木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2021年04月25日Flow 第百四十三回目

今週は、皆さんからいただいたメッセージを紹介させていただきます。
最後までよろしく!!

まずは今月4月のマンスリーゲスト、北村匠海くんについてのメッセージが届いております。

【岐阜県 しま 50歳 女性】
キャプテン、こんにちわ。
4月のマンスリーゲスト、北村匠海さんとのトーク、毎週、本当に聞き入っていました。
お仕事以外のスパイスカレーの話が印象的で、趣味なのかなと思いきや、曲作りの話につながっていって、丁寧な人なんだぁと感じました。
また、キャプテンの聞き方と突っ込み方が絶妙で、北村匠海さんの人となりが、よりよく伝わってきて、ほんわかしました。
楽しい時間をありがとうございました。


木村:というメールが届いております。『教場II』のあの土砂降りのシーンは、2020年の中で一番過酷な撮影だったっていう風に言ってましたけども、色々お話をさせていただいて、撮影現場では本当に真面目に真摯に撮影に臨む人だったので、雑談とか必要のないことを話すっていう機会はあんまりなかったので、今回こうやってマンスリーゲストに来ていただけて、色々お話ができて、“こういうことにはこんなテンションなんだ”とか“そういうこともやってるんだ”とか、実際にああやって話して初めて…岐阜県のしまが言ってますけども、僕も、話してみて初めて、北村匠海くんっていう人の人となりというのが手に取るようにわかったかなっていう感じはありましたね。
あとやっぱり、俳優でもあるけれども、バンドのボーカルとしての自覚というか、表現者として自由な表現者なんだなっていうのは、話してみて思ったかな。「役者です!」っていうだけではなくて、「いろんなことをやりたいんです!」って熱が非常に伝わりましたよね。
で、「スパイスカレー」っていうところで、“そんなに真剣にやってるんだ”とは思ったけど、曲作りとスパイスカレーがあそこまでリンクするとは思ってなかったので、まぁそうね…だから、曲を作るにしても、料理を作るにしても、クリエイトすることがすごく好きなんだなっていう印象はあるかな。

そして、こんなメッセージもいただきました。

【福岡県 ようこ 37歳 女性】
北村匠海くんとのトークでサウナの話がありましたが、私の夫も1年前くらいからサウナにハマってて、私にもサウナの良さを話してきます。
なので、匠海くんのサウナ好きは知ってたみたいで、トークに共感しまくりでした。
入り方は人それぞれ、水風呂のヴェールをまとう、夏の外気浴は気持ちいいなど「分かる分かる」と横からうるさいくらいでした。
最近、木村さんもサウナに入ったことについて何度かインスタ投稿されてましたが、やっぱサウナって気持ちいいですか?


木村:匠海くんとかようこさんの旦那さんがはまっているというサウナ。もっと詳しく言うと、ドライサウナ。僕ね、本当に苦手だったんですよ。“何がいいの?”みたいな。否定派だったんですけど、何なんですかね。ちょっと入ってみようかなぐらいの感じで、入ったんですよ。
で、“ドライサウナ、なんだなんだ?”って思っていたところ、なんか横にオススメみたいな感じで「約7分から10分ぐらい入っていただいて、汗を流し、シャワーでかいた汗を流してから、水風呂に約1分から2分弱浸かる。そして体を平温に戻し、またサウナに入り、汗を流し…それの繰り返しを3回ぐらい繰り返していただくと、代謝が上がってデトックスになりますよ」みたいな張り紙があったんですよ。それをまじまじと読んでしまい、トライしてみたんですよ。そしたらなんか、“思いの外すっきりするなぁ”みたいな体験をしてしまいまして。そこからかな。
それで、うちの事務所で言うと松岡だったり、この間の北村くんだったり、「サウナいいっすよ、ヤバイっすよ!」っていう人がいた場合、「ま〜、だよね」っていう感じにはなりましたね。最近。

続いてのメッセージはこちらです。

【愛知県 かーちん 50歳 女性】
拓哉キャプテンこんにちは!いつも楽しみに聴いてます。
『Ray-Ban』とのコラボレーションによるサングラス『RAY-BAN ×TAKUYA KIMURA』の発売おめでとうございます。
長年愛用しているRay-Banのサングラスとのコラボは嬉しい限りですよね!
これまでも数々のサングラス姿を見せてくれてますが、今現在どれくらいのコレクションになっていますか?
また操上さんとの撮影裏話など聞けたら嬉しいです。


