰って行くみたいな、付き合いの悪い女になりました(笑)」

川田「そうだったんですね」

室井「チビが来た頃ってとっても忙しくて、連ドラの主役をやったり、電波少年であちこちに行ったり…ほとんど寝てなかったんですね。
でも、猫が来るようになってそういう自分の生活を省みるようになったというか…今はまだ元気だけど、10年後に自分はボロボロになっているんじゃないかな?とか、そういうことを思ったり。
それまではイケイケドンドンでやってきていたので、初めて自分の健康とか先のことを考えるようになりましたね。おそらく、チビと出会わなくてあの日チビがカニになっていなかったら、その生活をたぶん続けていたと思うんですよね」

川田「そういったことを気付かせてくれたのかもしれないですね」

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>>来週は、プロレスラーの棚橋弘至さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
お楽しみに!
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2018.08.19

「69650円、今でも覚えてるんですけど(笑)」:女優・室井滋さん
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、女優の室井滋さんです。

室井滋さんと言えば『やっぱり猫が好き』『花子とアン』
『ファインディング・ドリー』と、いろいろな作品が思い浮かびますが…最近は絵本作家としてもご活躍中。

先月、世界文化社から『室井滋のてぬぐいあそび絵本 ピトトト トンよ〜』をリリースされたばかりです。
絵本のお話も含め、室井滋さんの人生に起こるターニングポイントを伺いました。


●芝居の道


川田「室井さんは、お子さんのころはどんな子供でしたか?」

室井「神経質なところもあれば、抜けちゃってるところとか、バランスの悪い子供だったかもしれないですね。
でも、お洋服を気にするような愛らしいところもありました、すっかりなくなっちゃいましたけど(笑)」

川田「ということは、可愛いのを着たいとか、お姉さんのような格好をしたいとか、そういう感じですか?」

室井「母がおしゃれが好きだったので、洋服屋さんで仕立ててもらったりっていう時に一緒に着いて行って『自分も既製品じゃイヤだ』と言って作ってもらうんですけど。
そのときに、『胸下に3段のレースをつけてください』と母が言うと『5段じゃないとイヤ』とか、そういことを言う生意気な(笑)」

川田「すでにこだわりがあったんですね(笑)。ということは、同級生のみなさんからも一目置かれる存在だったのかもしれないですね」

室井「そうですね。だけどめちゃくちゃなところもあって、“どっちなの?”って感じだったと思いますね」

川田「学芸会などもあったかと思うのですが、お芝居をしたりとかはお好きだったんですか?」

室井「『鶴の恩返し』とか、小学校の教科書であったりすると、心の中では“私が鶴の役だわ”と思ってるんだけど
自分から『はい!やらせてください』とは言えなくて、“誰か私を推薦しないかな?”みたいに思っているような根回しするタイプ(笑)」

川田「やりたい気持ちはすごいあるんですね(笑)。実際に女優さんをやってみたいと思ったのはいつだったんですか?」

室井「高校生くらいですね、小学校の高学年で両親が離婚してまして。
父と祖母と3人暮らしだったので、夜、父が仕事で留守にすると祖母と2人みたいな生活だったので帰ってもつまらないんですよ。
その時間にお芝居とか映画を見てまわるみたいな、他の人より演劇に詳しくなっていったので」

川田「演じるという事はしていないんですか?」

室井「高校のときに、3年生を送る会でクラスの出し物をやらなければいけないときに、私が詳しいのをみんな知っていたので『室井にやってもらえば』
みたいな感じになって、自分で構成を考えて、自分で演出をして、自分で主役をやってみたいな。
そしたら、演劇部の皆さんから『なんであんなにできるのに、演劇部に入らなかったんだ』みたいなことを言ってもらったりして。
“これはいけるのかな”と思って、大学に入ったらお芝居をやろうと、その頃から決めていました」

●思い出の町、早稲田


川田「室井さんに訪れた第1の人生のターニングポイントはいつのことですか?」

室井「学生時代から長く暮らした早稲田の町を離れる時、離れたくない、離れた、でも離れられない……みたいな、そういう時ですね」

川田「この時を選ばれたのはどうしてですか?」

室井「大学に入ってから、早稲田の界隈にしか行ってないみたいな(笑)そういう引越しをしてまして。
その頃に文京区の方にある、ちょっと素敵な7階建てのマンション、私の憧れのマンションがあって、“将来こんなところに住めたらいいな〜”と、眺めていたんですよ」

