
サンポート高松地区では、3年前の4月から地域熱供給が開始されています。地域熱供給とは、建物ごとに設置していた冷暖房用熱源機器などを一カ所に集め、そこで製造した冷水や温水を、地下の配管を通じて近隣の建物に供給し、冷暖房や給湯をおこなう熱効率の高いシステムのことです。サンポート高松地区は、瀬戸内海に面しているという立地を生かし、全国でも珍しい海水の持つ温度差エネルギーを活用しています。これは、海水が外気温に比べ、夏は低く冬は高いという特性を持っていることから、この海水の温度差を未利用エネルギーとして活用するもので、大きな省エネ効果を得ることができるんです。川や海が持つ熱やゴミ焼却熱、地下街から出る熱など、いわゆる未利用エネルギーの活用には、人口の集中した都市部など、まとまった規模の熱に対するニーズが必要ですが、身の回りに存在しながら、今まで利用されてこなかった未利用エネルギーの活用は、まさに地球に優しいといえます。都市部はとかくエネルギー量が非常に多いですから、こういった省エネはこれから私たちが積極的に活用するべきものではないでしょうか。

