2017.02.05.SunTOKYO FM第70回「Hymn For The Weekend 」 Coldplay
今週、加藤先生が選んだ曲はColdplayの「Hymn For The Weekend 」です。
Coldplayはイギリスを代表する人気ロックバンド。
2000年のデビュー以来、「クロックス」「美しき生命」などの数多くのヒットを
飛ばしています。この「Hymn For The Weekend 」は2016年リリースの最新シングルで、
ビヨンセをフィーチャーして大ヒットしました。
タイトルに出てくる「Hymn」とは賛歌、賛美歌、讃える歌という意味。
つまり「Hymn For The Weekend 」は「週末の賛美歌」となります。
まずは、1番出だし
Oh, angel sent from up above
You know you make my world light up
When I was down, when I was hurt
You came to lift me up
Oh, angel sent from up above
「up above」とは 「上の方=天」という意味。
(君は)天から送られてきたエンジェル
You know you make my world light up
君は私の世界をライトアップしてくれるということを君は知っている。
When I was down, when I was hurt
「I am down 」は、落ち込んでいるという意味。
落ち込んだり、傷ついたりした時に、
You came to lift me up
君は(落ち込んでいた気持ちを)持ち上げてくれた。
続いて、1番の出だし後半です。
Life is a drink, and love's a drug
Oh, now I think I must be miles up
When I was a river, dried up
You came to rain a flood
Life is a drink, and love's a drug
人生はお酒、愛はドラッグと直訳できますが、
お酒とドラッグはお互いを高揚させる・・・・
人生はお酒に溺れたような状態の中で、ラブはドラッグの意味を持っている
Oh, now I think I must be miles up
今僕はかなり高く上がっているに違いない
When I was a river, dried up
僕が川ですっかり乾いてしまった時、
You came to rain a flood
君は雨で洪水を起こしてくれた
意味は、落ち込んでいる時君が来て持ち上げてくれたと取れますね。
続いて、
And said drink from me, drink from me
When I was so thirsty
Pour on a symphony
Now I just can't get enough
Put your wings on me, wings on me
When I was so heavy
Pour on a symphony
When I'm low, low, low, low
And said drink from me, drink from me
彼女が言った、私から飲んで、私から飲んで
これは、雨を彼女の愛にたとえている比喩
When I was so thirsty
僕が喉が渇いていた時
Pour on a symphony
シンフォニーを注いでくれた
Now I just can't get enough
ここのポイントは、このI can't get enough
いくらもらっても満足できないくらい、欲しくて欲しくてたまらない
Put your wings on me, wings on me
君の翼を僕の上にかけてくれ
When I was so heavy
僕が重い時に(翼を上に置いて重い体を浮き上がらせてくれ)
Pour on a symphony
シンフォニーを注いで
When I'm low, low, low, low
僕がとっても落ち込んでいる時に
「Hymn For The Weekend」、まさに 週末の賛美歌のように愛をたたえる曲。
Coldplayのニューアルバム「A Head Full Of Dreams」からのシングルヒットですが、
今、一番ホットなロックバンドとして絶大な人気が納得できる名曲ですね。