木村:まさかお話をいただけると思っていなかったので、本当に嬉しい限りなんですけど、なぜそういう経緯に至ったかっていうお話を軽く聞いたら、『グランメゾン東京』っていう作品で僕がやらせていただいた「尾花」という役がかけていたサングラス、一応グランメゾンの撮影用に持道具のスタッフと一緒に相談して、「かけても目の表情がちゃんとカメラでわかるような薄さでかけるのはいかがですか?」みたいな話をしたら、監督の塚原さんも「ああ、いいですよ」ってオッケーしてくれて、それで作ったんですよ。まぁ作ったって言っても、フレームにこのレンズをはめて、尾花の私物みたいな感じにしませんかっていうものを作って、それで撮影してたんですけど。そしたら、『グランメゾン東京』を観てくださった方達の中から、「あれと同じやつが欲しいんだけど」って、結構同じやつを探して…探してというか、作ってなのか、かけてくださる方達がたくさんいらっしゃったみたいで。
そしたら、Ray-Banさんの会社の中で「なんでこんなに売れてんだ」って話になって、「なんか、日本のキムタクって奴がドラマでかけたらしいんすよ。それじゃないすかね」っていう話になって、今回お話をいただけたっていう。
今、アビエイターを僕は実際に乗せた状態でこのラジオお届けさせていただいてるんですが、すごい嬉しいですね。好きなミュージシャンだったり、“好きな映画のあのシーンであんなのかけてたじゃん!”っていうのが、大抵Ray-Banだったからね。そういう景色を好き好んでずっと大きくなってきた自分としては、何だかそこの内側に自分が入れた感じがして、すごい嬉しいですね。

さぁ、ここにきて、『木村さ〜〜ん!』のあの回が、この方には響いてるようですね。

【愛知県 れお 41歳 女性】
木村さんこんにちは。
以前GYAO!の『木村さ〜〜ん!』でマクドナルドのアルバイト体験をしていましたね。
木村さんがマクドナルドのアルバイト体験をしていたのを拝見してマクドナルドに応募しました。採用され今はバイトをしています。
ポテトの入れ方はまだまだですが、木村さんのフライドポテトの入れ方を勉強しながらこれからもバイト頑張りたいです。


木村:マジか! あれはでも、去年の10月か何かに配信した回ですよね。『木村さ〜〜ん!』が、観て下さってる人達の勉強になってるとは思わなかったね。あれもう、単なる暇つぶし番組ですからね。勉強してくれてると思わなかったな〜。嬉しいっていうか、逆になんか、れおさんが働いてるマックに行ってみたいですよね。でも愛知県だからね。『木村さ〜〜ん!』では多分行かしてくれねーなあ。「これ、都内だったら行くんですけどね」とか言うんですよ、『木村さ〜〜ん!』のスタッフの人達って(笑)

続いては、お手紙が届いています。

木村 拓哉 様

あれは忘れもしません。2019年7月29日の月曜日。
パリでドラマ「グランメゾン東京」の撮影の際は大変お世話になりました。
撮影の合間に鈴木京香さん、木村拓哉さんと少し世間話をさせていただいた事は僕の中に、今でも鮮明に残っています。
撮影の後にも出演者の皆様で、ランブロワジーでお食事をされた際にも
照れながら挨拶をさせていただいた事も良い思い出としてずっと残っています。
その後、何度か従姉妹から度々木村さんがラジオで僕の事を話しておられたと伺いました。
撮影後でも木村さんが僕の事を想っていただいていたと思うと感謝の気持ちでいっぱいです。
どのようにして、お礼を伝えて良いのかわからないので、この手紙にしたためる事にしました。

今、コロナの影響でフランスのレストランは国が休業を命じています。
もちろんランブロワジーもずっと休業したままです。
閉まっているのにただフランスに残っていても仕方がないので僕は日本に帰っておりました。
最近はありがたいことに東京で料理の監修やお店のコンサルティングのお仕事等をさせていただいております。
もちろんランブロワジーが再オープンしたらフランスへ戻らなくてはなりませんが、十数年ぶりにこんなに長く日本で過ごせる事が嬉しいです。
木村さんもお身体に お気をつけてお過ごし下さい。

Restaurant L'ambroisie 吉冨力良


木村:やっぱそうだ…そうだよね。今はもう、ロックダウンもそうですし、レストランとかそういうところはね、全部。
でも、僕らが2019年に撮影でお邪魔した時には、力良さんは確かスーシェフだったんですよ。スーシェフって副料理長のことなんですけども、日本人がフランスの三ツ星レストランの副料理長やってるってすげーなって、その撮影の時、それだけでもすっげー盛り上がったんですけど。最近雑誌でちらっと見たんですけど、この人、スーシェフからシェフに格上げしてましたよ。だから今、ランブロワジーの料理長ですよ、この人。すごくないですか? なんか、ドラマじゃないのにリアルでその道を行ってるっていう感じはしますよね。何度かこのラジオでも、グランメゾンのお話になるとわりと出させていただいたお名前だったんですけど…。まあ、今そういう話にもなったので、久々にこの曲を皆さんと一緒に聴きましょうか。

M1.RECIPE (レシピ)/山下達郎

2021年04月18日Flow 第百四十二回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part3

今月4月のゲストは、俳優でDISH//のヴォーカル&ギターの北村匠海さん!
北村さんとのトークも今週で最後です。今週は皆さんからのメールを元に二人でトークします。そして、北村さんの「人生の1曲」もお伺いします。最後までよろしく!!

まずはこちらのメッセージから!

【徳島県 りの 17歳 女性】
私にはちょっとした悩みがあります。
それは周りの友だちや同い年ぐらいの女の子に比べて体格ががっしりしていることです。
私は肩幅が広めで背中も大きく、筋肉がつきやすい体質なので腕や足にも筋肉がついて太くなってしまいます。
女の子っぽい服を着ると肩幅の広さが目立ってしまうので、どうしても服装がカジュアルになってしまいがちです。
そこでなんですが、男性から見て体格がしっかりしている女子ってどうなんでしょうか?
やっぱり女の子っぽくないなとか思うんでしょうか? 教えてもらいたいです!


