今日加藤先生が選んだ曲はSia feat. Sean Paul の「Cheap Thrills」です。

Siaはオーストラリア出身のシンガーソングライター。かつてイギリスの人気グループ
Zero7のボーカルを担当していたこともあります。
２０１４年にリリースした６枚目のアルバムからの大ヒット曲「Chandelier」で
世界的な名声を手にします。
この「Cheap Thrill」はレゲエの大スターSean Paulをフィーチャーして、
２０１６年のビッグヒットになりました。

この曲は様々な経過を経て、最終的にSiaとSean Paulのリミックスバージョンに
なりましたが、Sean Paulはジャマイカのアーティスト、
強いジャマイカ訛りで歌っています。これはパトワPatoisという方言、正直言って
なかなかわかりにくいのですが、逆に聞き取れた時には心から楽しくなる
ナンバーです。

イントロから
Up with it girl　
〜Upは立ち上がれ　
Rock with it girl
〜ロックしろ
Show dem it girl (Bada bang bang)
〜皆に見せろ
Bounce with it girl
〜バウンスしろ（飛び跳ねろ）　

ポイントは「bounce」　飛び跳ねる。
日本語でボールが“バウンド”するというのは、英語ではbounceですよ。

続いて、Dance with it girl
〜ダンスしろ！
Get with it girl
〜ゲットしろ！
その後の「Bada bang bang」あまり意味はありません。


その続き
Come on, come on, turn the radio on
〜ラジオをつけろ
It's Friday night and it won't be long
〜金曜日の夜、そんなには長くない　

（何が長くないのかわかりますか？これは後から出てきますが”Til I hit the dance floor
　ダンスフロアをhitするまで長くない、間もなくという意味です。）

ここのポイントjは「hit the dance floor 」
hitはどこかに「行く・着く」という意味で使うことがあります。
Hit the street だと「ストリート（街）に行く」という意味です。

Gotta do my hair, put my makeup on
ヘアを整えてメークしなければならない

It's Friday night and it won't be long
金曜日の夜、そんなには長くない　


この曲、もともとはSiaがRihannaのために書いた曲、でも採用されなかったため、
最初Siaのソロでリリース、その後に出したSean Paulとのリミックスの方が大ヒット
しました。これから夜の街に出かける期待感と高揚感が伝わってくる曲です。
Sean Paulはジャマイカのアーティスト、強いジャマイカ訛りで歌っていまが、
これはパトワPatoisという方言、正直言ってなかなかわかりにくいのですが、
逆に聞き取れた時には心から楽しくなるナンバーです。


さて、来週はMike Posner の「I Took A Pill In Ibiza」をご紹介します。
この「I Took A Pill In Ibiza」はノルウェー人のDJ Seebのリミックスバージョンで、
今年の大ヒットになったナンバーです。お楽しみに！