木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2018年08月26日Flow 第四回目

今月の番組スタート時から、濃密トークを繰り広げてきた

「拓哉キャプテン×明石家さんまさん」!

あっという間に、今回で最後!

“おしゃべり怪獣”こと、明石家さんまさんに
「明石家さんまが選ぶ“人生の一曲”」も伺いました!


さんま:風邪をひいたときにはみかん食べて太陽に向かって走れっていうのは、「ホンマでっか!?TV」の先生方からは感心していただきましたから。全部当たっていると。

木村:ちなみに、“みかん食べて太陽に向かって走る”っていうのはおじいちゃんから?

さんま:いや、アニマルプラネットのライオンから学んだの。

木村:ん?(笑)

さんま:バカにしておる、わろてるけども(笑)。

木村:バカにしているっていうよりもこういう人いるんだ……っていう。
アニマルプラネットをそうやって見てる人っていないですよ(笑)。

さんま:俺たち動物やから、そのへんは一緒だと思っておいたほうがええよ。
よく、オスのライオンが岩場のてっぺんに立っている、かっこよく描いてるのあるやんか? あのライオンは風邪ひいとんねん。

木村:なんで風邪ひいてるって分かるんですか?

さんま:ライオンは風邪ひいたら太陽に一番近いところに登りよんねん。

木村:何のためにですか?

さんま:太陽を浴びて汗を流すためにな。
人間でも風邪を治す薬ってないやろ? だから太陽に向かって汗かくしかないねん。

木村:あれは自然界を見下ろしてるとかじゃなく、“これ、発汗しねーと風邪治んねーわ”と思って?

さんま:そう! “さむ〜〜!”って、“鼻水出っぱなしやわ”と思ってると思う(笑)。

木村:やっぱり次元が違うんだな〜っていうか…(笑)。

さんま:おまえも次元が違うんねや。

木村:いやいやいや、俺はみんなと共通の会話できますもん。

さんま:俺もできるわ!(笑)

木村:できるとは思うんですけど、それはみんなに合わせてるんですよ。
おじきの感覚をみんなに「せやろ?」って振っても、「いや、わかんないっす」ってなると思うんですよ。

明石家さんまが選ぶ“人生の一曲”とは!?

木村:ちょっとFM局っぽい質問を最後に投げちゃうんですけど、人生の一曲ってなったら何になります?

さんま:いっぱいあんねんけど…木村と一緒に「さんタク」で歌った歌だったり、サザンにしても「メロディ」っていう曲は俺が口パクでCMやったんですよ。

木村:はい。

さんま:賞とったCMがあるんですよ。夜中に桑田佳祐さんから連絡があって「明日来て」って言われて
「明日、12時まで仕事やし」って言うと「夜中は時間あるじゃ〜ん!」とか言われて(笑)。夜中行って撮影したCMがあるんですよ。
全員、あれ俺の歌やと思ってん。口パクでやってるから。

木村:あ〜、なるほど。

さんま:サザンのコンサートに行って真ん中の関係者席にいたら、イントロが鳴ったら5万人が俺を見てくれて、“うおーーー!!!”言うてくれて、その感動が…客席にいててあの感覚を味わうのは最初で最後やと思うけど。

木村:うんうん。

さんま:やっぱり、吉田拓郎でいこうか! あ、ハマショーのバージョンでいくわ!
「これこそは〜と♪ 信じれるものが〜この世にあるだろうか〜♫」ってやつ!

木村:なんか、要所要所、音程が合っていたように思います(笑)。

さんま:あれ、タイトル何やったっけ?

木村:「イメージの歌」ですね。

さんま:「イメージの歌」を木村のファンの女の子にも、歌詞を聴いていただきたい!

木村:了解です、ありがとうございます!
記念すべき、番組の初ゲストとして来ていただいたのは明石家さんまさんでした!

来週は、ゲストに嵐の二宮和也さんをお迎えします!
現在上映中の映画「検察側の罪人」で共演する2人に、お話を伺っていきます!
お楽しみに〜!