木村:これはもう、年頃の女の子からのお悩みですからね。

北村:そうですね〜。あんまり、人を体格で見たことなかったですけど、水泳をやっていたので肩幅が広い同級生の女の子とか一緒にスクール通ってましたし、ある種、結構当たり前だったので。スポーツやってる女子だったり。だから、そんなに “あ、がっしりしてるな” とか、気にした事なかったけど。でもやっぱ、“ちゃんとご飯食べる” とか、“ちゃんと運動する” とか、“ちゃんと汗かく” っていう健康的な子の方が惹かれるものは、僕はありますね。

木村:ちゃんと食べるっていいよね!

北村:ちゃんと食べるって、「今日はサラダだけです。」じゃなくて、ご飯片手に生姜焼きとかをマヨネーズつけてガツガツ食べるような。

木村:分かる分かる。一回、ご飯にワンバンさせてね。で、一口一口がチョボッて食べるより、ホムッて食べて、ホムッていってくれる。で、美味しいっていう顔して笑っててくれるとめっちゃいいっすよね。

北村:いいですね〜。

木村:で、しっかり動くっていう、そこも僕ポイント高いっすね! でも、りのちゃんはどうしても男の子目線が気になってるんだよね、今はね。

北村:そうですね。17歳。

木村:17歳。それも、りのちゃんの素敵なところだと思うし。男の子目線が気になりだした、りのちゃん。でも、そこに、りのが無理やり行くことはないと思いますし、今は今しかできないスポーツなのか、部活なのか、“今しかできない、りのを謳歌して欲しいな” と思いますね。絶対無駄にならないから!

北村:絶対なんないですね!

続いては、恋のお悩みでしょうか。

【埼玉県 あきら 26歳 男性】
キャプテンこんにちは。
たわいもないメッセージですが聞いてもらえると嬉しいです。
先日、街中ですっごく良い匂いの女性とすれ違いました。
急いで振り返りましたが後ろ姿しか見えず。
その日以来、その人の匂いと後ろ姿を思い出しドキドキします。
僕は恋をしているのでしょうか? もう2度と会えないと思うのですが。。。
キャプテンこの気持ちわかりますかね?
キャプテンは匂いに惹かれることはありますか?
また好きな女性のタイプやこの仕草に弱いというものがあれば教えて欲しいです!


木村:どうした?

北村: (笑)。でも、僕も結構、匂いはフェチですね!

木村:どういうのが好きですか?

北村:僕は…。

木村:カルダモン? クミン?

北村: (笑)。たしかにスパイシーな匂いも好きです。でも、自然系な匂いというか。自分が使ってる香水もナチュラルに近い匂いというか。気の樹脂から採ったみたいな、ああいう匂いがすごい好きで。だから、自分と匂いの観点が近いような人の匂いは惹かれるというか。日常歩いてても、ふわっと香った匂いが、“うわ、俺、この匂い好きだわ〜” っていう人は、ちょっと後ろをチラッて見ちゃいますね。

木村:あ、結構あきらゾーンいってるよ!

北村: (笑)。いや、なんか分かるなと思います。

木村: “あぁ、いい匂いだな〜、あの人” って見ちゃうんでしょ!

北村: (笑)。容姿と言うよりかは、ほんとに匂い。そこにすごい気を使えるというか、ちゃんとそういう自分の好きな匂いで、服装とかもそうですけど、“自分をそうやって見せれるって素敵だな” って思うんで。“いいなぁ、あの人” とか、ちょっと思っちゃうかもしれない。

木村:いやぁぁぁ、恋なのかな、これ? 恋って、“その人の色んな事を把握できて恋に進めるんじゃないかな” と思うんだけど。「僕は恋をしているのでしょうか?」って書いてありますけど。

北村:一目ぼれに近い感覚なんでしょうかね?

木村:だって、後ろ姿しか見てないんだよ。

北村:匂いで全てが形成されちゃってるんですかね?

木村:確かに匂い、僕もありますね。好きな匂いは。

北村:どんな匂いが好きですか?

木村:僕、甘系が好きです。分かりやすく言うとですよ、日焼けオイルのココナッツだったりバニラだったり。

北村:あぁ、なるほど!

木村:あと、若干チュベローズ的な匂いは、それこそハワイに行ったときのレイの匂い。ああいう匂い好きですね。好きな女性のタイプ、弱い仕草。俺、「爆笑」結構弱いですね。

北村:いいですよね、女性の爆笑。

木村:爆笑、すっごい好きですね。

北村:さっきの匂いもそうでしたけど、同じ人に惹かれるのかもしれないです、僕。なんか自分と観点が合う人が好きだし。

木村:じゃあ、わりとそういう自然の周波数というか、それが大切なジャッジの要素になってるのかもしれないですね。

北村:そうですね。だから、「好きな女性のタイプは?」と言われたら、「(自分と)同じような人」。

木村:そろそろ、お別れの時間が近づいてきましたね。

北村:早い。早いですね。

木村:僕から、これ言っちゃっていいのかな? 出演映画が4月9日から全国公開。『砕け散るところを見せてあげる』っていう作品。できるだけ、素敵な条件の中、映画という作品を受け取ってほしいと思いますね。
そして、DISH//の4枚目のニューアルバム『X』が発売中という事で。

北村:はい。発売中です。

木村:あとは3月にリリースされた筒美京平さんのトリビュートアルバム、こちらで是非、北村匠海バージョンの「また逢う日まで」を体感してほしいと思いますね。

北村:聴いてください。

木村:今後、今年もまだ全然ありますし、まだまだこの先ありますが北村匠海的にはどんなことに挑戦していきたいですか?

