
川端(かばた)では、それぞれ使う場面で水は分けられていますが、野菜や食器を洗い、飲み水や炊事用にも使われ、米粒などをエサとする鯉が水をきれいにしています。
そして、川上の人は水を汚さないようにし、川下の人はそれを信頼して使うという思いやりと信頼の関係が昔から自然と続いています。
こんな、自然と共生する暮らしぶりが4年前テレビで紹介され、のどかな集落に多くの見学者が訪れて、住民に不安が拡がりました。
そこで、地元の有志がその受け皿として、「針江生水の郷(はりえしょうずのさと)委員会」を結成、「エコツアー」を実施し、今では生活を守りながら、エコな暮らしを紹介しています。
エコツアーの参加費は、コースにより違い1000円と2500円、地元ボランティアが案内します。
参加費は環境整備などに使われ、一部を地域通貨でボランティアに還元しています。
今では、年間約7,000人の方がここを訪れています。
水の循環とそれに根付いた暮らし、また、それを案内するボランティア。
自然と共生した暮らしが、それを守り伝えるための工夫により、実現している街新旭町針江地区を紹介しました。