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

2018年08月19日Flow 第三回目

今月、番組スタートよりお迎えしているゲスト!
“おしゃべり怪獣”こと、明石家さんまさん!
今週も、2人の濃密トークをお届けしました〜!!


木村:さんまさんは、今一番幸せな瞬間って何ですか?

さんま:人それぞれ幸せな瞬間はあるやろけども。こないだまで、ワールドカップの試合を見てるのはずっと幸せやった。
フランスの19歳 エムバペ選手を見て“こいつ見れたから、今年、何があってもいいか”って、いつもそう言い聞かせてるんですよ。

木村:へ〜。

さんま:だからタイガーがカムバックしてきた時にも“これ見れたから、今年、何があってもええか“とか。

木村:それぐらいスポーツってでかいんですか?

さんま:今回連絡したろと思ったけど、ワールドカップ見てるからどうしよかな〜?と思ったんやけど。
テニスのナダル、ジョコビッチが全英の準決勝でとんでもない試合をしよってん!

木村:見てないですね。

さんま:どちらもミスがないとんでもないラリーを見て、俺はワールドカップを見て、それ録画して隣のチャンネルでとんでもない試合やってるから。
ワールドカップ終わって5時に、そこから見てんねんけど、ま〜寝られへん!(笑)

木村:はいはい(笑)。

さんま:それが幸せなのと。いま、オムライスを作ろうとしてるので。

木村:自分のために?

さんま:このあいだオムライス作ってん!
若い女の子に聞いたら冷凍チャーハンをチンして、そこにケチャップを少量混ぜて鶏肉刻んでまた炒めんねんな。
ほんで、エシレっていうものすごい高級バターを持ってんねん(笑)。
エシレのバター入れて、ケチャップかけてオムライスを食べるのが今好き!

木村:幸せ?

さんま:すっごい幸せ(笑)。

木村:それは誰かと共有はしないんですね。

さんま:それは夜食やからな〜。

木村:ワールドカップ、テニス、ゴルフもそうだしわりと共有するものではなく……。

さんま:しないしないしない! みんなここまで見とれへんもん。

木村:そうですね、そこまで付き合う人はあんまりいないですよね。
こういう先輩がいてくれるっていう豊かさがハンパないっす(笑)。

さんま:せやな、一瞬一瞬“幸せや”と思えるから。今日、この時間も俺にとっては幸せやしな。

木村:嬉しいですね、ありがとうございます(笑)。

話は、“新しい漢字を作る”という話へ……

さんま:幸せっていう言葉を早く日本の辞書から消さなきゃいけないねんけども。

木村:何でですか?

さんま:勝手に、幸せじゃないとか不幸とか思うのは人間が作った言葉やから。だから、幸せにつまづく人とか、幸せに向かって失敗する人ってけっこう多いねんな。だから「幸せ」っていう言葉が重いねん!

木村:ああ〜、なるほど。

さんま:そこをなくしてあげたほうが人は楽に生きれるねん。あとは、「努力」も早く辞書から消さなあかん! 逃げ言葉に使ったりするから。

木村:何かの番組で仰ってましたよね。「一生懸命やったのに、こうだった…」っていう、一生懸命やったかどうかは自分が決めるんじゃなくて、周りが決めるんだよっていう。

さんま:たけしさんがそれ仰ってたね。何かを一生懸命やると夢が叶うって言い切る人が多いけど、“叶うかもしれない”くらいの方がいいんじゃねーかって……テレビとかで叶った人が言うから。

木村:そうですね、叶った人だから言えてるんですね。

さんま:一生懸命頑張って夢叶わない人の方がめちゃくちゃ多いわけやから。
そう考えると人間が作った言葉っていうのは恐ろしいのと、あと、女子に漢字を作らせてあげたい。
漢字って男が作ってるやん、「好き」と「嫌い」を“おんなへん”にしてあるから、これはたぶん男が作っとんねん。

