今日、加藤先生が選んだ曲は Niall Horanの「This Town」です！

Niall Horanはアイルランド出身のシンガーで、というより
New Directionのメンバーと言った方がおなじみです。
去年、９月にこの曲「This Town」をソロでリリース。
メンバーの中では最初のソロデビューとなりました。
シンプルなギターによる非常に単純なリズムだけの弾き語り、
素朴な、昔風の、弾き語り風の歌、このノスタルジックで不思議な
曲調は、そのまま歌詞の内容をイメージさせてくれます。

出だしから

Waking up to kiss you and nobody's there
〜起きて君にキスしようとすると、君がいない

The smell of your perfume still stuck in the air
〜君の香水の香りが、まだ空気に張り付いている、、。

ここのポイントは「stuck」　　 stick =張り付くの過去・過去分詞です。
身動きが取れない、立ち往生しているという意味もあります。

It's hard　
〜それは辛い→彼女への思いが切れない状況を歌ってます。

Yesterday I thought I saw your shadow running 'round
〜昨日、君の影が周りに走っているのを見た気がする。

It's funny
〜おかしいね

how things never change in this old town
〜何も変わらない、この古い町では。

So far　　From the stars
〜星からはるか遠くに離れていて、

ポイント「star 」 この場合は星というよりは、映画スターなどのスター
→映画スターなどからは遠く離れた田舎の昔の街、そこでは昔から何も変わらないっておかしいね。

続いて、
And I want to tell you everything
〜君に全てのことを言いたい

The words I never got to say the first time around
〜最初は君に言えなかったこと

And I remember everything
〜僕は全てを覚えている（思い出す）

ここのポイントは「remember 」覚えている、思い出す　→英語では同じ言葉、
rememberとして英語のまま覚えておきましょう。

From when we were the children playing in this fairground
〜僕たちが子供で、このお祭りで遊んでいた頃からずっと

Wish I was there with you now
〜そこに今、君と一緒に入られたら。

ポイントは「wish I was there」 そこにいられたらなあ （仮定法過去完了）


小さな町に生まれて育つと、帰るたびに昔と同じ風景があって、
１０代の時に恋した女の子がバーに座っていたりして、、、。
そんな記憶が蘇ってくる、いつどこに何をしていても、そこに帰ると全ての記憶が蘇る。
そういう町だ・・・という歌詞。
シンプルなギターの曲調が、そんな意味をよりノスタルジックに聞かせてくれる
ナンバーです。歌詞を味わって聞いて欲しい名曲です。

さて、来週の曲は John Legendの「Love Me Now」です！
この曲は、２０１６年にリリースされたヒット曲です。
お楽しみに！