北村:そうですね。自分は役者と音楽、あとは写真だったりとか色んなことを好きでやってきたんですけど。今、同い年とか同世代の人と映画を撮ったりとか、DISH//でもMVを作ったりとか、バンドマンに関してもどんどん同じ世代の面白くてカッコイイ人たちがたくさん出てきたので、“同じ世代で楽しいものを作って行きたいな” っていうのが漠然とある一個の最近できた夢で。同い年の監督とのやりとり撮ったりとか。

木村:素晴らしいなって思うのが、口だけじゃないっすよね。「こんな素敵な奴らがいるから、一緒に作ってみたいんですよね」って言ってた人たちって、やってるもんね。

北村:やってますね。

木村:うん。だから、それを僕も傍から見てて、素晴らしいなって思いながら見てるんですけど。

北村:僕、言霊だけは信じてて。自分の、やりたいとか言ったこと、ちゃんと実現してきてはいて。「二十歳で写真展を開きたい」って18の時に言って、二十歳で開いたりとか。同世代の、ずっと昔から役者として共演してきた友達が監督になって、その監督と映画作るとか。ずっと言ってきたことが少しずつ叶ってきてはいて、DISH//で自分達で作った曲がアルバムのリードになるとか、次はシングルの1曲目を目指そうとか。少しずつ、少しずつ叶えてきてはいるので。やっぱ、今はそういう自分が面白いなと思った同い年だったり近い世代と「何かやりたいよね!」っていうのをずっと喋っていて。

木村:素晴らしいですよね。でも、お話を聞いてて、パワーになる分にはすごいいいと思うんですけど、それが足かせとか邪魔なハードルになってほしくないなと思って。言ってしまったことが、変なプレッシャー。

北村:やらなきゃ、やらなきゃっていう。

木村:そういう風になってほしくないなとは思いましたけど。でも、その辺のアンテナはきっとしっかりしてるんだろうなと思って、以後楽しみに僕は見てるので頑張ってほしいと思います。

北村:頑張ります。

木村:ということで、今月は北村匠海さんをゲストに迎えてお送りしてきましたが、毎回ゲストの方に「人生の1曲」というものを伺ってるんですよ。伺ってもいいですか? 北村匠海の人生の1曲。

北村:すごく悩みました。人生の1曲。僕は、Oasisの「Wonderwall」です。

木村:Oasis。それ、いつ聴いたんですか?

北村:僕が17歳の時にOasisと出会いまして。当時『ディストラクション・ベイビーズ』っていう映画を撮ってたんですけど、そこで今でもずっと繋がっている村上虹郎とホテルの小っちゃい部屋の中で、二人でずっと音楽を聴いてたんですよ。パソコンで。当時、僕、UKの音楽とかあんまり詳しくなくて。で、「お前、Oasis知らねぇのヤバイぜ!」って言われて、「マジで?」ってなって。ビートルズとかは知ってたけど、Oasis知らなかったんですよ。で、Oasis聴いて「ヤバすぎる!」ってなって、そこからもう自分の中では永久に居るんです。Oasisが。じゃあ、“自分の人生のテーマ曲なんだろうな” って思って、“あ、OasisのWonderwallだな” と思って、今回持ってきました。

木村:ほう。俺、虹郎のお父さん。

北村:村上淳さん。

木村:村淳はよく知ってるんですけど(笑)。何か今、“だよな〜” って思いましたね。

北村: (笑)。

木村:いやぁ、素晴らしい選曲ありがとうございます。

M1.Wonderwall/Oasis

2021年04月11日Flow 第百四十一回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part2

今月4月のゲストは、俳優でDISH// のヴォーカル&ギター、北村匠海さんをお迎えしています。
今回はどんなトークになるのか、最後までよろしく!


木村:ダンスロックバンドができ、曲も作り、あいみょんから素敵なナンバーが届き、爆発的なヒットも受け、今どんな話をメンバーとしてますか?

北村:去年、メジャーデビューしたその日に、初めて配信ライブをして。その時にFIRST TAKEも、もう世に出てて。「DISH//として今後どうするか?」たまにメンバーと話すんですけどね。4人いろんな想いと、でもみんな同じ筋は通ってて。僕らは自分たちで色々作って発信していったりとか一つに軸を決めずに、それぞれいろんな活動もしてるし、いろんな音楽とか方向性を僕らは体現できるんじゃないかっていうので、各々また曲を作りだしたりとか、ライブの演出に関しても色々やったり。とにかく作ることが好きなメンバーなので、「とにかくクリエイティブしていきたいよね!」っていうのをその時話し合って。元々ずっと仲いいんですけど、バンドとしての結束が固まって。番組とかも色々あって過ごす時間も長かったので、今でも結構毎日連絡とって曲が送られて来たり送ったりっていうのをやってます。

木村:今年の2月に4枚目のアルバム『X』を発表して。今は、リモートでコミュニケーション図ったりとかあるかもしれないけど、コロナ禍のレコーディング作業っていうのは何かいつもと違ったりしました?

