木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2021年04月11日Flow 第百四十一回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part2

今月4月のゲストは、俳優でDISH// のヴォーカル&ギター、北村匠海さんをお迎えしています。
今回はどんなトークになるのか、最後までよろしく!


木村:ダンスロックバンドができ、曲も作り、あいみょんから素敵なナンバーが届き、爆発的なヒットも受け、今どんな話をメンバーとしてますか?

北村:去年、メジャーデビューしたその日に、初めて配信ライブをして。その時にFIRST TAKEも、もう世に出てて。「DISH//として今後どうするか?」たまにメンバーと話すんですけどね。4人いろんな想いと、でもみんな同じ筋は通ってて。僕らは自分たちで色々作って発信していったりとか一つに軸を決めずに、それぞれいろんな活動もしてるし、いろんな音楽とか方向性を僕らは体現できるんじゃないかっていうので、各々また曲を作りだしたりとか、ライブの演出に関しても色々やったり。とにかく作ることが好きなメンバーなので、「とにかくクリエイティブしていきたいよね!」っていうのをその時話し合って。元々ずっと仲いいんですけど、バンドとしての結束が固まって。番組とかも色々あって過ごす時間も長かったので、今でも結構毎日連絡とって曲が送られて来たり送ったりっていうのをやってます。

木村:今年の2月に4枚目のアルバム『X』を発表して。今は、リモートでコミュニケーション図ったりとかあるかもしれないけど、コロナ禍のレコーディング作業っていうのは何かいつもと違ったりしました?

北村:バラバラにレコーディングしたりとか。

木村:メンバーが?

北村:メンバーが。僕も歌のレコーディングに関しては、ほんとに一人でずっとレコーディングして。

木村:ディレクターさんが居て。

北村:ディレクターさんが居て。ほんと、最少人数でというか。ちょっと寂しさはあったんですけど。ギターのレコーディングとかも、スケジュールの兼ね合いもあって一人でレコーディングして、みんなの音を聴ききながら。でも完成してみると、いろんなジャンルがありすぎて、まとまってないかのようでまとまってるみたいな面白いアルバムが出来て。

木村:ほう。

北村:面白かったんですよ。

木村:でもそれ、そういう作業を強いられたのは、今回のこのコロナ禍が初めてでしょ?

北村:初めてでしたね。手探りで何もかも進めなきゃいけないし。でもなんか、それがちょっと新鮮だったりとか。配信ライブとかもそうでしたけど、新しい楽しさをみつけられたりっていう反面すごい寂しさはありましたね。いろんな場面で。

木村:初めての経験だから、これが寂しさに変換されたんじゃない?

北村:そうかもしれないです。

木村:だって、こういう時間を1年近く過ごしてきて。これがまだ続くかもしれないけど、やることなすこと、それこそラジオでこうやって一緒にブースでマイクの前で話すときも斜め前に座らなきゃいけないとか、アクリル板を間に置かなきゃいけないとか、絶対考えてみたら変じゃん。

北村:そうですね。

木村:変だけど、これを続けてくると、これが当たり前になってくるし。だから、“寂しいな”、“変だな” って思うことも、“これが普通っていう感覚に徐々になっていくのかな” って思うけどね。

北村:たしかに。

木村:それで、これすごいんですよ。作曲家・筒美京平さんのトリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」っていう中で、「また逢う日まで」を歌ってるんですよ。

北村:もう、衝撃的ですよね。ビックリしました。

木村:いやいや、歌った自分が衝撃受けてどうするんですか。

北村:初めて話が来た時に、「また逢う日まで ですか!」みたいな。僕も筒美京平さんの曲で一番知ってるのがこの曲だったんで。

木村:しかもだって、歌われた本人が尾崎紀世彦さんですからね。

北村:そうなんですよ。なんか、“今、この曲を聴いてハッとしてくれたら嬉しいな” って、すごい思いながらレコーディングはしてましたね。気持ちとしては。

木村:タキシードでね、髭がボンッてあって、これどうやってものを食べるんだろうってぐらいの。

2人: (笑)。

木村:たくわえられた、あのお髭な感じではない。

北村:ないですね。すごい日常に感じられるというか、歩幅を合わせてくれる。

木村:良きですね!

北村:なってると思います。

木村:筒美京平さんって言ったら。あ、そっか。俺もお世話になってるんですね、すごい。そうです、そうです。SMAPの曲は、すごい書いてくださってるんですね。
じゃあ、ここらへんで、ずっと音楽の話になってたんで音楽以外の趣味はありますか?

