Orico presents FIELD OF DREAMSOricoFIELD OF DREAMS

この番組では、「夢に向かって頑張っている人を応援する」をコンセプトに、夢をかなえ活躍する方々をゲストに迎え、そこに向かうまでのプロセスや、努力、苦労、そしてかなえたときの喜びを深く掘り下げていきます。

パーソナリティ 川田裕美プロフィール


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2018.08.19

「69650円、今でも覚えてるんですけど(笑)」:女優・室井滋さん
『Orico presents FIELD OF DREAMS』では、夢を叶えた方、今まさに夢に向かって突き進んでいる方をゲストに迎え、その人生のターニングポイントに迫っていきます!

今週のゲストは、女優の室井滋さんです。

室井滋さんと言えば『やっぱり猫が好き』『花子とアン』
『ファインディング・ドリー』と、いろいろな作品が思い浮かびますが…最近は絵本作家としてもご活躍中。

先月、世界文化社から『室井滋のてぬぐいあそび絵本 ピトトト トンよ〜』をリリースされたばかりです。
絵本のお話も含め、室井滋さんの人生に起こるターニングポイントを伺いました。


●芝居の道


川田「室井さんは、お子さんのころはどんな子供でしたか?」

室井「神経質なところもあれば、抜けちゃってるところとか、バランスの悪い子供だったかもしれないですね。
でも、お洋服を気にするような愛らしいところもありました、すっかりなくなっちゃいましたけど(笑)」

川田「ということは、可愛いのを着たいとか、お姉さんのような格好をしたいとか、そういう感じですか?」

室井「母がおしゃれが好きだったので、洋服屋さんで仕立ててもらったりっていう時に一緒に着いて行って『自分も既製品じゃイヤだ』と言って作ってもらうんですけど。
そのときに、『胸下に3段のレースをつけてください』と母が言うと『5段じゃないとイヤ』とか、そういことを言う生意気な(笑)」

川田「すでにこだわりがあったんですね(笑)。ということは、同級生のみなさんからも一目置かれる存在だったのかもしれないですね」

室井「そうですね。だけどめちゃくちゃなところもあって、“どっちなの?”って感じだったと思いますね」

川田「学芸会などもあったかと思うのですが、お芝居をしたりとかはお好きだったんですか?」

室井「『鶴の恩返し』とか、小学校の教科書であったりすると、心の中では“私が鶴の役だわ”と思ってるんだけど
自分から『はい!やらせてください』とは言えなくて、“誰か私を推薦しないかな?”みたいに思っているような根回しするタイプ(笑)」

川田「やりたい気持ちはすごいあるんですね(笑)。実際に女優さんをやってみたいと思ったのはいつだったんですか?」

室井「高校生くらいですね、小学校の高学年で両親が離婚してまして。
父と祖母と3人暮らしだったので、夜、父が仕事で留守にすると祖母と2人みたいな生活だったので帰ってもつまらないんですよ。
その時間にお芝居とか映画を見てまわるみたいな、他の人より演劇に詳しくなっていったので」

川田「演じるという事はしていないんですか?」

室井「高校のときに、3年生を送る会でクラスの出し物をやらなければいけないときに、私が詳しいのをみんな知っていたので『室井にやってもらえば』
みたいな感じになって、自分で構成を考えて、自分で演出をして、自分で主役をやってみたいな。
そしたら、演劇部の皆さんから『なんであんなにできるのに、演劇部に入らなかったんだ』みたいなことを言ってもらったりして。
“これはいけるのかな”と思って、大学に入ったらお芝居をやろうと、その頃から決めていました」

●思い出の町、早稲田


川田「室井さんに訪れた第1の人生のターニングポイントはいつのことですか?」

室井「学生時代から長く暮らした早稲田の町を離れる時、離れたくない、離れた、でも離れられない……みたいな、そういう時ですね」

川田「この時を選ばれたのはどうしてですか?」

室井「大学に入ってから、早稲田の界隈にしか行ってないみたいな(笑)そういう引越しをしてまして。
その頃に文京区の方にある、ちょっと素敵な7階建てのマンション、私の憧れのマンションがあって、“将来こんなところに住めたらいいな〜”と、眺めていたんですよ」

川田「はい」

室井「ある日、『もう少し広いところがいいんだ』っていう風に不動産屋のおばちゃんに言って案内してくれたのが、その部屋だったんですよ」

川田「まさに!住みたかった部屋ですか!」

室井「そうなんです。でも、自分の予算よりも3万円も高かったんですよ。69650円、今でも覚えてるんですけど(笑)」

川田「学生時代のそれはきついですもんね」

室井「でも、そこに住みたくてしょうがなくて、そしたらそのおばちゃんが『あなた頑張ってここを借りなさい、ここを借りた人はみんな大出世して出て行くのよ』って言われたんですよ。
こんな縁起のいい部屋はないし、物件っていうのはそういうのがあるって。それまでそこの不動産屋に全部お世話になっていたから、私の事をよく知っていたんですよ」

川田「ご存知なんですね」

室井「それで借りちゃったんですよ。ところが、借りたらちょっとしたアルバイトが入ったり、なんとか69650円を払えるようなそういう部屋だったんですよ」

川田「いろんな事が舞い込んでくるような部屋なんですね」

室井「そこで長いこと暮らしているあいだに、友達とか、一緒に映画を作っていた仲間たちもどんどんいなくなっちゃって。
学校も7年行って中退なので、いつ学生で、いつ学生じゃなくなったかとか、大学のあいだにお芝居も始めて、“今日から社会人”っていうのが自分になかったんですね。
“これでいいのかな”とずっと思っていて、そんな時に付き合ってる人に『その町を出てみたらどうだ?』っていう風に言われて、初めて“早稲田から出よう”っていう決心をしたんです」

川田「それまでずっと長く住んでいたわけですからね」

室井「その時はルンルンで、新しいところにも引っ越したんです。
早稲田のその部屋を片付けて、お掃除も終わりましたと、できるはずの状態だったのに帰るとダメなんですよ。思い出がありすぎて返せないんですよ」

川田「どれくらい借りたんですか?」

室井「2年間くらい(笑)。もったいないことしてるのも分かるんですけど返せなかったんですよ。
その部屋で創作活動をしようと思って、エッセイも書いていたのでエッセイを書きにそこに帰って、早稲田の思い出話というか学生時代の話を書こうと思うようになって、それで『東京バカッ花』っていう、のちに書いた本……頭の中で企画がまとまったあたりに“部屋を返そう”っていう気持ちになれまして、その部屋から初めて卒業したんです」

川田「その時はすっきり、気持ち良く返せたんですか?」

室井「その部屋と早稲田に対する思いみたいなものが、“本にしよう”という気持ちになれたので、そこにストンと移行したと思うんですね。
その部屋は今も、どんな人が住んでいるか見に行ったりするんですよ(笑)」

川田「やっぱり気になっちゃうんですね(笑)」

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>>来週も引き続き、女優の室井滋さんをお迎えしてお話を伺っていきます。
お楽しみに!

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