
大分からは、「海岸ごみの調査」についてです。
大分県の海岸は、周防灘(すおうなだ)、伊予灘(いよなだ)、別府湾(べっぷわん)、豊後水道(ぶんごすいどう)など異なる海域に面しています。その延長距離は、約766?。
複雑な地形や潮流、気象条件により海岸ごみが発生しやすい状況にあります。
県では、海岸線に流れ着くごみの量や種類を調査しました。
海岸ごみとは、海岸に漂着し、波や風によって打ち上げられたごみのことで、大きく分けて“人工ごみ”と“自然ごみ”に分けられます。
簡易調査に基づいて算出したごみの量は、約1万5千立方メートル。これは、標準的な小学校の25メートルプール約23杯分にあたるそうです。
特に、人工ごみでは、プラスチック類が占める割合が最も多く、プラスチック類では、漁具やプラスチックの破片、飲料用のプラボトル、ふた・キャップが多い状況でした。
そこで、より地域ごとの特徴を把握しようと、詳しい調査を実施。調査地点は、沿岸12市町村の17カ所。
8月、9月、10月、12月の4回、流れ着くごみの量や種類などを調べました。
その結果、海岸線に流れ着くごみの総量は、年間約5万立方メートル。これは、以前推計したごみの量に比べると実は3倍以上だったという実態が浮かび上がりました。
ごみの種類は、全体的にはプラスチック類が多かったそうです。海外からの漂着ごみは、人工ごみ全体の1%未満の量だったものの、5割以上は県南部で見つかりました。
地域によって漂着しやすいごみの種類が異なっていることも分かりました。
今回の調査結果を踏まえ、“海岸ごみマップ”を作製するそうです。効果的なごみ対策も期待できそうですね。