川田「はい」

室井「ある日、『もう少し広いところがいいんだ』っていう風に不動産屋のおばちゃんに言って案内してくれたのが、その部屋だったんですよ」

川田「まさに!住みたかった部屋ですか!」

室井「そうなんです。でも、自分の予算よりも3万円も高かったんですよ。69650円、今でも覚えてるんですけど(笑)」

川田「学生時代のそれはきついですもんね」

室井「でも、そこに住みたくてしょうがなくて、そしたらそのおばちゃんが『あなた頑張ってここを借りなさい、ここを借りた人はみんな大出世して出て行くのよ』って言われたんですよ。
こんな縁起のいい部屋はないし、物件っていうのはそういうのがあるって。それまでそこの不動産屋に全部お世話になっていたから、私の事をよく知っていたんですよ」

川田「ご存知なんですね」

室井「それで借りちゃったんですよ。ところが、借りたらちょっとしたアルバイトが入ったり、なんとか69650円を払えるようなそういう部屋だったんですよ」

川田「いろんな事が舞い込んでくるような部屋なんですね」

室井「そこで長いこと暮らしているあいだに、友達とか、一緒に映画を作っていた仲間たちもどんどんいなくなっちゃって。
学校も7年行って中退なので、いつ学生で、いつ学生じゃなくなったかとか、大学のあいだにお芝居も始めて、“今日から社会人”っていうのが自分になかったんですね。
“これでいいのかな”とずっと思っていて、そんな時に付き合ってる人に『その町を出てみたらどうだ?』っていう風に言われて、初めて“早稲田から出よう”っていう決心をしたんです」

川田「それまでずっと長く住んでいたわけですからね」

室井「その時はルンルンで、新しいところにも引っ越したんです。
早稲田のその部屋を片付けて、お掃除も終わりましたと、できるはずの状態だったのに帰るとダメなんですよ。思い出がありすぎて返せないんですよ」

川田「どれくらい借りたんですか?」

室井「2年間くらい(笑)。もったいないことしてるのも分かるんですけど返せなかったんですよ。
その部屋で創作活動をしようと思って、エッセイも書いていたのでエッセイを書きにそこに帰って、早稲田の思い出話というか学生時代の話を書こうと思うようになって、それで『東京バカッ花』っていう、のちに書いた本……頭の中で企画がまとまったあたりに“部屋を返そう”っていう気持ちになれまして、その部屋から初めて卒業したんです」

川田「その時はすっきり、気持ち良く返せたんですか?」

室井「その部屋と早稲田に対する思いみたいなものが、“本にしよう”という気持ちになれたので、そこにストンと移行したと思うんですね。
その部屋は今も、どんな人が住んでいるか見に行ったりするんですよ(笑)」

川田「やっぱり気になっちゃうんですね(笑)」

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>>来週も引き続き、女優の室井滋さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
お楽しみに!

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2018.08.12

「ネタ見せがゴールだったんですよ」:オアシズ・光浦靖子さん
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、先週に引き続き、お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子さんです。

光浦靖子さんの第1の人生のターニングポイントは、1989年、18歳。
大学に合格して、東京で一人暮らしをした時です。

授業についてゆけず、学校へもゆかず、就職もしたくないと思っていた時に
ネタ見せをすることになり、徐々にお笑いの世界へ足を踏み入れたということでした。
今週はそんな光浦靖子さんの人生に起こる第2のターニングポイントを伺いました。


●ショック療法


川田「さっそく第2のターニングポイントを伺っていきたいのですが、どういうことがあったのでしょうか?」

光浦「21歳のとき人力舎にネタ見せに行った時ですね」

川田「それは現在の事務所ですよね。大久保さんと、ということですよね。どういう経緯で行かれたんですか?」

光浦「ある日突然、大久保さんは卒業できるのが決まってて、私は大学の留年が決まっていたので。
将来何もないし、何もやっていなかったのね、本当に家にいるだけで。
“このままじゃやばいぞ”ということで、ショック療法で一番世の中で嫌なことをやろうと思ってネタ見せに行きました」