木村:は〜。

さんま:女子が作ったら漢字が変わんねん。幸せっていう字もたぶん変わる!
好き嫌いも女性が作った漢字やったら、“おとこへん”にしないと思うわ。俺は多分“かねへん”にすると思うわ。

木村:うわ! それこわ!(笑)。
さんまさんって、考えることが半分動物じゃないですか?(笑)

さんま:誰がや、アホ(笑)。
おまえよく俺を動物扱いするよな、「触覚で動いてるんですか?」とか言うたよな(笑)。

木村:触覚もそうだし、全部全部!(笑)
なんかね、捉え方が動物なんですよ。「こうやねん!」って、自分の中で定理として置いていることが動物なんですよ。

さんま:俺は人や(笑)。

木村:さんまさんっていう、一応、魚類なんですけど。魚類ではない動物にした方がいいと思ってるんですよ(笑)。

さんま:だから、そういうのは思うね。長い歴史の中もともと漢字は中国が考えたもんやから。

木村:じゃあ、中国の男の人が考えたんですね。

さんま:たぶんね、そういうことやろな。
だから、新しい漢字は自分らでどんどん作ってもいいと思う。

木村:自分らで漢字を作る?

さんま:今ね、「遊ぶ」っていう漢字を遊ばせてるんですよ(笑)。

木村:え?

さんま:“しんにゅう”があって、方向の「方」に「子」があって、それを遊ぶように書くようにしてるんです。
だから、字が遊んでる感じが出るのが正解なんですよ。俺の中では、やで(笑)。

木村:それは書家の扉を開けてるんですか?

さんま:なにがや(笑)。今、“しんにゅう”から、かなり離れている時がある。

木村:この感覚だよね、遊ばせるっていうさ。

さんま:おまえの遊び心はそれか?

木村:いやいや、正解ないじゃないですか?

さんま:正解に近いのは、俺の中ではこんな感じや!

……「遊ぶ」という字を書いて……

木村:トランスフォーマーに出てきそうなやつですね(笑)。
トランスフォーマーが紀元前何千年前に地球に残しておいたっていうマーク(笑)。

さんま:象形文字なんでな。“上手い!”とか、“ここの跳ね方が……”というのは、間違っていると思う。

木村:それは完全に書家の扉ですよね。

さんま:そやな、漢字はもっと自由に書いていいと思うな。その方が楽しいと思う!

木村:じゃあ、「さんタク」でどうですか? ちゃんと書き初めやるとか?

さんま:半年も先の話するな。

木村:なに、急にキレてるんですか(笑)。

さんま:今年はまたやることもあるから(笑)書き初めはやってもええよね。

木村:本当のその人の字なのでね。

さんまさんとのトークもついに来週が最後!
お楽しみに〜!

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

2018年08月12日Flow 第二回目「拓哉キャプテン×明石家さんまさん」

今月のゲストは明石家さんまさんですが……その前に!
沢山、メッセージや感想が届いています。ありがとうございます!
その中でも多かったメッセージを2つ紹介します!

大阪府 みきさん 40歳 女性
Flow無事に出港おめでとうございます!
さんまさんとのセッション、やはり面白いです。
まさか「死後硬直」状態だったなんて。ほんとそれにしてはよくしゃべるし動きますよね。


「普通、死後硬直っていうと亡くなってますからね。あれだけ喋って、あれだけ動いて、夜も寝ずに夜な夜な小物を作ったりしてますけど。本人曰く死後硬直状態ということで。
聴いていただいた皆さん、関西の方からのリアクションが非常に多いというのがさんまさんの影響が大きく出てるんじゃないかと思います」

