【--May--】


加藤 恒明--Tsuneaki Kato(ズーラシア副園長)
5月31日(月)

日本のビジネスマンは、夏でもネクタイに背広という姿が主流で、オフィスの室温は冷房で23度から25度に保たれています。
オフィスの服装をもっと涼しいスタイルにして、室温を自然の気温に近づけ、省エネにつなげようと提案するファッションショー・「スマート・コレクション1999in Summer」が、5月20日(木)に、東京ビッグサイトで開催されました。
地球にやさしいオフィスファッションとは、どういうものなのか。
ファッションショーを主催した、日本メンズファッション協会の石津祥介さんに伺いました。


着る方の着方も工夫するべきです。
例えば、ネクタイを公の場に出る以外ははずしたり、背広も、目上の人に会う以外はなるべく着なかったり。
女性は職場でも、ミニスカートや、半袖のブラウスなど、許されていますよね。
これからは、男性もそれに準ずるべきだと思うんです。
省エネを考えた、21世紀型の服装という事を考えると、どんどん軽装化していくのではないでしょうか?


澤田智幸--Tomoyuki Sawada
梅木智則--Tomonori Umeki(ネイチャーワークス ジオノス)
5月28日(金)

今年4月、東京・西新橋に「ネイチャー・ワークス・ジオノス」というネイチャースクールが開校しました。
この学校は、18才以上の人を対象にしていて、地球環境の現状や自然の知識を学ぶ教室での講義と、フィールドでのアウトドア体験が組み合わされているという、新しいスタイルを持っています。始まったばかりの春期講座には、20代・30代の若いたちが、アフター5などを利用して通ってきているそうです。
ジオノス代表の澤田智幸さんと、教務主任の梅木智則さんに、どんな想いからこの学校をつくったのか、伺いました。

入学など問い合わせ先
TEL.03-5472-6490(ネイチャーワークス ジオノス)


その動物や植物がいられる環境ってどんなものなんだろうと、考えて欲しい。逆にその動物や植物がいれば、その環境がどういうところか分かってしまったり・・・・・・。農事暦ってありますよね。こんな鳥がやってきたから春が来た。だから種を蒔こうとか。こういった感覚が今、すごく大事だと思うんです。(梅木さん)

今まで経済が発展するために犠牲にしてきたことがある。それは誰でもない、企業につとめている人が一番よく分かっていると思う。
そして自分の心の中に内在しているものがきっとあると思う。それは、会社の中では絶対に出すことが出来ないんですよね。で、そのはけ口というのをみんなどこかに求めている。
今、山で木を切ったり、ログハウスを作ったりと、アウトドアが趣味の分野にまで入ってきているが、それはきっと、単なる趣味でなく。
本当はもっともっと、そういうものを進めなければいけないんじゃないかなという、人々の心の現れだと思う。
この学校に来た人が個々の生活に戻った時に、身近にある自然を、受け止める感覚がパッと心に浮かぶような事が出来れば。この学校の便命はある程度消化されるのかなと思っている。(澤田さん)


石津祥介--Syousuke Ishizu(日本メンズファッション協会)
5月27日(木)

日本のビジネスマンは、夏でもネクタイに背広という姿が主流で、オフィスの室温は冷房で23度から25度に保たれています。
オフィスの服装をもっと涼しいスタイルにして、室温を自然の気温に近づけ、省エネにつなげようと提案するファッションショー・「スマート・コレクション1999in Summer」が、5月20日(木)に、東京ビッグサイトで開催されました。
地球にやさしいオフィスファッションとは、どういうものなのか。
ファッションショーを主催した、日本メンズファッション協会の石津祥介さんに伺いました。


着る方の着方も工夫するべきです。
例えば、ネクタイを公の場に出る以外ははずしたり、背広も、目上の人に会う以外はなるべく着なかったり。
女性は職場でも、ミニスカートや、半袖のブラウスなど、許されていますよね。
これからは、男性もそれに準ずるべきだと思うんです。
省エネを考えた、21世紀型の服装という事を考えると、どんどん軽装化していくのではないでしょうか?