川田「大久保さんはどういう感じでしたか?」

光浦「大久保さんは昔からお笑いが好きだから」

川田「それでも『うん、わかった』と、すぐなるものですか?」

光浦「大久保さんは意思がないもので、何を言ってもイエスしか言わないから。だから大久保さんの人生を作ってあげたのは私ですよね」

川田「今の大久保さんのキャラクターをプロデュースされているのも、全部、光浦さんのアドバイスですよね」

光浦「そうですね」

川田「ネタを書いたのは光浦さんですよね」

光浦「いや、『かよちゃんお笑い好きだからネタとか書ける?』って言ったら、最初は書けるみたいな話をしてたのよ。
『任せるね』って言ってたら、寸前になって『書けない』って言いだして。責任感強いの私の方だから私が責任感だけで書きましたよ(笑)」

川田「わ〜〜(笑)」

光浦「『かよちゃんボケね』って言って『わかった』って言ってたの。私が何かの時に『人前でボケるのってすごい恥ずかしいと思うんだよ』って言ったら、急に『わたし、ボケ嫌だ』って言いだして、それでまた私が責任感で『わかったよ、私がやるよ〜』っていうことよ」

川田「そんな風に出来上がっていってたんですか(笑)。最初のネタは思うようにできましたか?」

光浦「学園祭のレベルですよ、それをやるわけですよ。私にとって一番大事なのは、こんなに恥ずかしくて辛いことを乗り越えないと、私は社会に出れないと思って。とにかくネタ見せがゴールだったんですよ」

●ここはユートピア


光浦「オーディションは2〜30組いたのかな、挙手制でやっていくんですよ。ネタ見せ慣れした芸人さんはすぐやって帰って行くわけ」

川田「はいはい」

光浦「私たちは根っからの引っ込み思案だから、一番最初に行って、後ろの見付からないところに座って一番最後の一組に残っちゃって」

川田「じゃあ、もう遅い時間ですよね」

光浦「そう、遅い時間。その時にやったのよ」

川田「反応はどうでしたか?」

光浦「そしたら受かったんですよ、裏笑いで。ネタ見せしている人も朝からずーっといろんな人のネタを見てるわけ。
そしたら、面白いのか、面白くないのか分かんなくなってきちゃうっていうか、審査員の人がそういうゾーンに入ってたんだよね」

川田「はい(笑)」

光浦「そんな時に私と大久保さんが出てきて、ブスな女が2人で来て、私はとにかく人前で喋るのは死ぬほど嫌だったけど一生懸命喋ったんだよ。
床の線を見ながらボケてたの、練習したボケをね。大久保さんも下手に、ただただ痛く叩くみたいなツッコミでひどかったの。だけど、それがひどすぎて笑っちゃうみたいな」

川田「なるほど(笑)」

光浦「裏笑いで、審査員たちがすごい面白がって合格しちゃうわけですよ」

川田「お2人にとってはちょっと意外だったことですよね」

光浦「意外だよ!意外だよ!怒られて追い返されると思ったら、初めて人に褒められて。バイトなんて何回やっても怒られたことしかなかったのに。
『一週間後本番だから来てね』っていうことで行くわけですよ。
それで無事に舞台が終わるわけですよ。そしたら、大入袋にコンビで1000円だったかな、くれるわけですよ。それがギャラなんですよ」

川田「うんうん」

光浦「私は本当に、『ありがとね』と言われてお金をもらったのが初めてだったの。バイト全部クビになってるから。
お金もらう時は本当にイヤな顔されてお金渡されていたので、初めてイヤな顔をされずにお金をもらったことが嬉しくて。“ここはユートピアじゃないか?”と思うわけですね」

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>>来週は、女優の室井滋さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
お楽しみに!

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2018.08.05

「とにかく東京に出るのが私の夢でしたね」:オアシズ・光浦靖子さん
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、お笑い芸人であり、エッセイスト、手芸作家のオアシズ・光浦靖子さんです。
先日、毎日新聞出版からエッセイ『ハタからみると、凪日記』をリリースされました。
光浦靖子さんの人生に起こるターニングポイントを伺いました。