そして、このメッセージについても沢山届いたので紹介させていただきます。

広島県 なおみさん 26歳 女性
拓哉キャプテンこんにちは!私は、呉市在住です。
幸い、家は被害に遭わず、大丈夫でしたが、
断水、道や線路寸断など、市内から出たくても、出ることができない等、日常生活が変わりました。
そんな時、拓哉キャプテン、三宅健くん、生田斗真くんが来てくれて、ドキドキが止まりませんでした。
お忙しい中、とても暑い中、呉にきて頂き、ホントにありがとうございます。感謝です。(号泣)
凄く力になりました。がんばれます。呉のみんなが笑顔になれた1日でした。


「西日本の雨による被害が起きてから1ヶ月以上経つんですけど、“何かできないかな?”っていうのがずっと頭の中でモヤモヤしていて。
グッショグショになる状態の、本当に暑い中でのコミュニケーションだったんですけど。
皆さん並んでくれて、待ってくれて、っていうその皆さん自体もTシャツビッチョビチョなんですよ。
そういうみなさんが『こんな遠くまで来てくださってありがとうございます!』と言ってくれたのがすごく印象的だったし、呉の避難所にお邪魔して、物資の供給とかさせてもらったんですけど。
1人のおばあちゃんが、『わしらはもう心が病んどるじゃけん』っていう風に、お会いした直後に仰っていたんですけど。そのサービスをさせていただいた後に、すごく笑顔になってくれていたのが本当に来て良かったなっていう。
こういうことは間違いじゃないんじゃないかなって、おばあちゃんの笑顔が自分たちにすごく思わせてくれた感じがしますね。

全国38局ネットでお送りする、『木村拓哉 Flow』。
西日本各地を襲った豪雨で被災した方々を支援するための『JFNアースコンシャス募金』を受け付けています。
詳細はTOKYO FMのホームページをご覧ください。
みなさまからのご支援をお願いいたします」

そして!
先週に引き続きお迎えするゲストは、“おしゃべり怪獣”こと、明石家さんまさんの登場です!

さんま:脳って騙せるんですよ。

木村:自分で?

さんま:僕は脳を騙しながらずっと生きてる。

木村:加圧トレーニングとか言うじゃないですか、脳を騙して軽い負荷で回数やって、脳は“あれ? これすげートレーニングしちゃってんじゃん?”っていう風に判断して、体が対応していくっていう。

さんま:脳って優れものなんやけど意外と騙されやすいのよね、そこを利用する。
自分自身で簡単に脳を騙せるから、女に騙されて当たり前なんですよ。

木村:え? 何かを正当化しようとしてません?(笑)

さんま:正当化しようとしてるんじゃなくそういうもんだということや(笑)。
だから優れているところを利用するっていう、会社のお偉いさんなんかでもイヤな奴っておるやんか? で、仕事よくしよるやんか?
だからそれと一緒や、仕事よくできるということを利用する。人としては接したくないけど、仕事としては接したいっていうのはあるやんか。

木村:なるほど。

さんま:だから出世する奴ってあんまりいい人間おらへんやんか。
ごめんなさい、出世してる方。俺の周りではやで(笑)。

木村:ちなみに、自分なんかはどうですか?

さんま:木村?

木村:はい。

さんま:おまえが出世するか、しないか?

木村:はい。

さんま:おまえは出世してしもてるしやな。

木村:出世はしてないですよ。

さんま:出世してるやん、木村拓哉として生きてきてるっていうのは。

木村:いやいやいや、生きてるだけでまだ出世まではいってないと思います。

さんま:いやいや、かなり出世してる。おまえは部長くらいまでいってるわ。

木村:部長までいってます? マジすか!(笑)

さんま:部長までいかなあかん年代やしな(笑)。

木村:Tシャツにデニムですけど、世の中の自分と同世代はそれぐらいですよね。

さんま:人間的にとか、こうして何かの縁があって木村と番組やらせていただいたり、テレビやらせていただいたりっていうのがあって現在に至る。
寄せ合うエネルギーみたいなのがあって、自然とこうなってしまうっていうのが不思議で。お互い気が合うやろけど仲良しになれない、気が合わないけど仲良しになってしまう、っていう変わった組み合わせもあったりするから。付き合った以上、お互い認めなあかんしな。