北村:バラバラにレコーディングしたりとか。

木村:メンバーが?

北村:メンバーが。僕も歌のレコーディングに関しては、ほんとに一人でずっとレコーディングして。

木村:ディレクターさんが居て。

北村:ディレクターさんが居て。ほんと、最少人数でというか。ちょっと寂しさはあったんですけど。ギターのレコーディングとかも、スケジュールの兼ね合いもあって一人でレコーディングして、みんなの音を聴ききながら。でも完成してみると、いろんなジャンルがありすぎて、まとまってないかのようでまとまってるみたいな面白いアルバムが出来て。

木村:ほう。

北村:面白かったんですよ。

木村:でもそれ、そういう作業を強いられたのは、今回のこのコロナ禍が初めてでしょ?

北村:初めてでしたね。手探りで何もかも進めなきゃいけないし。でもなんか、それがちょっと新鮮だったりとか。配信ライブとかもそうでしたけど、新しい楽しさをみつけられたりっていう反面すごい寂しさはありましたね。いろんな場面で。

木村:初めての経験だから、これが寂しさに変換されたんじゃない?

北村:そうかもしれないです。

木村:だって、こういう時間を1年近く過ごしてきて。これがまだ続くかもしれないけど、やることなすこと、それこそラジオでこうやって一緒にブースでマイクの前で話すときも斜め前に座らなきゃいけないとか、アクリル板を間に置かなきゃいけないとか、絶対考えてみたら変じゃん。

北村:そうですね。

木村:変だけど、これを続けてくると、これが当たり前になってくるし。だから、“寂しいな”、“変だな” って思うことも、“これが普通っていう感覚に徐々になっていくのかな” って思うけどね。

北村:たしかに。

木村:それで、これすごいんですよ。作曲家・筒美京平さんのトリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」っていう中で、「また逢う日まで」を歌ってるんですよ。

北村:もう、衝撃的ですよね。ビックリしました。

木村:いやいや、歌った自分が衝撃受けてどうするんですか。

北村:初めて話が来た時に、「また逢う日まで ですか!」みたいな。僕も筒美京平さんの曲で一番知ってるのがこの曲だったんで。

木村:しかもだって、歌われた本人が尾崎紀世彦さんですからね。

北村:そうなんですよ。なんか、“今、この曲を聴いてハッとしてくれたら嬉しいな” って、すごい思いながらレコーディングはしてましたね。気持ちとしては。

木村:タキシードでね、髭がボンッてあって、これどうやってものを食べるんだろうってぐらいの。

2人: (笑)。

木村:たくわえられた、あのお髭な感じではない。

北村:ないですね。すごい日常に感じられるというか、歩幅を合わせてくれる。

木村:良きですね!

北村:なってると思います。

木村:筒美京平さんって言ったら。あ、そっか。俺もお世話になってるんですね、すごい。そうです、そうです。SMAPの曲は、すごい書いてくださってるんですね。
じゃあ、ここらへんで、ずっと音楽の話になってたんで音楽以外の趣味はありますか?

北村:趣味は、カレーを作ります。スパイスから配合して。

木村:カレー。趣味がカレー。

北村:趣味はカレーと、ほんとサウナですね。

木村:はいっ!? カレーとサウナが趣味?

北村:カレーとサウナ。いろんなサウナに行くし。サウナの曲まで作っちゃったりなんかして。

木村:それはDISH//で?

北村:DISH//で。

木村:他のメンバーも好きなの?

北村:他のメンバーにも、サウナのノウハウ。サウナ入って、水風呂入って、外気浴するっていうのを教え込んで。みんなで「じゃあ、地方でライブするときは、この近くにこんなサウナがあるから行こう」とか。

木村:そうすると、みんなは快諾の返事をしてくれるの?「おぅ、いいよ! 行こうぜ!」って感じ?

北村:してくれます。してくれます。

木村:ほんとに〜?

北村:もう、ほんとに。なんなら僕よりもサウナ好きになったメンバーがいるくらい。

木村:ああ。だったら良かったけど。「ここには、こんないいサウナがあるから行こう!」「う、う、うん…。」っていう返事じゃないよね?

北村: (笑)。そこで「ノー!」と言われても、全然。「じゃあ、一人で行ってくるわ!」って言うくらい好きで。

木村:へー。一回入ったら、だいたいどのぐらい入るの?

北村:最初は10分くらいですね。1セット目は。10分ぐらい入って、ワーッて汗かいて。まずサウナに入る前に、湯舟とかで身体をちょっと温めて。で、サウナ入って。

木村:もう、サウナの向き合い方がアスリートだよね。

北村: (笑)。

木村:身体温めてからサウナに入るの?

