
そんな中、県内で活動するNPO法人オムニバスデザイン社は昨年11月、見やすく分かりやすい、そして沖縄のバス事情を詳しく紹介したバスマップを発行しました。実はこのバスマップ、その便利さだけでなく環境の面でも話題なんです。
というのは、このバスマップを手にした人の50%が、以前に比べてバスを利用するようになり、年間100トン以上のCO2が削減されるということがわかったんです。
バスマップ作成にあたった、オムニバスデザイン社の代表高江洲義浩さんは「沖縄に住む多くの人が路線バスの移動だけで生活するのは難しく、これからも沖縄の移動の中心は自家用車というのは当然」とした上で、「沖縄の人の生活の中に、身近な移動手段として路線バスを加えて欲しい。それと同時に自家用車と路線バスの接続を組み合わせるパーク&ライド構想を進めて、都市部の渋滞緩和やCO2削減といった環境を考えた取り組みが自然と生まれれば」と話しました。
今回の取材を通して、公共交通の利便性と自動車の利便性がうまく組み合わされれば、私たちの生活がますます便利になり、生活に厚みと幅が生まれ、かつ環境にも配慮できるということを感じました。


