
世界ジオパークとして一躍有名になった室戸市のとなり、奈半利町には、
サンゴをはじめ 貴重な地域資源があるんですが、
そういった資源を活用して、地域を元気にしようと活動を行っている住民グループ
「天然資源活用委員会」が 昨年、財団法人「黒潮生物研究所」と合同で、
奈半利町沖のサンゴの生息調査を実施しました。
実はこの取り組み、2002年に、町の防波堤周辺にサンゴが群生しているのが
発見されたのを受けて、2004年から毎年、定点観測を続けているものなんですが、
奈半利町のサンゴは、沖合およそ200メートルに20年ほど前から設置した
コンクリート製の離岸堤に付着する形で生息しているため、
この離岸提の設置時期の違いが、そのままサンゴの生息年数の違いとなっています。
つまり、学術的にも非常に珍しく貴重なサンゴの生息地なんです!
今回の観測では、おおむね生育状況は良好で、
一部でサンゴを食べる巻き貝が増加しているものの、
いまのところ大きな影響は見られないということでした。
そして、定点観測10周年となる今年は、
シンポジウムの開催なども検討しているということで、
豊かな環境資源を見守りながら、町の活性化にもつなげていく動きも出てきています!


