木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2021年09月26日Flow 第百六十四回目

今週は、みなさんからいただいたメッセージを紹介します。最後までよろしく!

木村: まずは、映画『マスカレード・ナイト』を観てくれた方からのメッセージが、たくさん届いています。本当にみなさんありがとうございます! 代表してこちらのメッセージを紹介します。

【埼玉県 フミロック 43歳 男性】
キャプテン、はじめまして!
いつもテレビ、ラジオなど楽しみにしております!
映画『マスカレード・ナイト』公開、おめでとうございます!
話題のタンゴシーン、大スクリーンで観ました! まるでジェームズボンドのようでした!
クセの強いたくさんの役者さんの演技も半端なかったですが、このコロナ禍の中でこんな豪華な映画を作ったスタッフさんの熱量をビンビンに感じました!
ぜひ、続編を熱望します!
新田がホテル以外でも走り回る姿が見たいです!
そして、これからも素敵な作品を送り届けてください!!


木村: ありがとうございます。前作映画『マスカレード・ホテル』の続編になっております映画、『マスカレード・ナイト』。公開されたばかりなのに、フミロックは「続編」っておっしゃってますけど(笑)。確かに、東野圭吾さんのマスカレード・シリーズは、他にも原作はあるんですけども。そして、東野圭吾さんの中で、マスカレード・シリーズが終わってないんですよね(笑)。それが、自分の中では非常に「うん?」っていう形になっているんですが。

先週までゲストに来てくれていました中村アンちゃんとの、アルゼンチンタンゴのシーン。このFlowでもたっぷりお話させていただいたので、映画を観て、すごく盛り上がってくれた方の感想、メッセージも多いですね。このフミロックが“まるでジェームズ・ボンドのようでした!”って言ってくれてるんですけど、ジェームズ・ボンドって、たしか踊ってないよね?(笑) 僕が勝手にアルゼンチンタンゴを踊る際に「よし! 降りてこい! 降りてこい! 降りてこい!」って言って、自分の中に降ろしてたのは、ジェームズ・ボンドではなくてアントニオ・バンデラスさん系を降ろした状態で演ってはいたんです。

公開後、僕の知人も「いや〜、観て来たよ。最前列までいっぱいだったよ!」とか「希望してた時間に行こうと思ったら、もうチケットがなくて。で、結局日にちを変えて、午前中の回に行って来たよ」とか、そういう(連絡をくれて)。映画館自体も、いまは100%で稼働するってできないと思うんです。みなさん間隔を開けて座って下さいっていう状況で上映してくださって、(そんな中で)本当に、たくさんの方がスクリーンで(映画『マスカレード・ナイト』を)体感してくれてるらしいので、すごく嬉しいですね。他にも、細か〜く映画『マスカレード・ナイト』の感想を書いてくれてる方もいるんですけども、そのメールを読んでしまうと、かなりネタばれになってしまうメールが80%ぐらい占めてますので(笑)、もう少し時間が経ってからメールを紹介させていただこうと思います(笑)。本当にみなさんありがとうございます!

【大阪府 りく 25歳 男性】
拓哉キャプテンこんにちは!
毎日Instagramでキャプテンのかっこいい自撮りや飼われているペットで楽しませてもらってます!
堂本剛さんの独演会のイベントで、Instagramを始めたきっかけは木村兄さんの誘いで、眉毛の自撮りを毎日あげていたら、3日後ぐらいにキャプテンから「眉毛もういいよ亅と連絡が来て、申し訳ないけど笑ってしまったと言ってました。
そして、木村兄さんも3ヶ月後にはまって眉毛に自撮りをあげ始めると言っていました。
そこで質問ですが、ジャニーズの後輩の方のInstagramを見て、刺激を受けたり、参考にされていることとかありますか?
ぜひ、キャプテンの眉毛シリーズも見てみたいです!
PS:コロナが落ち着いたら、またキャプテンのライブに行けるように感染対策をしっかりして、コロナ禍を乗り切ります!


