
従来の土耕栽培や水耕栽培とは違い、植物の根に直接液肥を噴霧する農法で、これにより栄養が効率よくかつ充分に吸収されます。農薬を使わないうえに農場(ファーム)では徹底した衛生管理を行っているので、洗わずにそのままでも口に入れることができる安心の野菜を生産できるのです。
静岡にもファームがあるということで訪ねてみました。入る前にエアーでしっかりホコリを落とし、キャップと白衣を着て、さながら食品工場のような徹底ぶりです。600坪のファームいっぱいに大葉が栽培され、毎日手摘みで収穫が行われています。
写真では土の下に根が出ているのが分かりますか?この部分にミスト状の液肥を直接かけるのです。液肥は機械で循環させて使っていますので、無駄がありません。収穫した大葉は、安心して食べられる生食用としてはもちろんジュースにも加工されて店頭に並んでいます。
静岡ミストファームの北井社長は、実は以前から農業に従事していたわけではありません。そういった、いわば素人でもはじめられるのが「ミスト農法」だといいます。現在、全国に8つのファームがありますが、安全性と経済性を両立した農法としてこれからの普及に期待されます。