木村:自分からの矢印でさんまさんのことを考えたり、思ったり……自分はそれこそ見ていた方だったので目の前で共演させてもらって。

さんま:「空から降る一億の星」っていう番組で、ロケ地からロケ地に移動するときにおまえが乗り込んできて、“こいつ、いつもそうしとんねんな”と思ったら、プロデューサーが「木村さん、人の車に乗られませんよ。何喋ってるんですか?」って言われて。
「あいつ、“ブラックデビルのファンです”とか言うとったで」っていう話になって(笑)。

木村:はい(笑)。

さんま:移動の度に木村が横に乗って話し込んで。

木村:そうですね。

さんま:俺ら、世間からお互いの世界でトップだって言われて、自分も“ひょっとしたらそうかな?”と、思ってしまうやんか(笑)。

木村:脳みそが騙されちゃうんですね(笑)。

さんま:そのポジションにいくと悩みもわかるし。ディレクターとかに言うてもわからない、芸能人は芸能人で悩みとか苦しみがあるやんか。

木村:もし打ち明けたとしても「本当ですか!?」っていう返しで終わりですからね。

さんま:撮影時間がなかなかインしなくて、その日の話がちょっとなくなってきたな〜って思ってた時におまえが「お互い墓場まで持っていく話しませんか?」って(笑)。
突然そのワードが出て、疲れと油断と待ち時間のために……これもラジオで絶対に言えない話なんですけど、喋ってから“俺は一体何を言うてんねやろ”って(笑)。

木村:共演者にね(笑)。

さんま:それまで仕事で会ったけど、深く話したのはあのドラマくらいですよね。

木村:あのドラマのあの車内だけです(笑)。

さんま:それで木村も墓場まで持っていく話をしてくれて。あれってすごいことで、あいつと喧嘩したり縁切ったりすると、墓場まで持っていく話を喋られてしまうかもしれない(笑)。なんか知らんけど、そのためなのか大事にするよな(笑)。

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

2018年08月05日新番組「Flow」記念すべき第一回目のゲストは明石家さんまさん!

番組タイトルにもなっている「Flow」とは……
サーフィンにまつわる単語で「しなやかに波に乗る」という意味。

この番組では毎回親交のある様々な方々をゲストに迎え、どう人生を“Flow”してきたのか? じっくりと伺っていきます。

記念すべき第1回目のゲストは……明石家さんまさんです!


木村:さっきスタッフに聞いたんですけど、以前、さとう珠緒ちゃんがアシスタントで深夜のTOKYO FMで番組をやっていらっしゃったんですね。

さんま:そうそうそう、TOKYO FMさんとはそういう繋がりがあるんですけど。
ラジオをやっておかないといけないっていう、俺らの時代の芸人はラジオを疎かにしちゃいけないっていうのがあって。

木村:はいはい。

さんま:ヤングタウンっていう大阪のラジオがあって。それを人にバトンタッチして、こちら(TOKYO FM)でやらせていただいて。
それでまた、大阪の方がやってくれというので今もどってる状態。

木村:ほ〜〜。

さんま:だから、いま俺がやっている大阪のラジオが終わると、こちらのTOKYO FMさんにお願いするかもわからない(笑)。圧力を利用して(笑)。

木村:本当の事を言うのやめてください(笑)。ラジオ前の人は「また、ご冗談を〜」って思ってるかもしれないけど、これガチですからね!

さんま:冗談に決まっとるやろ! アホ!(笑)
われわれ世代は深夜ラジオを担当すれば一流だったり、ステータスなポジションだったんですよ。そこで細かいネタを試してテレビに持っていく。

木村:ラジオでネタを試すってどういうことなんですか?

