単刀直入に言うけれど、毎年このクリーンキャンペーンに参加して感じることは
“憤り”と“爽快”だ。
秋が深まり誰もいない海、そこにあるのは、心地いい秋風と穏やかな波の音、
そして、砂に埋もれる無数のゴミ。何ともミスマッチな風景である。
花火の燃えカスにタバコの吸殻、ペットボトルのキャップ、サビついた空き缶。
波風にさらされるその姿は、哀愁漂うというか、人間の情けなさを感じずにはいられない。
そんなゴミを、子供たちが拾う。その姿に心打たれる。
親子で参加して「お父さん、こんなの見つけたよー」なんて目を輝かせて拾う姿は、
まるで「宝探し」を楽しんでいるかのよう。
砂浜に埋もれた“ビッグなお宝”を発見した時なんて、興奮そのもの。
お父さん達も「やったねー、大物じゃん!」と嬉しそう。
ゴミはゴミ、しかも、知らない人間が残したそれを、どこかの小さな子供達が楽しそうに拾う。この風景を見て心が動かない人はいないと信じたい。
私も今年も参加します。心の綺麗な子供達にキレイな海で“本当の宝探し”を楽しんで
欲しいから。
これを読んで心が少しでも動いた方は、ぜひご参加を。
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