北村: (笑)。サウナ入ります。10分入って、水風呂は最初冷たいんですけど冷たくなくなる感覚分かりますか? 身体が。

木村: (笑)。冷たくなくなる。水風呂が冷たくない。

北村:そうなんですよ。なんかベールをまとうような。

木村:ベール。水風呂の中でベールをまとってるわけ?

北村:まといます(笑)。

木村:なるほど。

北村:中はサウナで温まってるんですけど、外側が冷えてくるんで不思議な感覚に陥るんですよ。そこから、だんだんだんだん中も冷えてきたなぐらいで出て。

木村:じゃ、何分ぐらい浸かってるの?

北村:3〜4分とか。気持ちいいなぁって感じて、これが崩れる前に出て。露天があるなら、外の風を浴びながらベンチで休憩するっていうのが。

木村:寒くないの?

北村:寒くないんですよ。それがめちゃくちゃ気持ちいいんです。この外気浴が一番気持ちいいです。

木村:それは、オールシーズンいけるの?

北村:オールシーズンいけます。ただ冬は、外気浴はちょっと短めにはなります。

木村:なるよね。

北村:夏がホントに気持ちいいです。

木村:あぁ。夏ね〜。

北村:これが一番クセになります。もう外気浴が一番好き。

木村:で、また戻るんでしょ?

北村:また戻ります。

木村:10分入って、水風呂に3〜4分入って、外気浴5〜6分して。

北村:で、またサウナ室入って、次は12分時計あるじゃないですか。あれが11。

木村:そんなに入るの?

北村:入ります。で、3セット目は最後1周。

木村:え、何? 挑んでんの?

北村: (笑)。人によるんですよね、サウナの入り方って。僕はでも、そうです。長ければ長いほど、最終的に待ってる外気浴が気持ち良くなるんです。

木村:カラッカラにならない?

北村:水も飲みながら。あと、サウナハットっていうのがあって。

木村:あぁ、見るね。チューリップハットみたいなやつ。

北村:あれ、頭を温めすぎないための帽子で、あれを被ってると長めに入れるんですよ。気持ち良く。

木村:サウナハットって、他のデザインないのかな? なんていえばいいんだろう〜。絶妙な。ファッショナブルとはいえない。

北村:あれ多分、フィンランドとかあっちの民族みたいなのが元々だと。

木村:作っちゃおうよ、じゃあ。オリジナル。サウナハット。

北村:めっちゃ作りたいです。

木村:もうクリエイティブ、クリエイティブ。

北村:作りますか!

木村: (笑)。

北村:サウナハット作りましょう、曲以外に。

木村:曲以外にやっぱサウナハット。それこそ、DISH//って横に入ってていいから。

北村:たしかにDISH//でサウナハット出すのアリだな。いや、ちょっとマジで作ろうかな(笑)。サウナの番組とかも出てて。

木村: (笑)。今すごいドヤ顔をされましたよ! 「僕、サウナの番組とかも出てて!」っていう。

北村: (笑)。

木村:「マジすか!」っていうしかないインフォメーション。へー、そんなに好きなんだね。

北村:好きですね。

木村:と、カレーね。

北村:スパイスもたくさんあって。モロッコで買ったスパイスとか。中国山椒とか。中国のスパイスも使って、カレーとかも作ったり。八角とか。結構楽しいんです、カレーは音楽だと自分は思ってます。

木村:カレーは音楽!

北村:そうですね。細かく分けていくと、ほんとに一緒で。完成形のカレーが曲だとしたら、まずスパイスたちっていうのが言わば楽器。

木村:スパイスが楽器でいいんですか。

北村:スパイスだったりとか、食材を含めて楽器なんです。で、どれを主役にするか、今日は誰がヴォーカルなのかっていうのをまず決めるんですよ。

木村:誰がヴォーカルになる可能性が高いの?

北村:可能性が高いのは、まずは…。

木村:クミンですか?

北村:クミンです、まさしく。そして、その脇にターメリック、カルダモンとか。

木村:ニンニクとかは?

北村:ニンニク、ショウガももちろん。でもあれは、言わば曲をミックス作業するときの。

木村:アレンジャーですか?

北村:アレンジャーなんです。

木村:ああ、なるほど! アレンジャーです。ニンニク、ショウガはアレンジャーです!(笑)。

北村: (笑)。あそこの調整、結構大事だったりします。

木村:今、こういう状況ですけど、ディスタンスだったりマスクだったり、エチケット、マナーっていうものは必要かもしれないけど、こういう状況が少し前進できたら何してみたいですか?

北村:う〜ん。やっぱり。

木村:ライブ?

北村:ライブも、もちろんしたいし。あと、今なかなか集まって飲むとか、ほんと長らくしてないので。

木村:無いよね。ほんっと無いよね。

北村:友達と再会みたいな感覚ですね。一緒に仲良く飲んでたみんなと、もう一回集まって、「久しぶり〜!」ってお酒飲みたいなって思いますね。
みんなそれぞれ色んなところで頑張って、コロナ禍戦っただろうし。「お疲れ!」ってしたいですね。

木村:同じタイミングで俺はね、握手したいんだよね。「握手してもらってもいいですか」って言ってもらってるのに、こたえづらいじゃないですか。「もちろん!」って言って、シェイクハンドしたいなっていうのが今の俺かな。もちろん、ライブもやりたいし。
でも、もうちょっと頑張らないとダメですね!

