第２５回「中山雅史さんが登場！！」
今週は、日本のサッカー界、そしてJリーグを長年にわたって牽引してこられた
中山雅史さんをゲストにお迎えしました！
元日本代表で、現在もアスルクラロ沼津に現役選手として所属し、
サッカー解説者としても活躍されている中山雅史さん。
日本人として初めてW杯でゴールを決め、
Jリーグでの最優秀選手賞を受賞するなど、輝かしい活躍をされた後、
一度、第一線を退かれた後、2015年秋にアスルクラロ沼津で現役復帰。
50代の現役サッカー選手として、現在も日本のサッカー界を牽引されています。
そんな中山さんの経歴を改めて振り返ると、
サッカーを始めたのは小学4年生のとき。
その後、サッカーの名門、藤枝東高校に進学し、
筑波大学では蹴球部に入部されました。
ゴン中山の愛称でも知られる中山さんですが、
この愛称は当時のテレビ番組「オレたちひょうきん族」で
ビートたけし演じる鬼瓦権造に似ていたことがきっかけだったそう。
その後、ヤマハ発動機に入社し、サッカー部（後のジュビロ磐田）に入部、
ダイナスティカップにて日本代表デビューされます。
1994年、FIFAワールドカップ・アジア予選の日本代表メンバーに選ばれ、
いわゆる「ドーハの悲劇」を経験。
中山さんが倒れ込む姿は、今も多くの人の目に焼き付いているのではないでしょうか。
しかし4年後、念願の日本初出場となった98年W杯では、3試合全てに先発出場、
さらに、ジャマイカ戦にて“ワールドカップ日本人初ゴール”を記録！
チャンスが来たその一瞬で、
どうやってボールを目の前のゴールに押し込むかを考えた結果、腿を選択し見事得点！
「日本代表としての爪痕を何か残したい！」という強い思いで1点を入れたが、
0-2から1点を返した状態だったので、喜びうんぬんよりも直ぐ次のキックオフをしなければ、
という気持ちが働いたそうです。
そして、代表のみならず、
勿論Jリーグでも大活躍された中山さんに、Jリーグ初期のお話も伺いました。
・Jリーグ発足当時の盛り上がりを振り返って
本当にそれまでの日本リーグは人が入らず、
雨の日はメインスタンドの屋根のあるところだけで座席が
足りてしまっていた状況を見ていたので、どの試合も超満員で、
関心を持ってもらえることが嬉しかった。
・4試合連続ハットトリック（当時のギネス記録／98年）、J1通算157ゴールというすごい記録！
とはいえ、外した数、僕に与えられたチャンスからしたら、ほんの少しの数ですよ（笑）
どちらかというと、周りがより多くのチャンスをくれたことへの感謝が凄くあった。
・まだ現役の中山さんですが、今までのサッカー人生の中で印象に残っているのは？
高校時代の全国大会の決勝試合。
一発カウンターのボールを決めたから今の僕がいると言っても過言ではない。
藤枝東の監督の教え「取られたら取り返せ」が強く残っていて、
それは気持ちの切り替えにも繋がっている。
また、伝統校なのでOBやゴール裏に集まる地元の人々のアドバイスがあった。
その中で、1年のとき「このまま頑張れば県代表になれる」と凄い眼光で言った人がいた。
先輩にあれは誰かと尋ねると「魚屋だ。あの人は有名な、通称フィッシャーだ」。
そういう人も厳しい目で見て、サッカーを支えてくれる、藤枝はそんな街でした。
そんな中山さんのエナジー・ミュージックはこちら！
「未来予想図? / DREAMS COME TRUE」
「ultra soul / B'z」
・座右の銘は？
「前進あるのみ」
前進しないと何も分からない。
今を大事にして、そこから前進していく先に何があるんだろう？
それを掴むためには前を向いて進んで行かなければならない。
・年齢とともに衰えがちな体力やメンタルを補うには？
好きなことをやること。
サッカーで、ちょっとでも「自分が出来なかったことが出来」れば。
怪我や肉体的な衰えで出来なくなった事も、
少しでも出来るところに近付く光が見えたら嬉しくてしょうがない。
「今日はこれ出来たな」そういうものを見つけられるか？だと思います。
でも、見つけるって結構難しい。
だから……僕を見なさい！僕を見て一喜一憂しなさい！（笑）
・同じく50代で現役を続ける三浦知良選手に対して、どんな思いがありますか？
やっぱりすごい。人を惹き付ける魅力がある。
そういえば、以前、一緒にランニングさせてもらったことがあって、
最初にカズさんが言った言葉が、
「ゴン、今日競争じゃねえから。ペースを決めてちゃんと決められたことをやるからな！」
お互い負けず嫌いですから、じゃないとお互い前に前に出ようとするから（笑）
でもこの感じ、懐かしいなあと思いました。
・中山選手ご自身の、これからの目標は？
今日の自分より明日の自分が強くありたい。
ちょっとずつでもいいんですよ。そんなに欲は掻きません。欲張りですけど（笑）
いつまでも魅力的でエナジー溢れる中山さん、とても楽しいお話をありがとうございました！！
来週は、人気が再燃しているアナログ盤にスポットを当て
「レコードを聴こう！」と題してお届けします♪お楽しみに！
【OA曲】
FALL FALLS / DREAMS COME TRUE
何度でも / DREAMS COME TRUE
ultra soul / B'z
俺たちの明日 / エレファントカシマシ
あなたと同じ空の下（LIVE音源）/ DREAMS COME TRUE
〜・〜・〜・〜・〜
この番組ではリスナーの皆さんからのリクエストや感想もお待ちしています！！
ENERGY for ALL番組ホームページからお送りください。