さんま:トーク的にもそうですけど、漫談に役に立ったり。
一番大きいのは「ひょうきん族」という番組の「ラブユー貧乏」は、俺の大阪のラジオのワンコそれを知ったディレクターが、あのコーナーをフジテレビの「ひょうきん族」でやっていただけないかっていうのでやったんですよ。

木村:畑ではないですけど、ちょっとしたラボみたいなものですよね。

さんま:そうやな、俺にとってはね(笑)。
木村たちの世代はまだラジオを大事にしてるやろけども。

木村:そうだと思いますけどね。

さんま:木村たちの2倍くらいラジオは大事にしてましたね。

木村:さんまさんは7月の誕生日で63歳ですよね?

さんま:そうそうそう。

木村:以前「還暦を迎えたら俺はもう引退や」というので話題になって。
それこそナイナイの岡村さんだったり、他の人たちも“あの人いなくなったら、どうなんねん!”っていう空気を漂わせておいて、今回63歳じゃないですか? そこの切り替えはどうなんですか?

さんま:60歳で引退するつもりでやってきてて、爆笑の太田が「今やめたらかっこよすぎる」と言って。
俺は後輩たちのためにやめるんだと、上がどかないと新しいのが生まれないらしいんですよね。上がいなくなって、やっと出てくるっていうのが社会の仕組みらしいんですけども。

木村:うんうん。

さんま:だから俺は、一旦やめると決めたので、死後硬直が3年続いてるって感じですね(笑)。

木村:硬直なのに、こんなに動いて喋るんですか(笑)。

さんま:俺、気をつけなあかんのは、これから医学がどんどん進歩して100歳まで生きる人が多くなるらしいねん。

木村:その可能性は高くなりますよね。

さんま:だから、スタッフもそうだけど、これはそういう考えでいとかなあかんねんて。
医学の進歩のおかげなのか、せいなのか。

木村:どっちかと言ったら、せいでしょうね。

さんま:俺の場合は餅か何かを詰まらせて死ぬと思うねんけど(笑)。

木村:その前にお医者さんにかからないじゃないですか。

さんま:行かないからこうして健康でいられてんねんけど。

木村:そこが、俺は未だにわからないんですよね。

さんま:なにが?

木村:一度も検査も受けてないし、自分が体調崩しても診断を受けないじゃないですか?

さんま:診断は自分やな!

木村:周りにもこういう人いないでしょ。

さんま:自分の体が、“病院に行かなきゃ!”っていう目に遭ってないからやな。
一度木村が乗ったやつ何やったっけ?

木村:ブルーインパルスですよね。

さんま:あの時も「俺と一緒に乗ってくれ」って言われたけど、診断書がいると。

木村:そうですね、健康診断書の医師の許可がおりないと乗れないので。

さんま:そこで行ってしまって悪い箇所が見つかったら、今、俺自分で治す力がすごい強いらしいんですよ(笑)。
病気にもなってるけど素通りしてるだけらしいんですよ。

木村:いや、でもおかしいもん(笑)。

さんま:俺が一番おかしいなと思ったのは、IMALUが風疹にかかりまして、それが忘れもしない「ひょうきん族」の最終回の収録だったんですけど。

木村:はい。

さんま:当時奥さんが映画のロケでオレゴンに行ってらっしゃって。俺は風疹やってなかったけどIMALUを抱いて寝たんですよ。『俺、風疹にかかってええ』って言って。
おばあちゃんが夜中に起きて、その姿を見て涙してくれて。

木村:うんうん。

さんま:そしたら案の定収録中にブツブツ出てきたんですよ。
知り合いのお医者さんに連絡して、「_風疹の薬置いておくので来てください」って言われて。収録が夜中の2時終わりだったんですよ。で、3時くらいになったけど「すみません!」て行ってバッと診てくれて、「ダニですね!これ、ダニですよ!」って(笑)。

木村:風疹じゃなくて、ダニ(笑)!?

さんま:「塗り薬渡しますんで」って言われて(笑)。

来週以降も、明石家さんまさんとの濃い〜〜トークが続きます!
お楽しみに!

さぁ、番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!


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