木村: ありがとうございます。剛がインスタを始めたきっかけって、俺なの? えー、そうなの(笑)。いや誘ったつもりはないけど、どうなんだろうね。自分がやり始めたのを剛が知って“あーやってみようかなぁ”ってなったのかなぁ。でも、しばらく徐々に太くなっていく眉毛っていうのをあげていて、“何やってんだろう?”って思って。また次の日見たら、またちょっと太くなってる眉毛で。“これいつまでやんだろう?”って思って、また見たらまだやってたから、「(眉毛は)もういいや」ってメッセージ送ったんですよ。そうしたら一応「いや、こういうくだらないことで、ちょっとでも笑っていただけたらと思い…」って(堂本剛から)ちゃんと返ってきた感じですね。俺もはまって眉毛自撮りを(Instagramに)あげ始めると(堂本剛が)言ってたらしいですけど。多分やんないっすね(笑)。でもね、たまに見ると、気さくに今聴いてる音楽に合わせてステップを踏んでるんだろうなぁっていう動画があがっていたりするので、もっともっといろんな堂本剛を見てみたいなとは思いますけど、彼のセルフプロデュースのやり方もあると思うので、それは本当に各々でいいんじゃないですか。

【神奈川県 サイドネット 13歳 男性】
拓哉キャプテンこんにちばーん!
僕は芸人が来るFlowが好きです!
EXITの「最高顧問」、ミキの「師匠」の拓哉キャプテンに相談です。
僕は学級委員をしていますが、なかなかクラスをまとめるのが大変です。
どうすればクラスのみんなをまとめることができますか?
そして最高顧問や師匠をしている拓哉キャプテン、どんなところが大変ですか?
あと拓哉キャプテンにも師匠はいますか? 頑張ってください!


木村: いや〜、勇気出るねぇ。13歳からの「頑張って下さい!」っていう(笑)。「Yeah! 頑張るぜ!」ってなりますよ。ありがとうございます。サイドネット以外にも、“芸人さんをゲストに迎えてのFlow、好きっす”って感想多いんです。13歳で学級委員ができるのはすごいよね。学級委員って、やっぱりなるべくしてなるよね。中学生になって学級委員長やるってなったら、みんなからの指名というか「この人で良いと思いまーす!」みたいな(笑)。“どうすればクラスをまとめることができると思いますか?”って来ましたけど、サイドネットの中で、”まとまったクラス”というのが、どういうクラスの状態をイメージしているのかだろうね。そこじゃない? 人によっては「みんな注目ー!」ってなった時に、みんながスーッと意識的に発言者に対して気持ちが向くっていうのが”まとまってる”っていう言い方もできるし、そうじゃなくても“やるときはやりますよ!”みたいなクラスもあるじゃないですか。それこそ今の中学校1年生くらいの教室の中っていうのは、僕が中学校1年生の頃の教室の中と、多分、流れている空気とか違うと思うんだよね。

それこそ先生が「静かにしろ〜!」って言っても「でさ」「でさ」「でさ」「マジでー!」とかってやってたら、僕が中学校1年生の時は「オイ! 木村! ちょっと来い!」って言われてその場でひっぱたかれたてたんで(笑)。今は多分違うっしょ? だから、僕が中学校1年生の時と、サイドネットが過ごしているクラスの流れている時間だったり空気が、若干違うと思うんだよな。だからサイドネットの中で思う“まとまったクラス”というのが、どういうクラスなのか、これは俺も行ってみないとわかんないんだよなぁ。だから、(クラスを)まとめるというよりかは1人1人のことをサイドネット本人が感じ取った方がいいかもね。うん。“みんなをまとめる”っていうんじゃなくて、1人1人をちゃんと感じていく。じゃないと多分ね、いっしょくたにクラスメイトをまとめるって厳しいと思うんですよね。なんか、1人1人のことを、頑張ってサイドネットが感じ取ることがすごく大事なことかなぁと思います。

