
呼びかけ人は市民団体「Ecoシティー研究会・どんぐりの木」代表の若城浩史さん。ある時、若城さんが県南部の球磨地方の荒れた山にどんぐりの苗木を植えました。二週間後に現場に行ってみると木が消えていました!何故か?シカのエサになってしまっていたのです。そこで、若城さんは、こんな役割を思いつきました。
若城:山には生態系がちゃんとしていれば、肉食獣が存在するが、肉食獣がいないためにシカがパラダイス状態で増え続けた。いつかはシカもエサがなくなり里山におりてくる。そこで、肉食獣の代わりを私たちの団体が猟師と一緒にやり、クマの代わりになる。食べる頂点をつくればいいと思って大都市圏と球磨郡とのラインをつくった。
シカジャーキーは脂身が少ないもののやわらかく、くせのないさっぱりとしたおいしさです。食べる時には、山の現状を考えて欲しいと若城さんは言います。(100g/2000円で販売、主に東京に出荷されています。)
県の調査では人吉・球磨地方に3万1000頭は生息しているシカ。若い木や農作物を食べるなど被害も及ぼしています。このプロジェクトがシカと共存する取り組みになることを期待します。

