
愛知県が「瓦」の日本最大の特産地であること、ご存知ですか?
2010年度の出荷枚数は約3億1900万枚と、全国の65%を占めています。
こうした中で、形が悪いなどの理由で規格外とされたものの約1割は粘土として再利用したりすることができず、廃棄処分にされていました。
しかし県などの研究の結果、この規格外の瓦を砕き粒子状にした「シャモット」を地盤に埋めると、地震による液状化現象を抑えられることが判明したのです。
角張った形状の「シャモット」は地震の振動にも粒子のずれが起こりにくいのが理由です。
ご存知のように、東海地方でも連動型の巨大地震の発生が懸念され、液状化対策も急がれています。規格外瓦のリサイクル品で、地面を掘って埋め戻すだけの簡単な工法で効果が期待できるため、県などは「低コストで対策が可能」として、住宅やマンホールなどでの実用化を目指します。

