今回のクリーンキャンペーンの開催地の立科町は、近くにたくさん楽しい場所があります。
今日はその中から「女神湖」をご紹介します。
女神湖は、昭和41年蓼科山の麓、赤沼平という沼地を農業用水のため池として整備し
女神湖と名付けたのが始まり。この名前は、正面に位置する浅間山を雄神山、
蓼科山を女の神山と呼んでいたところから名付けられたといわれています。
雨の少ない年にはふもとの立科町に水を流し地元の農業を支えています。
貯水量は26万トン。
写真でもわかるように、森に囲まれたとってもきれいなところなので、
クリーンキャンペーンに参加した後、ぜひ立ち寄ってみてください!
実は、女神湖には「かっぱ伝説」もあるのですっ!
【以下引用】
女神湖が赤沼だったころ『かわたろう』という
いたづら好きなかっぱがこの沼に住みついていた。
このかわたろうは指と指をからめる指相撲“かぎ引き”が得意で
沼のほとりのかぎ引き石に座り童子に化けて通る人たちを
かぎ引きに誘い赤沼に引きづりこんでいたという。
ある日諏訪の武士頼遠が通りかかりかぎ引きに誘われた。
うわさを知っていた頼遠はかわたろうと指をからめすぐに馬を走らせ1里ほど走った。
かわたろうの頭の血はすっかり乾き「許してくれたら今夜この沼を出て行く」という約束をして許してもらった。あくる朝、朝遠が赤沼に行ってみると不思議なことに赤沼の水がすっかりなくなっていたという。
同じ頃隣村和田村に突然現れた池があった。
村人は大騒ぎ、この池を夜の間の池と呼んだ。
かわたろうはこの夜の間の池で静かにくらしたという。
今でもかぎ引き石は女神湖畔近くにあります。
お散歩ついでに見てみてください。かわたろうに気をつけて・・・・。


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