北村:趣味は、カレーを作ります。スパイスから配合して。

木村:カレー。趣味がカレー。

北村:趣味はカレーと、ほんとサウナですね。

木村:はいっ!? カレーとサウナが趣味?

北村:カレーとサウナ。いろんなサウナに行くし。サウナの曲まで作っちゃったりなんかして。

木村:それはDISH//で?

北村:DISH//で。

木村:他のメンバーも好きなの?

北村:他のメンバーにも、サウナのノウハウ。サウナ入って、水風呂入って、外気浴するっていうのを教え込んで。みんなで「じゃあ、地方でライブするときは、この近くにこんなサウナがあるから行こう」とか。

木村:そうすると、みんなは快諾の返事をしてくれるの?「おぅ、いいよ! 行こうぜ!」って感じ?

北村:してくれます。してくれます。

木村:ほんとに〜?

北村:もう、ほんとに。なんなら僕よりもサウナ好きになったメンバーがいるくらい。

木村:ああ。だったら良かったけど。「ここには、こんないいサウナがあるから行こう!」「う、う、うん…。」っていう返事じゃないよね?

北村: (笑)。そこで「ノー!」と言われても、全然。「じゃあ、一人で行ってくるわ!」って言うくらい好きで。

木村:へー。一回入ったら、だいたいどのぐらい入るの?

北村:最初は10分くらいですね。1セット目は。10分ぐらい入って、ワーッて汗かいて。まずサウナに入る前に、湯舟とかで身体をちょっと温めて。で、サウナ入って。

木村:もう、サウナの向き合い方がアスリートだよね。

北村: (笑)。

木村:身体温めてからサウナに入るの?

北村: (笑)。サウナ入ります。10分入って、水風呂は最初冷たいんですけど冷たくなくなる感覚分かりますか? 身体が。

木村: (笑)。冷たくなくなる。水風呂が冷たくない。

北村:そうなんですよ。なんかベールをまとうような。

木村:ベール。水風呂の中でベールをまとってるわけ?

北村:まといます(笑)。

木村:なるほど。

北村:中はサウナで温まってるんですけど、外側が冷えてくるんで不思議な感覚に陥るんですよ。そこから、だんだんだんだん中も冷えてきたなぐらいで出て。

木村:じゃ、何分ぐらい浸かってるの?

北村:3〜4分とか。気持ちいいなぁって感じて、これが崩れる前に出て。露天があるなら、外の風を浴びながらベンチで休憩するっていうのが。

木村:寒くないの?

北村:寒くないんですよ。それがめちゃくちゃ気持ちいいんです。この外気浴が一番気持ちいいです。

木村:それは、オールシーズンいけるの?

北村:オールシーズンいけます。ただ冬は、外気浴はちょっと短めにはなります。

木村:なるよね。

北村:夏がホントに気持ちいいです。

木村:あぁ。夏ね〜。

北村:これが一番クセになります。もう外気浴が一番好き。

木村:で、また戻るんでしょ?

北村:また戻ります。

木村:10分入って、水風呂に3〜4分入って、外気浴5〜6分して。

北村:で、またサウナ室入って、次は12分時計あるじゃないですか。あれが11。

木村:そんなに入るの?

北村:入ります。で、3セット目は最後1周。

木村:え、何? 挑んでんの?

北村: (笑)。人によるんですよね、サウナの入り方って。僕はでも、そうです。長ければ長いほど、最終的に待ってる外気浴が気持ち良くなるんです。

木村:カラッカラにならない?

北村:水も飲みながら。あと、サウナハットっていうのがあって。

木村:あぁ、見るね。チューリップハットみたいなやつ。

北村:あれ、頭を温めすぎないための帽子で、あれを被ってると長めに入れるんですよ。気持ち良く。

木村:サウナハットって、他のデザインないのかな? なんていえばいいんだろう〜。絶妙な。ファッショナブルとはいえない。

北村:あれ多分、フィンランドとかあっちの民族みたいなのが元々だと。

木村:作っちゃおうよ、じゃあ。オリジナル。サウナハット。

北村:めっちゃ作りたいです。

木村:もうクリエイティブ、クリエイティブ。

北村:作りますか!