また、今月から、メッセージ・リクエストをいただいた方の中から抽選で毎月１０名様に、
番組グッズとエネオスグッズをセットにしてプレゼントいたします！
沢山のご応募、お待ちしております！
中山雅史さんをゲストにお迎えしました！
元日本代表で、現在もアスルクラロ沼津に現役選手として所属し、
サッカー解説者としても活躍されている中山雅史さん。
日本人として初めてW杯でゴールを決め、
Jリーグでの最優秀選手賞を受賞するなど、輝かしい活躍をされた後、
一度、第一線を退かれた後、2015年秋にアスルクラロ沼津で現役復帰。
50代の現役サッカー選手として、現在も日本のサッカー界を牽引されています。
そんな中山さんの経歴を改めて振り返ると、
サッカーを始めたのは小学4年生のとき。
その後、サッカーの名門、藤枝東高校に進学し、
筑波大学では蹴球部に入部されました。
ゴン中山の愛称でも知られる中山さんですが、
この愛称は当時のテレビ番組「オレたちひょうきん族」で
ビートたけし演じる鬼瓦権造に似ていたことがきっかけだったそう。
その後、ヤマハ発動機に入社し、サッカー部（後のジュビロ磐田）に入部、
ダイナスティカップにて日本代表デビューされます。
1994年、FIFAワールドカップ・アジア予選の日本代表メンバーに選ばれ、
いわゆる「ドーハの悲劇」を経験。
中山さんが倒れ込む姿は、今も多くの人の目に焼き付いているのではないでしょうか。
しかし4年後、念願の日本初出場となった98年W杯では、3試合全てに先発出場、
さらに、ジャマイカ戦にて“ワールドカップ日本人初ゴール”を記録！
チャンスが来たその一瞬で、
どうやってボールを目の前のゴールに押し込むかを考えた結果、腿を選択し見事得点！
「日本代表としての爪痕を何か残したい！」という強い思いで1点を入れたが、
0-2から1点を返した状態だったので、喜びうんぬんよりも直ぐ次のキックオフをしなければ、
という気持ちが働いたそうです。
そして、代表のみならず、
勿論Jリーグでも大活躍された中山さんに、Jリーグ初期のお話も伺いました。
・Jリーグ発足当時の盛り上がりを振り返って
本当にそれまでの日本リーグは人が入らず、
雨の日はメインスタンドの屋根のあるところだけで座席が
足りてしまっていた状況を見ていたので、どの試合も超満員で、
関心を持ってもらえることが嬉しかった。
・4試合連続ハットトリック（当時のギネス記録／98年）、J1通算157ゴールというすごい記録！
とはいえ、外した数、僕に与えられたチャンスからしたら、ほんの少しの数ですよ（笑）
どちらかというと、周りがより多くのチャンスをくれたことへの感謝が凄くあった。
・まだ現役の中山さんですが、今までのサッカー人生の中で印象に残っているのは？
高校時代の全国大会の決勝試合。
一発カウンターのボールを決めたから今の僕がいると言っても過言ではない。
藤枝東の監督の教え「取られたら取り返せ」が強く残っていて、
それは気持ちの切り替えにも繋がっている。
また、伝統校なのでOBやゴール裏に集まる地元の人々のアドバイスがあった。
その中で、1年のとき「このまま頑張れば県代表になれる」と凄い眼光で言った人がいた。
先輩にあれは誰かと尋ねると「魚屋だ。あの人は有名な、通称フィッシャーだ」。
そういう人も厳しい目で見て、サッカーを支えてくれる、藤枝はそんな街でした。
そんな中山さんのエナジー・ミュージックはこちら！
「未来予想図? / DREAMS COME TRUE」
「ultra soul / B'z」
・座右の銘は？
「前進あるのみ」
前進しないと何も分からない。
今を大事にして、そこから前進していく先に何があるんだろう？
それを掴むためには前を向いて進んで行かなければならない。
・年齢とともに衰えがちな体力やメンタルを補うには？
好きなことをやること。
サッカーで、ちょっとでも「自分が出来なかったことが出来」れば。
怪我や肉体的な衰えで出来なくなった事も、
少しでも出来るところに近付く光が見えたら嬉しくてしょうがない。
「今日はこれ出来たな」そういうものを見つけられるか？だと思います。
でも、見つけるって結構難しい。
だから……僕を見なさい！僕を見て一喜一憂しなさい！（笑）
・同じく50代で現役を続ける三浦知良選手に対して、どんな思いがありますか？
やっぱりすごい。人を惹き付ける魅力がある。
そういえば、以前、一緒にランニングさせてもらったことがあって、
最初にカズさんが言った言葉が、
「ゴン、今日競争じゃねえから。ペースを決めてちゃんと決められたことをやるからな！」
お互い負けず嫌いですから、じゃないとお互い前に前に出ようとするから（笑）
でもこの感じ、懐かしいなあと思いました。
・中山選手ご自身の、これからの目標は？
今日の自分より明日の自分が強くありたい。
ちょっとずつでもいいんですよ。そんなに欲は掻きません。欲張りですけど（笑）
いつまでも魅力的でエナジー溢れる中山さん、とても楽しいお話をありがとうございました！！
来週は、人気が再燃しているアナログ盤にスポットを当て
「レコードを聴こう！」と題してお届けします♪お楽しみに！
【OA曲】
FALL FALLS / DREAMS COME TRUE
何度でも / DREAMS COME TRUE
ultra soul / B'z
俺たちの明日 / エレファントカシマシ
あなたと同じ空の下（LIVE音源）/ DREAMS COME TRUE
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