
今年の9月にスタートしたばかりの、この「手仕事展」は、陶器、ガラス、木工、金属、布といった、様々なジャンルのアーティストが集まり、展示即売やワークショップを各地で開いているものです。
輸入商品が溢れている今、日本の手仕事は厳しい環境におかれています。
そんな中、日本独自の感性や繊細な技術といった、日本の手仕事の良さを再認識していこう!というコンセプトに基づいています。
またもう一つのコンセプトに、「地球環境に配慮して、廃棄物をゼロにしよう」ということが挙げられています。
栃木県益子町の株式会社もえぎの代表取締役・大塚かずみさんに「手仕事と地球環境のつながり」についてお話をお伺いしました。
栃木件の益子町は「益子焼」という焼き物が有名です。
しかし焼き物は、土を掘って形にして焼き上がりますが、それが再び土に帰るにはものすごい年月がかかるんですね。
なので、使えないものは、イコール自然破壊になってしまうということも言えるんだそうです。
長く使ってもらえるようなものを作るのは勿論のこと、例えば、焼き物の器の一部が欠けてしまったという時、地球環境のことを考えて、「欠けてしまった部分を、どう生かすか?」ということを考えよう!「無駄を出さないようにしよう!」という、意識が大切だとおっしゃっていました。
例えば、廃材になっていたガラスを溶かして作られた作品があったり、流木に植物をはらませた花入れも。「ものづくりの観点でも、見直していくことがあるのではないか?」という思いを伝えていきたいですね。
無駄を出さない!という考え方で「手仕事展」を見ていくと納得できます。
この「手仕事展」、年内には北海道・群馬でも開かれます。ぜひ足を運んでみて下さい。

