
900平方メートルの畑に、子供たちやボランティアの皆さんで綿花の種を植えました。秋には白い綿が収穫できます。初めて見る綿花を子供たちは、布団の綿を貼り付けた、と思うそうです。
そんなこの綿花、何から生まれたかというと…。紙おむつなんです。紙おむつって、使い捨てですよね。でも、汚れている部分ってごく一部。時間が来たら交換するということも考えると、ほとんどの部分はきれいなままなんです。
そんな紙おむつをぽんぽん消費するのはもったいないし、森林伐採にもつながる。何とか自分たちで再生できる方法はないかと考えたのが、福岡大学の松藤教授でした。
紙おむつを、特殊な液体で、汚れている部分、ちょっと汚れている部分、きれいな部分とに分けて、きれいな部分は再資源化し、そしてちょっと汚れている部分は、苗床として、汚れている部分は肥料として再利用しているんです。
天然素材であれば、土に混ぜても使える。そこに種と太陽の恵みを与えれば、新たな資源が生まれるということなんです。
これから迎える高齢化社会を見据え、また森林伐採の抑止、資源の自給と色んなことに繋がる、紙おむつの再資源化システム「ラブフォレストプロジェクト」。
10年前にスタートし現在は産学官を巻き込んでのプロジェクトに発展。8月に開催される上海万博でも紹介される予定です。


