Orico presents FIELD OF DREAMSOricoFIELD OF DREAMS

この番組では、「夢に向かって頑張っている人を応援する」をコンセプトに、夢をかなえ活躍する方々をゲストに迎え、そこに向かうまでのプロセスや、努力、苦労、そしてかなえたときの喜びを深く掘り下げていきます。

パーソナリティ 川田裕美プロフィール


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『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、先週に引き続き、アテネオリンピックでは銅メダル、北京オリンピックでは金メダルを獲得したメダリスト。
ビックカメラ女子ソフトボール高崎のエース・上野由岐子さんです。

今週は、ずっと憧れ続けていたというオリンピックの金メダルを獲得し、現在に至るまでの第2のターニングポイントについて伺っていきます。


●悲願のメダル


川田「上野由岐子投手の人生に起こった第2のターニングポイント。これは、いつ、どんなことになりますか?」

上野「自分の人生の中で、一番大きい。北京オリンピックで金メダルを獲得したことです」

川田「上野選手26才の夏。2008年の北京オリンピックに出場。アテネの時は初めてということもあって、自分の気持ちも安定しないことがあったのかもしれませんが、北京オリンピックではどうでしたか?」

上野「やっぱり2回目という強さがありましたね。”これで勝てなかったら仕方がない”と思えるだけの準備をして臨んだことが、自分の中では一番心強かったです」

川田「初戦の対戦相手はアテネの時と同じオーストラリア。どういった試合展開だったんですか?」

上野「正直言って、試合の内容はどれもあんまり覚えてないんです。一瞬一瞬が必死すぎて、1人まえのバッターが、自分の中で過去だったので、常に『次、次、次……』の繰り返しが試合になっていった感じなんですよ。なので、全然覚えてなくて。
それこそ、決勝とか、準決勝の大事な試合もあんまり覚えてないんですよ(笑)」

川田「決勝ではアメリカに当たって、最後の2日間で413球も投げて、体は相当疲れていたんじゃないかと思うんですけど」

上野「もちろん疲労困憊の状態だったんですけど、そんなことで諦められるような夢じゃなかったので、”これで私のソフトボール人生が終わってもいい”というくらい、北京オリンピックにかけていたので。ここだけは絶対に後悔したくないと思いました。
あれだけ練習してきたし、あれだけ準備してきたわけだから、”これでダメだったら仕方がないと思えるプレーをしよう”と、常に言い聞かせながら投げていたので、しんどくても、しんどいなんていう感情は生まれてこなかったですね。
ここでマウンドをおりる方が一生後悔すると思っていたので、打たれても駄目でも、マウンドに立ち続けたいっていう思いの方が大きかったです」

川田「勝った瞬間のことって、どう思い出しますか?」

上野「勝った瞬間は、どの試合も同じで”よし!勝った!”みたいな。表彰式で金メダルをかけられた時に、一番込み上げてくるものがありました」

川田「それまで見る、上野さんらしくないと言えばらしくないぐらい、すごく喜んでらっしゃるのを覚えています」

上野「特にアテネが終わった4年間が苦しかったんですよ。”辞めたい”と思ったこともあったし、”なんで、自分ばっかりこんなに頑張らないといけないんだろう”っていう、プレッシャーから逃げ出したい気持ちだったり、いろんな思いを乗り越えての4年間だったので。その苦しさを思い出して、”最後まで諦めなくて良かったな”って、”頑張ってきて良かったな”という思いと、初めて夢を叶えた瞬間の感動がすごい来ました」

