東日本大震災から13年。 宮城県の牡蠣の養殖を救ったのは、牡蠣生産量ライバル県であり日本一の広島県のお話。
今日は、東日本大震災から13年です。
東日本大震災では、本当にたくさんの被害を受けましたが、その中の1つに宮城県気仙沼市の牡蠣の養殖施設があります。
気仙沼市の牡蠣の養殖施設は全滅。生産再開が危ぶまれていましたが、そこに現れた強力な助っ人は、牡蠣生産日本一の広島県が養殖業者の方々。「同じカキの産地として何としても助けたい」と気仙沼に13人を派遣し、持参した資材でイカダ造りを始めました。
およそ600台のイカダ全てが流失した気仙沼市唐桑町の宿舞根漁港で、地元の業者およそ40人とイカダ作りに取り組みました。派遣や資材の費用は、広島県が緊急支援事業として1800万円を予算化するなどでまかなったそうです。
震災後、気仙沼は、宮城県で最も早い時期にカキ養殖業再建に立ち上がりましたが、養殖いかだ用の資材が手に入らず、難航したんだそうです。それを知った広島県の同業者の方々が支援の手をさしのべて、養殖いかだ200基分のフロートなどを無償提供。さらに、2年連続で10人以上が気仙沼に出かけ、養殖いかだの製作を手伝いました。
こうして、気仙沼の牡蠣は、徐々に復興していきました。そして、東日本大震災から3年後の2014年の8月、広島市で豪雨による土砂災害がありました。
この時に、広島から支援を受けた宮城県気仙沼市のカキ養殖業者の方々は、広島県庁を訪れ、広島市の土砂災害被災者への義援金を知事に手渡し。当時、気仙沼市などでも義援金を集めていましたが、まとまった後に一緒に持参しようとの誘いも受けたそうですが、自分たちの被災状況を思い出して、いても立ってもいられずに仲間たちで集めた分だけを持ってきたんだそうです。
震災は避けられないことではありますが、被災して悲しい、苦しい、どうしようもない時に、駆けつけてくれる誰かがいたり、声をかけてくれる人がいるだけで、「ひとりじゃない」と思えるというか…孤独感が和らぐこともありますね。
そして!
「番組特製メガネクロス」を、
『メッセージを読まれた方(全員)』
&
『ナンバーワンメッセージを送って頂いた方(抽選で週に10名様)』
にプレゼント!
▼「ナンバーワンメッセージ」
イチバン・・・
“好きなもの”
“好きなこと”
“伝えたいこと”
“好きな曲”
などなど、送ってください!
▽メッセージはコチラから!
【メッセージフォームへ】
※プレゼントお届け先の「お名前」「住所」「電話番号」の記入を忘れずに!
※当選者の発表は、発送をもって代えさせて頂きます。
あなたの“イチバン”をお待ちしてます!!!