竹本克巳--Katsumi Takemoto(吉忠マネキン)
5月26日(水)

洋服を売るお店のショーウインドウに、必ずといっていいほど置いてあるのがマネキン人形。
これまでは強化プラスティックで作られたものが主流でしたが、このほど、大手メーカーの吉忠マネキンが、和紙でつくったマネキンを開発しました。今年の7月ごろには、一部の百貨店や専門店にお目見えすることが決まっています。
けさは、吉忠マネキン・デザイン本部長の竹本克巳さんに、和紙のマネキンを開発した動機などを電話で伺いました。


今まで一般的に使われていたマネキンの素材は、繊維強化プラスティック。腐ることもなく、半永久的にモノが存在する。これをリサイクルするには、マネキンを粉砕してコンクリートに混ぜ、建築材料にするぐらいしかない。
今回初めて開発した和紙のマネキンは、和紙独特の手触りや匂い、暖かみ、優しさが生きている。デリケートな素材なので、計算した通りに作れない。「新しい美」の創造にチャレンジしたいというのが、もともとのきっかけなのだ。
「環境と調和=よいデザイン」という時代が、すぐそこに来ている気がする。
まずそれにチャレンジしたいというのが動機。


原田芳治--Yoshiharu Harada(富士通(株))
5月25日(火)

主にノートパソコンなどによく見られるメタリック調の塗装。
実はこれが、パソコンに使われるプラスチックのリサイクルを難しいものにしてきました。
富士通は、先日発売した今年の夏型モデルのパソコンに新しい塗料を使っています。それによって、今までできなかったリサイクルが可能になったということなんです。
今朝は、富士通株式会社環境技術センター担当部長の原田芳治さんにお話をうかがってきました。


今、いくつか課題はあるんですけど、一番大きな課題といわれるのが、プラスチックのリサイクルなんです。プラスチックのカバーに対して、簡単に言いますと、従来の塗装ですと再度溶かしてプラスチックとしてリサイクルすることはできなかったんですけど、今度のタイプであれば、簡単にプラスチックとして再生プラスチックに戻るというところが特徴ですね。
今までは高炉の除燃剤として、焼却していました。これはこれでサーマルリサイクルと一般に認知されている技術なんですが、エンジニアの良心というところからいけば、原料が石油だから燃やせばいいじゃないか、というのはいかにも安直なカンジがしましてね。なんとか、プラスチックはそれを作るまでにいろんなエネルギーがかかっている訳ですから、再度プラスチックとして使える技術を確立したいというのがやはり根っこですかね、エンジニアの良心みたいなものだと思いますけどね。


小林耐士--Taishi Kobayashi(小石川後楽園)
5月24日(月)

先週の月曜日(5月17日)、東京ドームのすぐとなりにある、『小石川後楽園』という、文化財に指定されている庭園で、小学生たちが、田植えを行いました。
東京のど真ん中で、緑を守り続ける、小石川後楽園管理所の小林耐士さんは、この田植えの様子を20年以上見守り続けて来ました。
田植えを行う子供たちを見守りながら、公園への思いを、小林さんに語っていただきました。


最初はね、田んぼの中に入るのに、泥の中が冷たくて嫌がるんですけど、そのうち慣れて来ると、表情が変わってきますよね、だんだん生き生きとして、中には、交代でやるんですけど、先生に交代を言われると、嫌がって『まだやりたいよ』なんていう子もいるんですよね。
都会の子供には土に直接親しむ機会がないですから、まず土に親しむというような、また、自分で稲を植えて、米を作る過程っていいますか、出来上がる過程が分かればなって、思っています。
毎年、大勢の方に、この小石川後楽園、おいでいただいているんですけど、桜の季節であるとか、紅葉の季節、また、こういう新緑の季節に来ていただいているんですけど、植物を愛していただきたいですね。大切にしていただきたいと。それが、後々の人たちにも伝わって行きますからね。
この緑というのもね、この庭園ですか、あわせてぜひ保存していきたいですね。これだけ、都心で緑があるところはないんですよ。


