クリーン・キャンペーン 全国38局

レポート記事

[TOKYO FM(2014年度以前)]

海岸のゴミはどこからやってくるのでしょうか?

こんにちは!スタッフ「U」です。

クリーン・キャンペーン in 江ノ島
〜みんなで拾おう!みんなで支えよう!〜

募集がスタートして10日。
はやくもたくさんの応募ありがとうございます。
もちろん‥
まだまだお待ちしています!

地引き網もホントに楽しみですねー。
大漁を祈りつつ‥

今日は、ゴミについてのお勉強です。
お勉強といっても、
難しいものではありません。

今年、わたしたちが清掃をするのは海岸です。
江ノ島の片瀬海岸東浜。
そこで、こんな質問をしたいと思います。

「海岸のごみは、どこから来ると思いますか?」


(©かながわ海岸美化財団)

じつは、海水浴の方のごみは、たったの3割です。
海岸に落ちているごみ、
海岸ごみの7割は川からやってきます。
「水の流れ」が山や川や街にあるごみを全て集めて、
海岸まで運んでくるのです。
ちょっとしたポイ捨てにすぎないものでも、
それが集まれば、うんざりするくらい大量になります。

つまり、海岸ごみは、私たちが暮らす社会のごみの集大成。
「海岸ごみ」=「海水浴客のごみ」ではありません。
海岸が汚いということは、
それだけ、私たちの「社会」が汚いということです。

ちょっと下を向いて歩いてみてください。
結構なごみが落ちています。
それらのごみがどこに行くのかを考えてみてください。
街中のごみが堆積されていかないのは、
雨が降って、川から海へ流れてしまっただけかもしれません。

海岸のごみは社会全体の問題です。
そして、最後は、そこに暮らす人ひとりひとりのマナーの問題です。
すぐには変わりません。
ほんのちょっとしたことで海岸はごみで埋まります。

しかし、逆にひとりひとりが、ほんのちょっとしたことを、
心がけるだけできれいにもなります。
難しいかもしれませんが、ここから始めましょう。

クリーン・キャンペーン in 江ノ島 担当 U

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