木村: (笑)。

北村:サウナハット作りましょう、曲以外に。

木村:曲以外にやっぱサウナハット。それこそ、DISH//って横に入ってていいから。

北村:たしかにDISH//でサウナハット出すのアリだな。いや、ちょっとマジで作ろうかな(笑)。サウナの番組とかも出てて。

木村: (笑)。今すごいドヤ顔をされましたよ! 「僕、サウナの番組とかも出てて!」っていう。

北村: (笑)。

木村:「マジすか!」っていうしかないインフォメーション。へー、そんなに好きなんだね。

北村:好きですね。

木村:と、カレーね。

北村:スパイスもたくさんあって。モロッコで買ったスパイスとか。中国山椒とか。中国のスパイスも使って、カレーとかも作ったり。八角とか。結構楽しいんです、カレーは音楽だと自分は思ってます。

木村:カレーは音楽!

北村:そうですね。細かく分けていくと、ほんとに一緒で。完成形のカレーが曲だとしたら、まずスパイスたちっていうのが言わば楽器。

木村:スパイスが楽器でいいんですか。

北村:スパイスだったりとか、食材を含めて楽器なんです。で、どれを主役にするか、今日は誰がヴォーカルなのかっていうのをまず決めるんですよ。

木村:誰がヴォーカルになる可能性が高いの?

北村:可能性が高いのは、まずは…。

木村:クミンですか?

北村:クミンです、まさしく。そして、その脇にターメリック、カルダモンとか。

木村:ニンニクとかは?

北村:ニンニク、ショウガももちろん。でもあれは、言わば曲をミックス作業するときの。

木村:アレンジャーですか?

北村:アレンジャーなんです。

木村:ああ、なるほど! アレンジャーです。ニンニク、ショウガはアレンジャーです!(笑)。

北村: (笑)。あそこの調整、結構大事だったりします。

木村:今、こういう状況ですけど、ディスタンスだったりマスクだったり、エチケット、マナーっていうものは必要かもしれないけど、こういう状況が少し前進できたら何してみたいですか?

北村:う〜ん。やっぱり。

木村:ライブ?

北村:ライブも、もちろんしたいし。あと、今なかなか集まって飲むとか、ほんと長らくしてないので。

木村:無いよね。ほんっと無いよね。

北村:友達と再会みたいな感覚ですね。一緒に仲良く飲んでたみんなと、もう一回集まって、「久しぶり〜!」ってお酒飲みたいなって思いますね。
みんなそれぞれ色んなところで頑張って、コロナ禍戦っただろうし。「お疲れ!」ってしたいですね。

木村:同じタイミングで俺はね、握手したいんだよね。「握手してもらってもいいですか」って言ってもらってるのに、こたえづらいじゃないですか。「もちろん!」って言って、シェイクハンドしたいなっていうのが今の俺かな。もちろん、ライブもやりたいし。
でも、もうちょっと頑張らないとダメですね!

北村:もうちょっとですね〜。

M1.また逢う日まで/北村匠海 (DISH//)

2021年04月04日Flow 第百四十回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part1

今月4月のゲストは、ドラマ『教場供戮廼Ρ蕕気擦督困い診侏イ遼迷湿海さんをお迎えしました!
一体どんなトークになるのか、お楽しみに!!


木村:早速なんですが、こんなメールが届いております。

【東京都 みるりいぬ 36歳 女性】
キャプテンこんにちは。是非今後ゲストに北村匠海くんも呼んでください!
あの雨のシーンの裏話聞きたいです。よろしくお願いします。


木村:そして、もう一通。

【愛知県 がっぴちゃん 36歳 女性】
キャプテンこんにちは。
『教場供戰┘鵐疋蹇璽觚紊良間教官の過去、北村匠海くんとのシーンが数分でも衝撃が凄まじかったです。
カメラが回っていない時にどんなことをお話しされましたか?


木村:っていうメールが来てますけども。

北村:ありがたいですね〜、本当に。

木村:「ありがたい」とは?