松本 昌司--Syouji Matsumoto(大國魂神社 権祢宜)
5月21日(金)

東京・府中にある大国魂神社には、府中駅から神社の門まで、700m続くケヤキ並木があり、この時期、新緑が市民の目を楽しませています。
ケヤキ並木の歴史は900年と鎌倉時代までさかのぼり、現在残っている最も古いものは樹齢600年。72本のケヤキは、国の天然記念物にも指定されています。
このように、古くからの緑を現在まで維持し続けていることを、どのように考えていらっしゃるのでしょうか?
大国魂神社 権祢宜の松本昌司さんに、伺いました。


ケヤキ並木の「古さ」という事について自慢する事は、私たちはしません。何百年の歴史があると言っても、ケヤキ並木の古さがすごいのではなくて、それを維持するだけの協力をしてくれた、地元の人たちの見えない力が凄いのですから。ですから、ケヤキの古さを強調するときには、地元の人たちの気持ちを自慢します。このケヤキ並木を初めてみる方には、「古さ」ではなく、それを支えてきた「力」を見てほしいですね。


岩間 建亜--Tatetsugu Iwama(クレヨンハウス総合文化研究所 野菜市場)
5月20日(木)

最近、健康食品がブームですが、東京の表参道には、有機農産物だけを使ったレストラン『野菜市場』があります。
9年前から、本格的に有機食材にこだわったこのお店には、若いカップルや一人暮らしの女性、親子連れなどで毎日にぎわっています。特に、若いお母さんとお子さんの組み合わせが多く、このお店へ来て有機農野菜を食べるうちにお子さんに変化が起きているそうです。
どんな変化が起きているのか、『野菜市場』の岩間建亜さんにお話を伺いました。


心なし、子供が癇癪を起こさなくなったような気がするとか、色んな事をおかあさんたちは言ってくれるんですけど、ありうる事だと思いますね。
おもしろいのは、うちだと人参食べないのに、お店へ来るとにんじん食べるとか、キャベツもね、お店の方が青臭いんですよ。だけど、子供たちは、ここへ来るとよく食べますね。甘みが違うんですね。だから、おいしいものは、子供たちは、まだ味覚を作っていく途中なんで、よくわかるんだと思うんですけど、基本的に、化学肥料を使ったり、農薬を使ったものって、子供たち本能的に解るんだろうと、僕は思っています。
お医者さんたちのほとんどは、今のアトピーについて圧倒的に数が増えていると、その多くはもう食生活からしか来ていないと言いますのでね。食が変わらなければ、この病気は治らないと言う先生もいるくらいですから。圧倒的に増えてるんだと思います。
安全な食材に出会って、安全な食事で、健康になるんじゃないかなって思うんですよね


吉田 政夫--Masao Yoshida(農林水産省)
5月19日(水)

農林水産省では、家庭の食卓やレストランから出る食べ残しや、スーパーなどの食品の売れ残りのゴミが急増している事に注目し、食料品の廃棄量を調査する「食品ロス 統計調査」の実施を現在企画しています。
食品のゴミがどれぐらい出ている物なのかという調査は、日本では初めての試みで、来年からの実施を子定しています。発案した農林水産省では、この調査の結果をどのように活用していこうと考えているのでしょう。
統計情報部 流通 消費 統計課の吉田政夫さんに伺いました。


今後は、食生活に関する指針を作ったり、食品に関する知識の普及に、この統計を役立てていきたいです。
具体的には、食べ残しの排出量を少なくしたり、日本型の食生活を普及させたり、栄養と健康の関係について明確にしたり、食生活の見直しの為に役立てたいです。
今までは、お金さえあれば何でも食べられる「飽食の時代」でしたが、この統計結果を知ることで世界的な視点で食生活を考え、食生活を改めると言うことにつなげてほしいです。


