「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in かほく」開催まで、
あと10日あまり。
裏方としては、様々な準備も本格化してきて、更に気合が入ってきました。
かねてからのお報せのとおり、
昨日20日で事前の第一次募集は一旦締め切らせていただきました。
随時ご案内状を郵送させていただきます。
また、現在、新たに参加者の追加募集も行っております。
さて、本日は、かほく市に生まれた、日本を代表する哲学者に関する施設・・・
「西田幾多郎記念哲学館」についてご紹介しましょう。
皆さんは「哲学」って、どんな学問だと思いますか?
辞書を引いてみると、次のように書かれていました。
『世界・人生などの根本原理を追求する学問。』
・・・ムムム・・・分かるような、分からないような。
でも大切な事なのは伝わってきます。
もう一つの解説は、
『各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。』
コチラは思い当たる節がありますね。
「人生哲学」とか「仕事の哲学」、「恋愛の哲学」といったものは、
誰しも1つは持っているんじゃないでしょうか?!
この「西田幾多郎記念哲学館」、3つの展示室があります。
まずは、哲学とは何かを知る展示室「哲学へのいざない」。
哲学について、解かりやすく学べます。
続いての展示室は「西田幾多郎の世界」。
石川県かほく市(旧石川県河北郡宇ノ気村)に生まれた哲人について、
その生涯、思想の移り変わり、人間性などを多くの資料を交えつつ解説。
そして3つ目の展示室は、「西田幾多郎の書」。
西田幾多郎のしるした「書」が展示されています。
西洋にはない東洋文化を代表するもの・・・「書」を通して
哲人の思想や精神に触れることができます。
個人的に、この方の遺した好きな言葉があります。
『人は人 吾は吾なり とにかくに 吾が行く道を 吾は行くなり』
強く、しなやかで美しいフレーズ。
考え、歩み、進む。 人間の生き様みたいだと思います。
これは、先ほど掲載した哲学の解説文・・・
『各人の経験に基づく人生観や世界観。
また、物事を統一的に把握する理念。』そのもの。
哲学そのものではないでしょうか。
そして「西田幾多郎記念哲学館」を設計したのは、著名な建築家「安藤忠雄」さん。
シンプルな外観は心静かに思索に耽る哲人の姿にも似て、趣深いです。
その中にいると、穏やかな心境になり、愛を感じるから不思議。
松岡の笑顔も、心なしか母性が滲んでおりました。
建物の一角には、「空(くう)の庭」と名付けられた場所があります。
四方を直線の高い壁に囲まれ、地下から空にだけ開かれた、
屋根も他へ続く扉も何もないスペース。
空の色、雲の流れを見て、雨だれ、雪、
移り行く自然を感じながら、思索に耽る事ができるでしょう。
10月1日の海岸清掃が終わった後、
偉大なかほくの哲人に触れ、心を解放するのは、オススメの過ごし方です。


コメント
投稿者: はぴちゃん
海岸清掃なので、晴れの場合でも波浪に関する注意報等が発令された場合、どうなりますか?
ビミョーな天気の場合は、ハローファイブで随時情報を流していただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
投稿者: fmishikawa
度々のコメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなりすいません。
ご質問にお答えいたします。
「晴れの場合でも波浪に関する注意報等が発令された場合」
現地で清掃区域の限定や実施内容の変更などをお伝えします。
「ビミョーな天気の場合は、ハローファイブで随時情報を流す」
こちらは、午前6時の放送をチェックしてください。
開催か否かをお知らせ致します。
何卒よろしくお願い致します。