こんにちは、FM香川 Bloggerの蒲野です。

台風18号は過ぎてしまいましたが、昨日は高松のサンポートにも大量のゴミが打ち上げられていました。有明浜もいかばかりか・・・と心配しております。今週末には19号が同じようなルートをたどって近づいてくるようです。海沿いの皆さんはお気をつけ下さいね。

さて、きょうは有明浜の貴重な海浜植物についてお話します。

海浜植物というのは、その名前のとおり、海岸に自生する植物です。潮風や海水がモロに当たる浜辺は植物にとって非常に厳しい環境です。それでも海水が上がってくる限界点ギリギリまで伸びてくる「チャレンシャー」な植物たち・・・それが海浜植物なのです。

Wikipediaで「海浜植物」を調べると、具体例として「香川県観音寺市の有明浜」と挙げられるるほどの場所が、今回のクリーン・キャンペーンの舞台なのです。

まず、有明浜にはどんな海浜植物があるのか・・・海岸に建てられた看板をご覧頂きましょう。



「ウンラン」「ハマボウフウ」「ハマヒルガオ」「ハマゴウ」「コウボウムギ」の写真の他にもたくさんの種類の海浜植物が自生していることがわかりますね。

実際には、どんな感じで分布しているのでしょうか？



砂浜から蔓が顔を出すと、一直線に海の方へ向かいます。健気ですねぇ。
これは「ハマゴウ」という花のようです。

もうちょっとアップにしてみましょう。



なんとも可憐な、小さな花をたくさんつけております。

富士山では、同じように厳しい環境の中で生きている「高山植物」が目を楽しませてくれますが、有明浜でも季節折々に「海浜植物」が訪れる人の目を癒してくれます。

風に飛ばされたゴミが、この海浜植物の自生している場所にまで入り込んでいる場合もありますが、取りに行く時はなるべく踏みつけないように、気をつけてあげてくださいね。

【コスモ アースコンシャス アクト クリーン･キャンペーン in 有明浜】

開催日時 　　　　11月 9日 (日) 9：00　〜 14：00（小雨決行）
開催場所 　　　　観音寺市　有明浜海水浴場
集合時間　　　　 8：30〜9：00
集合場所　　　　 琴弾公園駐車場
エンターテイメント　「有明マルシェ」
参加申込 　　　　　事前申込（清掃のみの参加は当日受付も可能）
募集定員 　　　　　400名 （応募多数の場合は抽選となります）

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