石田 勝利--Katsutoshi Ishida(運輸省)
5月18日(火)

一昨年の京都会議で、日本は2010年までに、CO2の排出量を6%削減するという規約が採択されました。
そこで政府も働きかけを始め、運輸省では、ちょっと気になる政策が計画されています。それは、『燃費によって税率が変わる』というもの。
詳しくはまだ計画段階ということなんですが、今後、燃費の悪い車に乗っていると、税金が高くなる可能性も出てきました。
今日はその計画について、運輸省の専門官、石田勝利さんにお話を伺いました。


車から出る排気ガスに含まれる、二酸化炭素は、一昨年の京都会議から問題になっていますが、運輸省では、まず車を作っているメーカーに、燃費のいい車、排気ガスの少ない車を作ってもらえるように働きかけています。
しかし、メーカーへの働きかけだけでは足りません。つまり、消費者である国民が、その車を買ってくれなければ、仕方がないからです。ということで、運輸省では、車の税率を決める基準の中に『燃費』という基準を付け加えようという動きを計画し、現在、2010年までの実現に向けて話し合いが進んでいます。
ただ、運輸業界というのは、車に乗る国民の方を始め、メーカーや業者など、様々な人たちが関わり合っています。ですから、出来る限り多くの方たちの理解を得ながら、その運動が実現できるようにがんばっています。


赤池 幹--Miki Akaike(毎日新聞社 月刊「ニュースがわかる」編集長)
5月17日(月)

日々のニュースを、小学生や中学生などの子供たちに、よりわかりやすく、より身近に伝えようというコンセプトで、先月、毎日新聞社から『月刊ニュースがわかる』という雑誌が創刊されました。この中に『環境』という項目が作られ、毎月、環境問題についてのトピックが掲載されています。
この雑誌の編集長・赤池幹さんに、子供たちに環境問題を考えてもらう上で、何が大切なのか伺いました。


体験を通して、環境を考えると言うことが大事だと思いますね。
机の上で認識だけするんじゃなくて、山に登り、川に入り、直接手に触れると。そうすることによって、自分以外にも生きているモノがいっぱいいるんだと。それはなにも人だけが大切なんじゃなくて、地球社会って言うモノは、そういう色んな生き物が、一緒になって共生していくんだと。ともに生きるんですね、そう言う中に人もあるんだと、言うことを考えて欲しいです。
例えば、難しい話なんですが、食物連鎖ということがありますが、食物連鎖の頂点に人がいるわけですが、人は頂点にいればいいのかと、頂点にいるものこそ、何かを考えなければいけないじゃないかと。そうすることが、人の責任だということを、子供たちに解ってもらいたいと、そうしないと地球社会そのものが、非常に危ういものになると、今その過程にあるということを、ぜひ解って欲しいと思いますね。


影山 竹夫--Takeo Kageyama(都庁)
5月14日(金)

石原新都政も始まって、注目が集まる『都庁』。
この中には、12の食堂やレストランがあるのですが、そこから出る生ゴミは、毎日800キロ。そのゴミを何とか減らそうと、都庁では、全てのゴミを青梅まで運び、コンポスト化、つまり堆肥化しています。
その堆肥を、東京都の農家で有機肥料として使うことでリサイクルしているのです。
都庁の中では、他にも様々なリサイクルの努力が続けられています。
その努力について、うかがいました。


ゴミを焼却すれば、もちろん体積は減りますけど、結局は埋め立てることになるんですよね。
東京のゴミ埋め立て処分場も、今稼働しているものが最後の一つだといわれています。
その処分場を、一年でも一ヶ月でも長く使うために、とにかくゴミを減らし、埋め立てる分量を減らすことが急務となっています。
都庁舎の中では、割り箸を使わないことや、紙は100%再利用するなど、徴底したリサイクル運動がなされています。
ゴミの量が減ると言うことは、温暖化につながる、Co2も減ると言うことです。
都庁では、リサイクルでCo2を減らす取り組みに、尽力しています。


