
今週月曜日から、杉並区では、レジ袋の有料化実験が始まったんです。スーパーの「サミット成田東店」で、これまでは無料だったレジ袋が、1枚、5円で販売されるようになりました。杉並区では、ゴミとして出されるレジ袋の量が、1年間で3000トン。その処理にかかる費用は1億5000万円!これではマズイと、4年ほど前から、区民に、「買い物の際のマイバック持参」を呼びかけてきました。しかし、呼びかけだけでは効果がない…、ということで、今回、行政が主導する取り組みとしては全国初!の実験が始まったわけです。「サミット成田東店」に伺ったところ、レジ袋を有料にした初日の月曜日は、7割の方が、マイバック、つまり、買い物袋を持参したそうです。スーパーにとってイチバンの問題は、売り上げです。「レジ袋が有料だから…」と、客足が遠のいてしまうのか、それとも、「環境に優しいお店だから…」と、客足が伸びるのか。その結果には、全国の小売店が注目していますが、もし、売り上げが倍増!というようなことになれば、あっというまに、レジ袋が日本全国で、有料になるかもしれませんね。日本のゴミが大きく減るかどうか。その答えを決めるのは、わたしたち、ひとりひとりのようです。