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2017.03.22.Wed
TOKYO FM第77回「Don't Wanna Know 」Maroon 5
今日加藤先生が選んだ曲は Maroon 5の「Don't Wanna Know」 です。
Maroon 5はアメリカのポップ・ロックグループです。
2003年にメジャーデビュー、グラミーの最優秀新人賞を受賞して以来、
これまでに数々のヒットを飛ばしていて、今日ご紹介する「Don't Wanna Know」は
去年リリースされた最新ヒットです。
実は、この曲はKendrick Lamarをフィーチャーしていますが、
今回は彼が入っていないクリーンバージョン=ラジオバージョンです。
曲のタイトル「Don't Wanna Know」知りたくない、では何を知りたくないのでしょうか?
歌詞を追ってゆきましょう。
まず、出だしがいきなりサビ、
I don't wanna know, know, know, know
〜僕は知りたくない
Who's taking you home, home, home, home
〜誰が家に君を連れて帰っているのか、
(今誰が君の恋人なのかなんて知りたくない!)
And loving you so, so, so, so
〜誰が君を愛しているのか
The way I used to love you, no
僕がかつて君を愛したように
これが2回繰り返されています。
続いて、、
Wasted (wasted)
〜ボロボロに酔っ払って
ここのポイントは「I’m wasted 」、ここでは酔っ払った〜という意味ですが、
wastedは元々「無駄になった」、「役に立たない」という意味。
ただ、会話では「酔っ払った、酔っ払っているというふう」とよく使われます。
つまり、ホロ酔いではなく、かなり酔っている状態ですね。
And the more I drink the more I think about you
〜飲めば飲むほど君のことを考える
Oh no, no, I can't take it
〜こんなこともうやってられない
Baby every place I go reminds me of you
〜行く場所全てが君を思い出させる。
ここのポイント「remind me of you」 思い出させる=思い出す。
意図していないのに思い出してしまう感じです。
しつこくサビが繰り返されるこの歌、歌詞はそんなにないのですが、
ここまで聞いても分かるようにありがちな失恋・女々しい男ソングです。
アメリカの歌ではよくあるパターンで、実は失恋した後で昔の彼女を思って歌う歌が
すごく多いのです、しかし、なぜか女性側からはあまりこのような歌はありません。
女性の歌は、恋の始まりでどうしよう? と迷う歌が多いのに比べ、
男側は、別れた後に未練たっぷりで昔を懐かしく思い出している歌が、
すごく多い、だた、女性はこんな男の人の繊細な部分に弱い、、という節もあります。
歌詞が理解出来るとこんな面白いポップス歌詞事情も楽しめます。
是非、歌詞を追いながら楽しんでくださいね!
さて、来週は「 Closer 」The Chainsmokers feat. Halseyをご紹介します。
お楽しみに!