江口 保--Tamotsu Eguchi(三菱鉛筆)
5月13日(木)

毎日会社で使う文房具と言えばボールペン、ですよね。
先日ちょっと変わったボールペンが発売されました。
軸の部分がトウモロコシで出来ているんです。
使われているのは、一本につきトウモロコシおよそ40粒。
捨てられた後は水と二酸化炭素に分解され、土に還ります。
開発するに当たっては、ゴミの増え続ける現代社会において、いかに地球への負荷が軽くなるかを考えたと言うことですが、一体なぜ、『トウモロコシ』だったのかを伺ってきました。


ボールペンをトウモロコシから作ったというのは、コストが一番安かったからです。
においをかいでもらうと、ちょっと香ばしいような、独特のにおいがします。
普通のプラスチックで作ると、原料の石油は、あと40〜50年で枯渇するといわれていますが、トウモロコシならば、種をまけば生産できますし、足りなければ種を多くまけばいいわけで、毎年安定して原料を手に入れることが出来るわけです。
身近な文房具を通して、子供たちの代まで地球を大事にしていきたいと考えています。


岩手の中学生たち
5月12日(水)

東京の早稲田大学の近くにある早稲田商店街が、地元の学生と協力して、地域のリサイクル活動に取り組んでいるという話題は、以前もこのコーナーでご紹介しました。
この早稲田の街を、岩手や愛知の中学生が修学旅行の見学コースに取り入れて、リサイクル活動を実際に体験することになりました。
このうち、すでに岩手県盛岡市の厨川(くりやがわ)中学校の3年生が、先日、早稲田の街で、実際のリサイクル活動を見て回りました。けさは、この厨川(くりやがわ)中学校の3年生4人に、早稲田の街を見た感想などを聞いてみました。


厨川中学校3年6組の ふじた だいじ君
「ビン・缶を分けることの大切さを知った。ビンの中に残飯などを残したりするのは、 ダメかなということが学べた。」
3年 たむら けいた君「楽しいリサイクルの機械にも体験できて良かった」
3年 ちば ひろと君「身の回りでリサイクルできることが多かったので、そこを意識して生活していこう と思う。」
3年 おいかわ まさと君「道端にゴミを捨てるのはやめようと思う。破片に刺さってケガをするし、街も汚く見えるからダメだと思う。こういう学習旅行も楽しいと思う。」


山崎 薫--Kaoru Yamazaki(全日本トラック協会)
5月11日(火)

今日から春の全国交通安全運動がスタートします。
早朝から深夜まで忙しく走るトラックは、国内輸送の91%を担っています。最近は、なかなかユニークなものも含めて、いろいろと環境対策を行っています。しかし、やはり小さな事の積み重ねが大切なようです。
けさは全日本トラック協会 交通・環境部 次長の山崎薫さんにお話をうかがいました。


とにかく車を止めたら、エンジンを切る、そしてキーを抜く、これがアイドリング・ストップの原点です。
「キー抜きロープ」というのがありまして、ドライバーのベルトにひとつかけて、もうひとつの方はエンジンキーに組み込んでもらって、エンジンを止めたときにはキーを抜かないとドライバーが降りられない、ということですね。
このキー抜きロープについては全日本トラック協会でも特に進めていまして、今全国で大体50万本くらい出ています。特に平成8年度からは、特注のガムを作りまして、これにはアイドリング・ストップ宣言ということと、あと省エネ関係、大気汚染、騒音防止、これを唄っています。
全国の高速道路のSA・PAや料金所で20万くらい配った経緯があります。大変好評でした。
省エネ運転というのは身近にできることですから、急発進・急ブレーキをやめる、定められた速度にしたがって運行する、点検・整備は確実にやって安全な車で出発してもらう、これが省エネ運転の原点ですが、ドライバーが気を付けながらやるべきことをやれば、安全運行もできるし、地域住民に対する騒音・振動とか、安全対策、これにも配慮できると思います。
ですから、身近にできるものから一つ一つ取り組んでいく、これがうちの業界のモットーとするところです。