北村:あの時、二日間撮影だったじゃないですか。僕、去年で一番過酷な二日間だったんですよ(笑)。

木村: (笑)。2020年における。

北村:2020年における。すごい、本当に記憶に一番残る二日間で。あそこで頑張ったから、今、木村さんのラジオに来れてるっていう、ほんとにありがたい話だなという。

木村:いえいえ、そんなことないですけど。共演させていただいたのは今回初めてだったので。

北村:そうですね。

木村:あれは横浜だったんですけど、横浜のとある建物の屋上にああいうネオンのセットを組ませていただいて、スタッフのみなさんが水をくみ上げて、その水を雨という形で土砂降りにしてくれた状態で本番をやらせてもらったんですけど。撮影のスタンバイ部屋みたいな場所があったんですけど、そこに行ったら北村匠海は居たんですよ。

北村: (笑)。

木村: “おぉぉぉ、北村匠海だ〜!” っていう感じで。

北村:本当ですか!?

木村:本当ですよ!

北村:もう僕からしたら、“あ〜、木村拓哉さんだ〜!” みたいな。

木村:嘘だよ、全然そういう感じじゃなかったもん! 普通に何かこう、「あ、おはようございます。」って感じで。

北村: (笑)。いや、すましちゃう癖があるんですけど。僕あんまり、人生でワーって、8歳からお芝居とかやってきたので。今まで寺尾聰さんと…。

木村:おぅ、寺尾さん。

北村:寺尾さんと木村さんが憧れでもあったので、ワーってくるものがあったので。すぐにバンドメンバーに「ちょっと衝撃的な出会いをしました。木村さんと共演しちゃいました。」みたいな連絡をするくらいワーってなって。木村さん、マスクをくれたんですよ。

木村:あぁ、そうっすね。

北村:今日してきたんですけど。教場のマスクを。

木村: (笑)。

北村:「良かったら。」って言われたのが第一声で。もう、「ありがとうございます。」しか言えなくて。

木村:あの教場で作ったマスク、あの日に出来上がったんですよ。クランクインの、その日に出来上がって。良かった、クランクインに間に合ったと思って現場に行って、全室のスタッフだったり、みんないるから、みんなにも渡そうと思って、持ってたんですよ。そしたら(北村さんが)座ってたから、“じゃあ早速、共演者第一号!” って、僕はそういう気持ちで、「これ作ったんで良かったら。」って言ったら、「あっ、ありがとうございます。」っていう。“あ、わりと会話弾まなかったな。どうしよっかな。” って思ってたんですけど。

北村: (笑)。人見知りなところが出てたかもしれないですね。

木村: (笑)。人見知りなんですね。

北村:そうなんですよ。距離を踏み込んでいくのに少し時間がかかるタイプで、最初は静かと思われがちというか。喋るのめちゃくちゃ好きなんですけど。いろんな緊張と人見知りの壁で、そんな感じになっちゃったかもしれないですね。

木村:一応確認していいですか? 今日は大丈夫ですか?

北村:今日は大丈夫です。

木村:良かった〜。
この『Flow』っていう番組なんですけど、来ていただいたゲストの方がどう人生をFlowしてきたのか、色々トークの中で伺っていく番組なんですけども。
プロフィールとして、北村匠海さん 1997年11月3日生まれ 23歳 東京都出身。
映画『君の膵臓をたべたい』これ、僕も観たんですけど。

北村:ありがとうございます。

木村:こちらで、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他にも映画やドラマ、話題作に数多く出演。これ僕、素晴らしいと思うんですけど。このね、ダンスロックバンド「DISH//」ではリーダーであり、ヴォーカルであり、ギターを担当してるっていう。すごい色々、年末の歌番組とか相当いってたもんね。

北村:年末多かったですね。

木村:すごいなぁと思ってたんですけど、8歳から色々子役でお芝居とかもしてたわけでしょ。

北村:してました、8歳から。小学校3年生ですね。最初、スカウトで事務所に入ったので、親が礼儀とか、おはようございますの挨拶から子供のうちに学べるんじゃないかっていうので、「入ってみれば。」っていう。興味が凄いあったわけではなくて。

木村:あ、自分が?

北村:サッカーとかバスケとか水泳をずっとやってたので、自分はスポーツの道に進むんだろうなっていう、漠然とした小学生なりの夢はあったんですけど。いざ飛び込んでみて、最初はダンスから入ったんですよ。

木村:ダンスから。

北村:ダンスレッスンと演技レッスンを訳も分からずやって。でも小3から始めて、“音楽楽しいな”、“芝居楽しいな” っていうのはあって。習い事感覚で行ってましたね。

木村:昔から音楽とか、音とかそういうのは好きでした?

北村:音楽はすごい好きでした。ただ、バンドとかロックとか高校生の時、すごい聴いてたんですけど。

木村:ロック?