北村:もうちょっとですね〜。

M1.また逢う日まで/北村匠海 (DISH//)

2021年04月04日Flow 第百四十回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part1

今月4月のゲストは、ドラマ『教場供戮廼Ρ蕕気擦督困い診侏イ遼迷湿海さんをお迎えしました!
一体どんなトークになるのか、お楽しみに!!


木村:早速なんですが、こんなメールが届いております。

【東京都 みるりいぬ 36歳 女性】
キャプテンこんにちは。是非今後ゲストに北村匠海くんも呼んでください!
あの雨のシーンの裏話聞きたいです。よろしくお願いします。


木村:そして、もう一通。

【愛知県 がっぴちゃん 36歳 女性】
キャプテンこんにちは。
『教場供戰┘鵐疋蹇璽觚紊良間教官の過去、北村匠海くんとのシーンが数分でも衝撃が凄まじかったです。
カメラが回っていない時にどんなことをお話しされましたか?


木村:っていうメールが来てますけども。

北村:ありがたいですね〜、本当に。

木村:「ありがたい」とは?

北村:あの時、二日間撮影だったじゃないですか。僕、去年で一番過酷な二日間だったんですよ(笑)。

木村: (笑)。2020年における。

北村:2020年における。すごい、本当に記憶に一番残る二日間で。あそこで頑張ったから、今、木村さんのラジオに来れてるっていう、ほんとにありがたい話だなという。

木村:いえいえ、そんなことないですけど。共演させていただいたのは今回初めてだったので。

北村:そうですね。

木村:あれは横浜だったんですけど、横浜のとある建物の屋上にああいうネオンのセットを組ませていただいて、スタッフのみなさんが水をくみ上げて、その水を雨という形で土砂降りにしてくれた状態で本番をやらせてもらったんですけど。撮影のスタンバイ部屋みたいな場所があったんですけど、そこに行ったら北村匠海は居たんですよ。

北村: (笑)。

木村: “おぉぉぉ、北村匠海だ〜!” っていう感じで。

北村:本当ですか!?

木村:本当ですよ!

北村:もう僕からしたら、“あ〜、木村拓哉さんだ〜!” みたいな。

木村:嘘だよ、全然そういう感じじゃなかったもん! 普通に何かこう、「あ、おはようございます。」って感じで。

北村: (笑)。いや、すましちゃう癖があるんですけど。僕あんまり、人生でワーって、8歳からお芝居とかやってきたので。今まで寺尾聰さんと…。

木村:おぅ、寺尾さん。

北村:寺尾さんと木村さんが憧れでもあったので、ワーってくるものがあったので。すぐにバンドメンバーに「ちょっと衝撃的な出会いをしました。木村さんと共演しちゃいました。」みたいな連絡をするくらいワーってなって。木村さん、マスクをくれたんですよ。

木村:あぁ、そうっすね。

北村:今日してきたんですけど。教場のマスクを。

木村: (笑)。

北村:「良かったら。」って言われたのが第一声で。もう、「ありがとうございます。」しか言えなくて。

木村:あの教場で作ったマスク、あの日に出来上がったんですよ。クランクインの、その日に出来上がって。良かった、クランクインに間に合ったと思って現場に行って、全室のスタッフだったり、みんないるから、みんなにも渡そうと思って、持ってたんですよ。そしたら(北村さんが)座ってたから、“じゃあ早速、共演者第一号!” って、僕はそういう気持ちで、「これ作ったんで良かったら。」って言ったら、「あっ、ありがとうございます。」っていう。“あ、わりと会話弾まなかったな。どうしよっかな。” って思ってたんですけど。

北村: (笑)。人見知りなところが出てたかもしれないですね。

木村: (笑)。人見知りなんですね。

北村:そうなんですよ。距離を踏み込んでいくのに少し時間がかかるタイプで、最初は静かと思われがちというか。喋るのめちゃくちゃ好きなんですけど。いろんな緊張と人見知りの壁で、そんな感じになっちゃったかもしれないですね。

木村:一応確認していいですか? 今日は大丈夫ですか?

北村:今日は大丈夫です。

木村:良かった〜。
この『Flow』っていう番組なんですけど、来ていただいたゲストの方がどう人生をFlowしてきたのか、色々トークの中で伺っていく番組なんですけども。
プロフィールとして、北村匠海さん 1997年11月3日生まれ 23歳 東京都出身。
映画『君の膵臓をたべたい』これ、僕も観たんですけど。

北村:ありがとうございます。

木村:こちらで、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他にも映画やドラマ、話題作に数多く出演。これ僕、素晴らしいと思うんですけど。このね、ダンスロックバンド「DISH//」ではリーダーであり、ヴォーカルであり、ギターを担当してるっていう。すごい色々、年末の歌番組とか相当いってたもんね。

北村:年末多かったですね。

木村:すごいなぁと思ってたんですけど、8歳から色々子役でお芝居とかもしてたわけでしょ。

北村:してました、8歳から。小学校3年生ですね。最初、スカウトで事務所に入ったので、親が礼儀とか、おはようございますの挨拶から子供のうちに学べるんじゃないかっていうので、「入ってみれば。」っていう。興味が凄いあったわけではなくて。

木村:あ、自分が?