矢野 等子--Tomoko Yano(地球環境平和財団 事務局長)
5月10日(月)

日本に駐在している世界各国の外交官に、田植えを経験してもらい、その体験を通じて環境について考えてもらおうというイベント「田植えフェスティバル」が、今月(5月)の16日に、石川県で行われます。
けさは、このイベントを企画した、東京の民間団体「地球環境平和財団」の矢野 等子さんに、今回の企画の狙いなどを伺いました。


なぜ、「米と環境」なのかということを、最近問題になっている地球温暖化の面から考えてみる。1ヘクタールの森が1年間に吸収するCO2の量は、約8トンぐらい。しかし、水田の場合、稲が1ヘクタールあたり1年間に吸収するCO2の量は少なくとも14〜15トンはある。非常に驚くべきこと事実だ。日本の国土は、7割近くが森林で覆われている。われわれの祖先がなぜ森林を大切に守り育ててきたかというと、稲作を毎年続けるためだったのだ。いま、世界中でも森林破壊はどんどん進んでいる。「稲作を守るためにこそ、森林を守ってきた」ということが、日本人の精神文化のもとになっていることを、外交官の方に知ってもらいたい。

お知らせ事項 民間団体「地球環境平和財団」主催
「地球環境米米(こめこめ)フォーラム」の第一弾
「植稲祭(しょくとうさい)=田植えフォーラム」
5月16日(日)石川県輪島市の千枚田(せんまいだ)で開催
お問い合わせ:地球環境平和財団 03−5442−3161


中川 智子--Tomoko Nakagawa(衆院議員)
5月6日(木)

このところ関心が高まっている環境ホルモンなどの問題解決に向けて、超党派で取り組む国会議員の連盟が、今年2月に誕生しました。
この議員連盟の結成を呼びかけたのが、衆院議員の中川智子さん。中川さんは、この議員連盟のメンバーと共に、大阪の能勢町や埼玉県所沢市を現地視察して、環境保護に向けた法律の整備を推進していくことにしています。


議員連盟を作ってみて思うのは、党利党略を超えて、いま取り組まなくてはいけないという危機感をもってらっしゃる議員が多いことが、すごくうれしかった。
国会議員には、票にもカネにもならないことはしない人たちが多いと思っていたが、議連の活動が非常に活発で、それに対して省庁の方がまだまだ手ぬるいと、実感している。議連はいつも怒りながら進めている。
若い人たちに環境問題にもっと関心を持ってもらいたいと強く思うのは、私達があまりに便利な生活をし、居ながらにして世界のいろんな物が食べられるということが、むしろ、環境問題に対して非常にあいまいにしていると、感じる。食べる物とか着る物、使う物と、環境がどのような関係があるのか、想像力を持ってもらいたい。そして、そういうリスクを背負って生きている、ということをきっちり見つめてもらいたいと思う。


福井 義喜--Yoshiki Fukui(玉川高島屋SC管理グループ支配人)
5月5日(水)

ニ子玉川にある玉川高島屋ショッピングセンターでは、7年前より、100店舗近くある飲食店から出る生ゴミを、たい肥化して100%処理することを目指して努力してきました。
けさは玉川高島屋ショッピングセンター管理グループの支配人、福井義喜さんにお話をうかがいました。


始めた当初は大体60%前後の分別状況ということで、飲食店では専用のリサイクルBOXを設置しまして、そのBOXの表に、これは「A店」とか「B店」とか名前をつけまして、ふたを開ければ分別状況がよくわかるものですから、そうこうしているうちに、お店の協力体制、意識の高まりもありまして、現在では、ほぼ80%処理できています。あと10%は、中華レストランのスープを作るときのトンコツ、あるいは和食の貝殻、こういうものが非常に多くあります。これを、4月からドイツ製の粉砕機を買いまして、粉々にして、他の生ゴミと一緒に処理しよう、ということを考えています。これで、ほぼ100%処理できると思います。
店長さん、料理長さんだけじゃなくて、そのお店で働く一人一人の意識が、やはり環境問題に対して目を向け、そういうことによって生ゴミをきちんと分別すると。これはやはり地球環境を良くしていく、自然に優しくしていく、とそういう気持ちがないと、なかなかこういうこともうまく行かないと思います。