あと、“「最高顧問」、そして「師匠」の大変なところ”って書いてありますけど、そうっすね…。EXITからすると(木村が)「最高顧問」で、ミキの2人からすると「師匠」って、彼らが言ってるだけなんで、僕が大変なことは何もないです(笑)。EXITにしてもミキにしてもすごい存在っぽく言ってくれるのはありがたいんですけども、僕が実際、リアルに大変なことは全くないので。はい。“学級委員をやってるサイドネット“と“俺”を比べてもサイドネットの方が大変です。俺は全然大変じゃないです(笑)。

あと“キャプテンに師匠はいますか?”って聞いてくれてますけど、師匠っていう存在は…そうですね、師匠と言うよりも、“この人スゲーな!”とか“カッコいいな!”って人はたくさんいるので、そういう方とお仕事させていただいたりとかすると、“俺もそうしようかな”っていう風に思えたりします。だから、(そういう人たちを)サイドネット的に「師匠」っていう風に表現していいならば、たくさんいます。

それこそ、(明石家)さんまさんもそうですけどね。このラジオのゲストにも来てくれた、ダウンタウンの浜ちゃん(浜田雅功)もそうです。ホント楽屋に帰んないんですよ。ずーっと現場の側にいるっていう。これも“すげーなぁ”って思ったし、この間、お亡くなりになった田村正和さんも、もちろんそうです。“ほんとに、全部(頭の中に)セリフ入っているんだ!”っていう風に思わせてくれたし…うん。“いや、すごいなぁ”“自分でもそうしてみようかなぁ”って思わせてくれる人はいっぱいいるので、師匠はいっぱいいますね。

M1. Alfie/Vanessa Williams

2021年09月19日Flow 第百六十三回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part3

今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。
アンさんとのトークも今週で最後ですね。今日は皆さんからいただいたメッセージを元にトークしたいと思います。そして、中村アンさんの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村:ここからは、アンちゃんに、この番組に届いているリスナーからのメッセージにもお付き合いをしてもらいたいと思います。まずは、こんなメッセージから。

【東京都 みみ 15歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
私は学校で吹奏楽部に所属しています。
最近は後輩を指導することが多くなったのですが、練習して欲しいことをやってくれなかったり、出欠の連絡をくれなかったり、直してほしいと何度言っても変わってくれません...
私自身、昔先輩に優しく注意されただけで、その先輩をすごく怖がってしまったこともあって、注意するより自分から変わって欲しいなと思っています。
どうしたら後輩が変わってくれると思いますか?


中村:わぁ…難しいですね。

木村:チアの時、怖い先輩とかいました?

中村:あ〜、いました。いましたというか、先輩はみんな怖い。

木村:でも、(必ず怖い先輩が)いないとダメな感じしますよね。チアとか。

中村:そうですね、私たちは、なんか先輩の言うことは絶対っていう感じの(縦社会)集団だったので。でも、こういう気持ちはすごくわかります。(後輩が)変わってほしいけどね。「変わってほしいなら自分が変われ」ってよく言われましたけど。

木村:先輩から?

中村:そう(笑)。下に(後輩に)言うんだったら…でも、内容にもよりますよね。うーん…それか、超ブチ切れるか(笑)。

木村・中村:(笑)。

木村:東京都のみみが、「何回言ったらわかるんだゴルァ〜!」っていう(笑)。吹奏楽部にも関わらず(笑)。

中村:それはでも、効くかもしれないですよ(笑)。

木村:え? ブチ切れる?(笑)

中村:でも、出欠の連絡をくれなかったりということは、本当に“どういうこと?”みたいになりますよね。普通、最低限のことですよね。

木村:そうかもね。ちょっと下の子たちから、みみちゃんが、「あ、言わなくてもいんじゃね?」って思われちゃってる部分があるかもしれない。

中村:(笑)。(みみちゃんが)優しいのかもしれないですね。だから、もう少し言ってみてもいいのかもしれない。

木村:変わるって、相手に変化を求めるって難しいから。さっきの、アンちゃんがアンちゃんの先輩に言われた通り、「変わってほしいんだったら自分が変われ」っていうのは、僕も思うし。

中村:ですね。

木村:みみちゃんから後輩のみんなに直してほしいこと、言いたいことを段階的に分けておいて、まず、(注意する項目を)下から言っていくというのはどうかな?

