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ウミガメの戻る海

レポーター:FM福岡 中島 愛

レポーター:中島 愛

おはようございます。エフエム福岡、中島愛です。
今日はウミガメのお話です。

私は今、福岡県福津市、恋の浦の海岸に来ています。福岡県にはいくつか、ウミガメが産卵に来る浜辺がありますが、ここもそのひとつです。
この海岸には、町民によるウミガメ保護団体「恋の浦 ウミガメの会」があります。さらに、2002年にはその活動を支援するため、役場に日本初の「ウミガメ課」も設けられました。 
保護活動が全国的に有名になった津屋崎町。ボランティアに参加する人もそれまでの10倍に増えました。
しかし、2004年夏。この年の産卵はゼロでした。前の年には過去最多の315匹もの孵化が確認されたにもかかわらず、この年はゼロだったんです。

原因のひとつとして、浜辺に多くの人が訪れたことが挙げられています。ボランティアとともに、観光客も増えてしまったんです。
昼間、沖合いから浜辺の様子を観察しているウミガメにとって、沢山の人々が行き交う浜辺は産卵に適していたか、ということです。
自然との共生が、そして自然をありのままに残すということが、いかに難しいかを考えさせられるエピソードです。
それでも、ウミガメの会の置鮎純子さんは、「これからも試行錯誤しながら自然と向き合い、子供たちに美しい海を残していきたいです」とおっしゃっていました。
以上、恋の浦の海岸から、中島愛でした!


放送局:FM福岡

レポーター:中島 愛

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