木原 優子--Yuko Kihara((株)ノエビア 商品企画部)
5月4日(火)

5月というと、最も紫外線の量が多くなる季節です。
たいてい、UVケアのクリームをぬって、紫外線から肌を守りますが、最近は、赤ちゃんのための紫外線防止・日焼け止めクリームも登場しています(登場します)。
どうして、赤ちゃん向けの日焼け止めを販売する事になったのか。
株式会社ノエビアの木原優子さんに伺いました。


特にメラニン色素の少ない欧米人、特に白人は、皮膚ガンという非常に深刻な影響が広がっており、それが顕著に出始めているのが現状です。特に紫外線が子供に与える影響は深刻で、神戸大学医学部皮膚科の市橋先生の報告では『子供の頃に強い太陽光を浴びた人は、皮膚ガンになりやすい』と発表しています。
また、皮膚ガンにならなくても、成年期、老年期になっても若々しい肌を維持するためには、ちっちゃい頃から、紫外線から肌を守る・遮光に取り組む事が大切だとしています。
小学校、中学校によっては、これから水泳の時間が増えてきますが、日焼け止め持参を認めているところもあるそうです。
また、赤ちゃんが丈夫に育つためには日光浴が必要と言われ『母子健康手帳』に『外気浴や日光浴をしていますか?』という下りがなくなって、『外気浴をしていますか?』に変えるなど、紫外線を当てないという方向への動きが見られています。


山口 智士--Satoshi Yamaguchi(ハウステンボス 環境研究会 廃棄物小委員会 課長)
5月3日(月)

九州の名所の一つである長崎のハウステンボス。このGW中も多くの人で賑わっていることでしょう。
やはり、毎年大勢のお客さんが訪れるために問題になってくるのは、大量に出るゴミ処理の問題だそうです。
そこで、ハウステンボスでは生ゴミのたい肥化に取り組み、その結果、いろいろなメリットが生まれたということなんです。
今朝は、ハウステンボス 環境研究会 廃棄物小委員会 課長の山口智士さんにお話を伺いました。


ハウステンボスというのは環境型の未来都市というのをメインテーマに建設された町なんですよ。
ハウステンボスで出る全体のゴミの比率というのは可燃物が3、生ゴミが4、不燃物が3、ですから従来までは生ゴミの4と可燃物の3、合わせて全体の7を燃やしていた訳なんですよ。実際そのうちの半分ちょっとの生ゴミを燃やさないことによって焼却炉の燃料はかなり減るだろう、という予測はあったんですが、実際にやってみますと、その後の3年間の平均で8割位の削減ができているんですよ。ですから、生ゴミを燃やさないだけで、8割の燃料はいらない、という事なんですよね。
データを取りまとめて、生ゴミを含めて可燃物を1トン焼却したときには約2,000キロ近い炭酸ガスが発生するんですよ。これが、生ゴミだけとたい肥化したときには6キロとか7キロとか、そんなわずかで済む訳ですよね。かなりの削減が図れるという事ですよね。

ハウステンボスから出るゴミ処理全体の経費が以前の処理費用をトン当たり指数を100としますと、それ以降の3年間の平均では82位になっている。
だから、18ポイントくらい落ちている訳ですよね。やり方次第では決してお金を沢山投資しなくても環境負荷の削減はできるということですよね。
それと私らが一番この活動の中で言いたいのは、燃やさなくて済むものは燃やさないでやろうと、そういう取り組みですかね、そういうところにやっぱり皆さんまだもうちょっと目を向けていただきたい、と。




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