
「ミズアオイ」、名前から想像できるかも知れませんが青紫色の小さな花を咲かせる水草。
和歌に詠まれるなど昔から親しまれてきた植物ですが、実は環境省の「準絶滅危惧種」岩手県のいわてレッドデータブックでは「Bランク」に指定され、絶滅が心配されている植物です。
岩手県釜石市には、このミズアオイが群生していた場所が海のすぐ近くにあったのですが、津波の影響を受け砂に埋まってしまいました。
しかし、育てていた方がこのミズアオイを再び見たいと砂に埋まっていたミズアオイの種を掘り出し、別の水田に移植して去年発芽に成功、その夏には青紫の花を咲かせました。
今年は2年目で、去年咲いたミズアオイの種から芽が出るかどうかいう年だったのですが、先日、育てている水田に行き、ミズアオイの小さな芽が出ているかを確認してきました。
本当に小さな葉っぱが数枚出ているという状態ですが、保護している場所は地元の小学校・中学校の仮設校舎のすぐ近くということもあり、環境教育の授業としてミズアオイの観察が行われていました。
また、水田の近くに住む方がボランティアで草取りをしてくれるなど、みんなで守っている水田です。水田には稲も植えられ、アメンボやカエルなどの生き物の姿もありました。
今後、多くの市民に見守られながら以前の様な群生を見せる事と思います。
そんなミズアオイの花言葉は「前途洋洋」。
これからグングン成長していき、8月の中旬から下旬にかけての開花が期待されています。


