BACK_NUMBER 過去O.A. 曲

  • 2016.06.07.Tue 第36回「 Marry You 」 Bruno Mars
今週はジューン・ブライド特集として「 Marry You 」 Bruno Marsを取り上げました。
Bruno Marsは、ハワイ出身のシンガーソングライター。この「Marry You」は2010年の
デビューアルバム、「Doo-Wops & Hooligans」に収録されている曲です。

さて、6月の花嫁、ジューン・ブライドは幸せになれる!そんな言い伝えからアメリカで結婚式が最も多く行われるのが6月です。この曲 Bruno Marsの「 Marry You 」は、全米シングルチャートでは最高位85位でしたが、世界的に長く売れ続けていて、これまでに220万枚以上を売り上げるミリオンヒットになっています。
「 Marry You 」という曲のタイトルもあって、アメリカでも日本でも結婚式でもよく使われるという事ですが、実は普通のプロポーズソングとはひと味ちがいます。

It's a beautiful night ,
We're looking for something dumb to do
Hey baby
I think I want to marry you

歌はこんな出だしから始まります。

今夜は素晴らしい、ビューティフルな夜だから、
「dumb」、、、つまり「バカげたこと」をしたいと思っている。
僕は君と結婚したいと思っている。

「marry you」とはもちろん、「君と結婚する」という意味ですが、
「I think 」という表現が最初に来ています。
実は、「I think 」とははっきりとわかっていないことを意味するので、
こんな表現自体がプロポーズでは絶対のNGワードです。
普通のプロポーズは、「Would you marry me ?」と相手の意思をきくものですから、
「I think 」自分でもわからない、、、なんて言い方をすれば、
プロポーズされた相手が、まず怒ることは間違いなしです。

また、その後の表現でも、「Or is it this dancing juice?」という歌詞もでてきます。
「 dancing juice」とは、アルコールのこと。
つまり、酔っぱらっている勢いで、君と結婚したいと思うんだ!とも歌っています。

そして、後半の歌詞でも、「If we wake up and you wanna break up that's cool」
「明日、目覚めたあとに、別れたくなってもいいんだよ!」とも。

多くの女性にはそれぞれ、プロポーズのされ方についての自分だけの「理想」があるのでは。
それはロマンテックな高級レストランだったり、クリスマス間近のニューヨーク、ロックフェラープラザのスケートリンクだったり、、。でも、そんな「直球」のプロポーズではなく、この歌はあくまで「変化球」のプロポーズの雰囲気です。

この曲アメリカでは結婚式に半分ジョークで流される事も多いようですが、
あなたが自分の結婚式で使うかどうかは、招待するお客様の顔ぶれをよく考えて決めたほうが
いいかもしれません。
どうしても流したいのであれば、「2次会」ぐらいにしておいた方が、無難かも。
番組を聞いて、歌詞をしっかり理解してから決めてもいいかもしれませんね。

来週6月14日の「ENGLISH JUKEBOX」は、ジューンブライド特集の第2弾、
Magicの「Rude」を取り上げます。これは、彼女のお父さんに「娘さんをください!」とお願いに行くというストーリーの歌です。さあ、どんな展開になるのか、、お楽しみに!


さて、番組では加藤先生の選んだニューヨーク、ブルックリングッズをメールを頂いたかたに
抽選でプレゼントします。6月はブルックリンボウル(人気のボーリング場)のTシャツを
男女ペアで1名のかたにプレゼント!
メッセージも添えてぜひ、メールフォームから申し込みください。
<%image(20160607-present201606.jpg|640|420|)%>
  • mixiでシェアする

閉じる

TOKYOFM

  • スマホ・PCでどこでも聴けます
  • PC・スマホ対応 1都6県で無料配信 プレミアム全国配信も! | radiko.jpで今スグ聴く
  • ライブ放送のほか、ここでしか聴くことができないオリジナルトークも満載!| JFN PARK
  • ポッドキャストや<br />音楽プレイリストなど機能充実! | WIZ RADIO