北村:ちょっとパンクに近い、疾走感のある、音も綺麗というか気持ちでいってるようなバンドとかをすごい聴いてて。そこに行きつく迄にマイケル・ジャクソンとか。

木村:ほう!

北村:初めて買ったアルバムがジャクソン5だったんですけど。

木村:え、しかもジャクソン5?

北村:ジャクソン5の「I Want You Back」で、当時踊ってたんですよ。

木村:「Bad」でもなく、「Thriller」でもなく、あえてジャクソン5!

北村:ジャクソン5だったんです。

木村:へー! まだこう、ボーンの時ね。

北村:ボーンの時です。

木村:へー! そっから行ったんだ。

北村:そっからで。マイケルもそうだし、当時流行ってたR&Bとかも聴いてきて。で、ロックとかバンドに出会って、そっち方面に。

木村:ダンスロックバンド「DISH//」っていう活動をされてますけど、そのDISH// の結成から9年。

北村:そうですね。今年の12月で10年。

木村:今年で10年。そんで、去年とんでもないスケジュールになった原因が「猫」っていうね。僕も拝見しましたけど、THE FIRST TAKEっていうバージョンがストリーミング累計1億回再生を突破し、爆発的な大ヒットをしてしまったがために、去年の年末はなかなか家に帰れなかったっていうね(笑)。

北村: (笑)。毎日テレビ局でご飯食べてました。

木村:お弁当をね。

北村:お弁当食べてました。

木村:これ、カップリングだったんだね。

北村:そうなんです。僕が19歳の時に出した曲のカップリングで。

木村:「僕たちがやりました」っていうシングルのカップリング曲。

北村:そうです。当時からちょっと繋がりがあったんですけど、あいみょんが『君の膵臓をたべたい』を観て書き下ろしてくれた曲が、この「猫」って曲だったんです。

木村:へー。それは、曲も詞もあいみょんが?

北村:そうです。

木村:すごいなぁ。素敵な曲だもんね。

北村:出来た当時から、「これは、ずっと大切に歌わなきゃいけないな、僕らは。」っていう想いがあった曲で。「僕たちがやりました」っていうドラマのタイアップだったんで、「猫」はカップリングで。

木村:「僕たちがやりました」っていうタイアップがあるんで、それがやっぱり建前上シングルとしてA面という形でやっとくんだが、「猫ってこれ、絶対いいよね!」っていう、多分解釈があったからこそ、タイアップのおそばに猫がいたんじゃない?

北村:そうですね。だからこう、感覚で言うとA面は太陽っぽくて、猫が月のような、すげー光ってるんですけど陰に近くて。でも、ずっと大切に歌ってきて、このFIRST TAKEっていうチャンネルで、あれよあれよと色んな人が聴いてくれてっていう。

木村:あのFIRST TAKEって他の方もわりとトライしてますけど、どういう現象が起きるの?

北村:マイク一本と、カメラが10台ぐらいあって。自分とカメラとマイク。

木村:カメラマンは居るの?

北村:カメラマンは最初に設定したら、出ていくんです。

木村:へー。じゃあ、あの空間には匠海一人しかいないんだ。

北村:そうなんです。だからもう、その緊張感とレコーディングでもライブでもない…。

木村:そうだよね。お客さんがその場に居るわけじゃないもんね。

北村:そうです。もう、独特な中で、“これでいいのか?” でも、“打ち勝たなきゃいけない”っていう戦いみたいなところがありました。“このマイクに勝たなきゃ” みたいな(笑)。

木村: (笑)。一人だから、そういうモチベーションになったんだろうなぁ。

北村:そうですねぇ。バンドで出てたら、また違ったかもしれないし。

木村:Def Techの二人とかね、UruちゃんとLiSAちゃんのFIRST TAKEとか、ああいう一緒にやる、目を合わせながら何かできるっていう相手がいてくれた場合は全然違う空間だったと思うけど。何せ一人だったから(笑)。

北村:一人だったから(笑)。アコースティックのレコーディングは、メンバーが事前にこのためだけに収録してくれた音だったので、“みんなの音を感じながら歌にのせて” っていう感じ。

木村:でも、自分でも弾くでしょ?

北村:自分でも弾きます。でも、このバージョンはギターも任せて、僕はもう歌に専念ということで、メンバーのいつも聴いてる音っていうのを感じながらやってましたね。

M1.猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜/DISH//


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