北村:サッカーとかバスケとか水泳をずっとやってたので、自分はスポーツの道に進むんだろうなっていう、漠然とした小学生なりの夢はあったんですけど。いざ飛び込んでみて、最初はダンスから入ったんですよ。

木村:ダンスから。

北村:ダンスレッスンと演技レッスンを訳も分からずやって。でも小3から始めて、“音楽楽しいな”、“芝居楽しいな” っていうのはあって。習い事感覚で行ってましたね。

木村:昔から音楽とか、音とかそういうのは好きでした?

北村:音楽はすごい好きでした。ただ、バンドとかロックとか高校生の時、すごい聴いてたんですけど。

木村:ロック?

北村:ちょっとパンクに近い、疾走感のある、音も綺麗というか気持ちでいってるようなバンドとかをすごい聴いてて。そこに行きつく迄にマイケル・ジャクソンとか。

木村:ほう!

北村:初めて買ったアルバムがジャクソン5だったんですけど。

木村:え、しかもジャクソン5?

北村:ジャクソン5の「I Want You Back」で、当時踊ってたんですよ。

木村:「Bad」でもなく、「Thriller」でもなく、あえてジャクソン5!

北村:ジャクソン5だったんです。

木村:へー! まだこう、ボーンの時ね。

北村:ボーンの時です。

木村:へー! そっから行ったんだ。

北村:そっからで。マイケルもそうだし、当時流行ってたR&Bとかも聴いてきて。で、ロックとかバンドに出会って、そっち方面に。

木村:ダンスロックバンド「DISH//」っていう活動をされてますけど、そのDISH// の結成から9年。

北村:そうですね。今年の12月で10年。

木村:今年で10年。そんで、去年とんでもないスケジュールになった原因が「猫」っていうね。僕も拝見しましたけど、THE FIRST TAKEっていうバージョンがストリーミング累計1億回再生を突破し、爆発的な大ヒットをしてしまったがために、去年の年末はなかなか家に帰れなかったっていうね(笑)。

北村: (笑)。毎日テレビ局でご飯食べてました。

木村:お弁当をね。

北村:お弁当食べてました。

木村:これ、カップリングだったんだね。

北村:そうなんです。僕が19歳の時に出した曲のカップリングで。

木村:「僕たちがやりました」っていうシングルのカップリング曲。

北村:そうです。当時からちょっと繋がりがあったんですけど、あいみょんが『君の膵臓をたべたい』を観て書き下ろしてくれた曲が、この「猫」って曲だったんです。

木村:へー。それは、曲も詞もあいみょんが?

北村:そうです。

木村:すごいなぁ。素敵な曲だもんね。

北村:出来た当時から、「これは、ずっと大切に歌わなきゃいけないな、僕らは。」っていう想いがあった曲で。「僕たちがやりました」っていうドラマのタイアップだったんで、「猫」はカップリングで。

木村:「僕たちがやりました」っていうタイアップがあるんで、それがやっぱり建前上シングルとしてA面という形でやっとくんだが、「猫ってこれ、絶対いいよね!」っていう、多分解釈があったからこそ、タイアップのおそばに猫がいたんじゃない?

北村:そうですね。だからこう、感覚で言うとA面は太陽っぽくて、猫が月のような、すげー光ってるんですけど陰に近くて。でも、ずっと大切に歌ってきて、このFIRST TAKEっていうチャンネルで、あれよあれよと色んな人が聴いてくれてっていう。

木村:あのFIRST TAKEって他の方もわりとトライしてますけど、どういう現象が起きるの?

北村:マイク一本と、カメラが10台ぐらいあって。自分とカメラとマイク。

木村:カメラマンは居るの?

北村:カメラマンは最初に設定したら、出ていくんです。

木村:へー。じゃあ、あの空間には匠海一人しかいないんだ。

北村:そうなんです。だからもう、その緊張感とレコーディングでもライブでもない…。

木村:そうだよね。お客さんがその場に居るわけじゃないもんね。

北村:そうです。もう、独特な中で、“これでいいのか?” でも、“打ち勝たなきゃいけない”っていう戦いみたいなところがありました。“このマイクに勝たなきゃ” みたいな(笑)。

木村: (笑)。一人だから、そういうモチベーションになったんだろうなぁ。

北村:そうですねぇ。バンドで出てたら、また違ったかもしれないし。

木村:Def Techの二人とかね、UruちゃんとLiSAちゃんのFIRST TAKEとか、ああいう一緒にやる、目を合わせながら何かできるっていう相手がいてくれた場合は全然違う空間だったと思うけど。何せ一人だったから(笑)。

北村:一人だったから(笑)。アコースティックのレコーディングは、メンバーが事前にこのためだけに収録してくれた音だったので、“みんなの音を感じながら歌にのせて” っていう感じ。

木村:でも、自分でも弾くでしょ?

北村:自分でも弾きます。でも、このバージョンはギターも任せて、僕はもう歌に専念ということで、メンバーのいつも聴いてる音っていうのを感じながらやってましたね。

M1.猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜/DISH//


top_back