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第55回「野村忠宏さんが登場!!」


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今日は、柔道史上初!
アトランタ、シドニー、アテネ・オリンピックで
三連覇を成し遂げられた柔道家の、野村忠宏さんをお迎えしました!

1974年、奈良生まれの野村さんの一家は、
お爺様が柔道場「豊徳館野村道場」館長、お父様は天理高校柔道部元監督!
まさしく柔道一家で育ち、物心がつく前から家の横にあった道場に
遊びに行く感覚で、柔道に触れていた野村さん。
とはいえ、必ずしも柔道の道に進むよう決められたということはなく、
特に柔道をとても愛していたお爺様は「強くなれ!」というよりも、
「礼儀をしっかり学び、柔道の基本に触れ、柔道を楽しみ、
 その上で好きになってくれたらそれでいい」
という考えのもと、道場で教えていらっしゃったんだそう。

やがて前人未踏の三連覇を達成されるわけですが、
中でも特に印象に残った試合は、
最初のオリンピックとなった1996年アトランタでの3回戦。
当時、大学4年生で世界大会初挑戦だった野村さんが当たったのは、
一番当たりたくないと思っていた当時の世界チャンピオンであるロシアの選手でした。

正直なところ「負けるかもしれない……」と思いつつ試合が始まり、
いざ試合が組み合うと、組んだ瞬間「やっぱりやばい!」と感じた野村さん。
実際に試合は相手の圧倒的なリードで進みます。
しかし、勝つにしろ負けるにしろ自分の柔道はこうなんだ!
このスタイルを貫くんだ!と決めていたことがありました。
それは、
「常に攻撃的で前に出る。ピンチが来ても顔に出さない。最後は絶対に諦めない。」ということ。
試合時間が残り1分になり、会場中が「(野村は)負けたか…」という空気になっても
自分だけは諦めずにその課題を貫いた野村さんは、ついにラスト10秒で逆転勝ち!
その瞬間、何かが自分の中で全てが変わった!と感じたんだそう。
“4年に1度のオリンピックで、当時の世界チャンピオンを相手に、
自分自身の柔道を貫けたことによって勝利をもぎ取ったことで、
柔道人生においての一番大きな試合になった”
と話されていたのがとても印象的でした。

2015年に40歳で現役を引退された後は柔道の普及活動を国内外で行う一方、
講演活動やキャスター、解説者としてのお仕事のほか、
2015年には著書『戦う理由』を出版されるなど、
多彩な活動を展開されている野村さんが、
ご自身の経験から一番伝えたいことを伺いました。

「自分は柔道と出会えて幸せだった。
 子供の時に、柔道以外にも両親に野球もサッカーも水泳もやらせてもらった。
 色んなものに触れて実際経験した中で、(人に言われてではなく)自分が柔道を選んだ。
 自分で決める、選ぶということ。そして、そこまで思えるものと出会えるということ。
 子供達には「ここに生まれたんだからこれをしなさい」ではなくて、
 子供の内に色んなチャレンジをして、
 自分が大切に思えるものと出会って欲しいと思う。そういうものと出会えたら幸せ。
 強い弱いとか、上手い下手とか、それは後からついてくるんです。
 自分は子供のとき凄く弱くて、高校に入った時も父親に
 「柔道をやめていい」と言われたくらい、特別な子供じゃなかった。
 誰も期待してくれないので、自分が自分の未来に期待するしかなかったから、
 “自分を信じる”ということ、“信じるためには今出来る精一杯の努力をする”ということ、
 そして“そこまで思えるものと出会うこと”。
 そういうことを伝えていきたいなと思います」

そう語る野村さんのエナジー・ミュージックは?

「Eye of the Tiger / Survivor」
「ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ」

特に「Eye of the Tiger」は、
主題歌になっていた映画「ロッキー3」を子供の時に観て感動し、
弱い人が努力して駆け上がっていく姿を自分に重ね合わせて興奮してからというもの、
もう何十年と自分の中の燃えるテーマソングなんだそう。

番組の後半では、リスナーからの質問メッセージや、東京2020に向けて伺いました。

Q:座右の銘など、大事にしている言葉はありますか?

A:「執念」ですね。
  柔道という勝負の世界で生きてきて、
  教育的な部分で礼儀とか感謝学ぶこともあるけど、
  若い時はやっぱり勝ってなんぼというところもある。
  特に世界に出て日の丸背負って戦うということは、金メダル=トップしか目指すところがない。
  その中で何を大事にしなきゃいけないのかって、最後はどれだけ勝ちたいのか?
  勝つために自分が選んだ道だから厳しい練習をする、メンタルでもある意味追い込まれていく、
  プレッシャーも背負う、ときには孤独もある。
  その中で一番になるためには、世界一になれる苦しさや厳しさを味わえなきゃいけない。
  そうなったら、大事になるのは執念でしょうと。

・東京2020に向けて

 今の日本柔道は男子女子ともにとても強い。
 実力で言えば世界の中でも圧倒的にリードしている。
 男女混合の団体戦も凄く楽しみ。期待は出来るけど、
 ただやはりオリンピックという特別な舞台で自分の力を出し切れるのかどうか。
 今年の8月に世界選手権があり、
 それがオリンピックの会場と同じ日本武道館で行われ、
 プレオリンピックと言われているので、
 この大会がオリンピックの成績に直結すると思われる。

野村忠宏さん、沢山のお話ありがとうございました!
最後に伺ったように、将来は是非道場を設けて、
国内外でその柔道体験を広める活動も、楽しみにしています!!

【OA曲】

MIDDLE OF NOWHERE / DREAMS COME TRUE
Eye of the Tiger / Survivor
ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ
Stand Out Fit In / ONE OK ROCK
I miss you〜時を越えて〜 / MISIA+DCT

EDテーマ : その日は必ず来る - Instrumental Version - / DREAMS COME TRUE

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