川田「その時は、誰に伝えたいって思ったんですか?」

上野「一番は麗華監督だったり、妙子監督だったり…近くで一番支えてくれた監督たちに一番伝えたかったですね。あとは、両親も見に来てくれていたので…」

川田「上野さんの所には色々な取材が入ったりで、すぐに会えなかったんじゃないですか?」

上野「監督はいつでも会える、っていう思いがあったんですけど、両親には、この場でメダルを見せてあげたいという思いが強かったので、探して見せにいきましたね」

川田「何と言ってくれましたか?」

上野「交わした言葉はいまいち覚えてないけど。喜んでる姿をみて、やってきて良かったなというか、親に対する感謝もすごい込み上げてきたので。小学校から始めて中高とソフトボール漬けで、怪我もあって、いろんな意味で、両親の支えが無いとこうやってソフトボール選手としてやっていけなかったので、その恩返しができたかなって。そういう気持ちになれたことが、自分の中での一番の嬉しさでした」

●夢を叶えるべく


川田「中学生の頃からの夢を叶えた北京オリンピック。この時、上野由岐子選手は26才。33才になった今も、宇津木妙子シニアアドバイザー、宇津木麗華監督のもと、ビックカメラ女子ソフトボール高崎で、エース兼コーチとして活躍されています。
ご自身の体調管理はもちろん大変だと思いますが、今度はコーチとして、若い選手を育成する立場。別の大変さもあるんじゃないですか?」

上野「そうですね。教えることの難しさを日々感じています」

川田「どういったところが難しいですか?」

上野「人ってそれぞれなので、一人一人が持っている意識が違ったり、目標にしているレベルの高さも違うし、選手一人一人に合わせて教えていくこと、その中でもっと高いレベルを目指して欲しいという気持ちを伝えていくことが難しくて。
自分ばかり先を見ていても周りがついてこない、なかなかチームって上手く回っていかないので。時には、自分がレベルを落としてやることも必要ですし、逆に無理にでも引っ張ってあげることも必要だったりするので。伝えるって難しいなと、いつも思っています」

川田「上野さんが思う強いチーム、良いチームって、どういうチームですか?」

上野「一番はチームワーク。人の思いやりが大きいチームが、大事なところですごい強さを発揮すると思います。技術も大事ですけど、心が体を動かしているので、心が強くないと強いチームになれないんですね。
そのためには、”誰かのために” ”仲間のために”、そういう思いを持っていないと心が強くなれないし、大事なところで踏ん張れないので。そういった意味では、人としての思いやりを持っているチームが一番強いチームになっていくのかなと思います。
その上で、技術練習をしっかりしていくことが大事なのかなと思います」

川田「いま、今後の夢をどういう風に持っていますか?」

上野「私たちは、東京オリンピックで野球ソフトボールが種目に入ることを望んでいますね」

川田「まだ正式種目としては決まっていないわけですよね。どうやったら、近づけられるのかなと思うんですけど…」

上野「ソフトボールを広げていくこと、それが一番なんですけど。ソフトボールをやっている、ソフトボーラーだけではなくて、ソフトボールを見てくれる沢山のファンの方々を増やしていくこと。
周りの声がすごく大事で、”ソフトボールをオリンピックで見たいな”と思ってらえるようなチームになる、競技になることが一番大事だと思います」

川田「なるほど」

上野「子供たちに関しては、オフシーズンには毎週のように、土日は子供たちを対象に講習会をしたりだとか、少しでも楽しんでもらえるように、東京オリンピックを目指してもらえるように活動しています。
子供達はソフトボールの内容よりも、楽しい時間を一緒に過ごせたかどうかでソフトボールの印象が変わると思っているので。とにかく楽しく過ごすことを意識しています。
その中で、キャッチボールをする姿が1人でも多く増えれば、きっと輪が広がっていくと思うので、興味を持ってもらえたらいいなと思っています」

川田「2020年の東京オリンピックで、ソフトボールが正式種目として入ったら上野さんは選手として出られますか?」

上野「選手として、あと4年後活動できていたら、きっとオリンピックという舞台もはっきり見えてくると思うんですけど。今は1年1年が勝負で、今年1年、まず怪我をすることなく、いい結果を残すこと。そして、また来年が始まる…その積み重ねの中で、きっとオリンピックという舞台が見えて来るのかなと思うので、もちろん日本で出場したいという思いが大きいので、それを現実にできるように、1年でも長く現役選手としてやっていけたらなと思います」

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