
徳島市から西へ車で1時間半、つるぎ町は、四国第2の高峰1995mの剣山のふもとの町です。
四国山地の北斜面にあたるこの町には古くて幹の太い「巨木・巨樹」が多く育っています。
この町で、今年5月に「巨木を語ろう全国フォーラム」が開かれます。
大勢の巨樹ファンがこの町を訪れ、根が踏み荒らされるのを防ぐため、国の天然記念物「赤羽根大師(あかばねだいし)のエノキ」の周辺には、見学用の木道が設られました。
その巨樹は幹周り8.7メートルもあります。
今回作られた 木道は延長30メートル、幅1.2メートルで幹のすぐ近くを通り、駐車場と山道を結んでいます。
根を傷つけないよう、土台を埋めて支柱を固定するのではなく、数本のくいで直接地面に固定する工法を用いています。
一般に樹木は、根の周辺を踏み固められると弱るため、近づかないことが一番の保護策だそうです。
ただ、大木を、より近くで見たいというファンは多く、観光客が増えれば樹の勢いが衰えてしまう恐れもあることから、木道をつけることになりました。
町では「大切な財産を守りながら、観光振興に努めたい」と話してしています。