●プロレスが好き


川田「『めちゃ×2イケてるッ!』が終わると聞いたときはいかがでしたか?」

光浦「いつかは終わるので、“いつ終わるのかな?”って、どこかで思いながらやるじゃないですか。
だから、“あ、終わるんだ”と思いましたね」

川田「光浦さんが一番思い入れの深かった企画は何ですか?」

光浦「そうすると女子プロになっちゃうのかね〜」

川田「光浦さんが体を張っていましたよね(笑)」

光浦「最後まで悔しかった!技とかめっちゃ練習して、私は面白いプロレスをやりたいのに、感動にしたり、ゲストを立てるために私はやられ役になるわけよ。本当は私も難しい技とかやってるのに、ほとんどカットされてるから!この15年!
最後見てあったまきちゃって!なんだよ、この感動巨編!と思って」

川田「めちゃくちゃ感動しましたよ(笑)」

光浦「感動なんていらなくない!?(笑)」

川田「大久保さん出てきて、お母さんまで出てきて、ちょっと涙されてましたよね」

光浦「あの場では涙したけど、まさかあそこをオンエアしないだろうと思ってたの。そしたらあそこが軸にオンエアだったので、あの編集にガッカリしちゃって」

川田「女子プロレスは、いつぐらいから好きだったんですか?」

光浦「子供のときから。クラッシュギャルズが一世風靡したときに私たちが中学生くらいなのよ、それで女子プロにハマっちゃって」

川田「ご自身でやってみたいと思っていたんですか?」

光浦「子供のときから拳で悪い男をやっつけるのが憧れで」

川田「読書好きなイメージがあるのでプロレスと結びつかなかったですね」

光浦「喧嘩弱い人ほど強いのに憧れるじゃん(笑)」

川田「引っ込み思案な方でしたか?」

光浦「そうですね、引っ込み思案でしたね」

川田「人前で人を笑わせたりは?」

光浦「一度もしたことないですね、人前は嫌ですね」

川田「今こうやってテレビに出ていろんなことをされているのは当時からは考えられないですね」

光浦「ずっと嘘だと思ってやってる、“まだ誤魔化せてるぞ”って。
親にも『よく誤魔化して25年やってこれたね、あと5年誤魔化しちゃえ』って言われました(笑)」

●憧れの東京


川田「光浦靖子さんに訪れた第1の人生のターニングポイントはどういうことですか?」

光浦「大学合格ですね、1989年18歳で東京で一人暮らしが始まりました」

川田「大学は東京外国語大学・インドネシア語学科ということで、愛知から東京へ行かれるわけですが思い描いていた学園ライフは送れましたか?」

光浦「まったくですよ。とにかく暗記。暗記で、“こんなに勉強するの!?”っていうくらい勉強しないと授業についていけないんですよ。
私は夏が越えられなかったですね。1年生のときは『やっちゃん、頑張ろう!』って言って、みんなが本当に優しいの。30人しかクラスいないから仲がいいの」

川田「そうなんですね」

光浦「テストのときとか上手にまとめたやつを渡してくれたりして、『頑張ろう!頑張ろう!』と言ってくれて。
それで1年生までは行ったんですけど、2年生からはほぼ行かなくなっちゃいましたね」

川田「大学行かずに何してたんですか?」

光浦「何もしてないですよ。バイトをするとすぐクビになっちゃうので家でじっとしてました」

川田「大久保さんとは会われてましたか?」

光浦「仲がいいので遊んでましたけどね」

川田「このターニングポイントを経て、この後どういうことが起こるんですか?」

光浦「半分引きこもりみたいな感じで大学3年生になって、同級生が就職活動を始めるって言ってさ。
“将来どうしましょう?”って言ってたときに、ある日突然“よし、ネタ見せに行こう”って思って、ネタ見せに行くんですよ」

川田「え!?それはどういう感じで?」

光浦「そういうのも分かんないんですよ。本当は舞台を観に行きたくて東京へ来たんですよ。
東京が一番大事だったの、大学は二番だったの。東京に住めればどこでも良かったんですよ」

川田「そうだったんですね」

光浦「舞台とかライブを見たくて、バンドの人たちが東京のライブハウスでやってるわけですよ。
メジャーデビューした人だったら、田舎でもレコード屋さんで注文すれば手に入るけど。手に入らないものがあって、雑誌を何十回も読んで細かい字まで読んで、それで知るしかなくて。
で、どんどん東京に憧れていくんですね」

川田「見たい気持ちがどんどん膨らんでいたんですね」

光浦「とにかく東京に出るのが私の夢でしたね」

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お楽しみに!

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