中村:ですね。

木村:でも、ね…。

中村:難しいですよね。

木村:間合いがね…タイミングとかね。

中村:リアルですね。すごい(自分がチア部だった時のことを)思い出します。練習してほしいことをやってくれないと、吹奏楽ってみんなで創り上げるから、やっぱり気になっちゃいますよね。やってくれないと。

木村:気になるでしょ。めちゃくちゃ気になると思うよ!

中村:(笑)。「またそこ躓いてるじゃん!」みたいな。「もう何回か練習して!」って思いますよね。

木村:思うね。

中村:「(練習が)進まないけど!」みたいな。

木村:そういう時って、女子ってどうすんの?

中村:いや〜、うちは、もう本当に…私語厳禁みたいな感じでした。人を持ち上げるのに、先輩と4人1組で組むんですけど、基本はもう「はい!」「はい!」で、(先輩と)あんまり喋ったことがないんです。「はい!」みたいな感じで。

木村:部活中?

中村:そうですね。(先輩に対して)言葉をかなり選ぶ感じでした。

木村:じゃぁ、逆にアンちゃんが先輩になった時はどうだった?

中村:(先輩になった)時も…なんか、(部活が)終わった後はいいんですけど、部活で練習してる時っていうのは、ほぼ、「ここもうちょっと高くして」とか「ここもうちょっと速くアップして」とか、なんかそういう(笑)。

木村:業務連絡(笑)。

中村:業務連絡(笑)。1つの組体操みたいな(動きを)“スタンツ”って言うんですけど、「今日はこのスタンツのここまでを仕上げるから、その為にはどういう練習をするか」とか。そうですねぇ…。でも、(練習が)まったりしてきちゃったりすると”喝”を入れなきゃいけないので。

木村:その時は、”喝”はどうしたの?

中村:なんて言ってたんだろう? でも私、キャプテンだったんで…。

木村:え!?

中村:(笑)。そうなんですよ。中学2年の時、(通っていた中高一貫校の高校のチア部が)日本一になっていて、それを見て“入りたいな”って思ったのもあって(入部した)。
強豪校だったので、日本一になる為に日々何をするかっていう…強いだけじゃダメだから、校則を全部守るということで、メイクしちゃダメ、携帯もダメ、スカートの長さは校則のまま。

木村:うんうん。

中村:電車で先輩に会ったら「おはようございます!」。(道などで先輩を)抜かす時も、「おはようございます!」って(笑)。

木村:(笑)。

中村:そういうレベルの感じだったんですよ。

木村:そこのキャプテンだったんでしょ?

中村:そうなんですよ。高3の時に。それまで(リーダーは)2人体制なんですよ。先生がどっちかを(キャプテンに)選ぶんですけど、「キャプテンは別に上手くなくても良いから、周りが見れる、バランスの取れた人がいい」っていうことで。
だから、ちょっと言い辛いこともバスッと言うのは言えるんですよ。「ちょっとやってよ!」みたいな(笑)。

木村:(笑)。

中村:(部活で)同じ学年の女の子10人とかで、ミーティングで話し合うじゃないですか。「思うことがある人〜?」って聞いてもシーン…。「帰り道で絶対に言うじゃん。だったら今言ってよ!」みたいな(笑)。「帰り道バラけて、電車では悪口言うのに、何で今ここで言わないの?」とか言って。

木村:へぇ〜!

中村:じゃないと、それこそタンゴと一緒で、触れ合って1つのものを完成させているのに、信頼関係がないとできないから。そういうのはありましたね。
だから、“強いだけじゃダメなんだ”というのを知る、というか、成績だけ1位を取る為にやってるというよりは、普段の姿勢。人に会ったら挨拶をするとか、そういうことを15、6歳の頃にやってました。

木村:いや、全く同世代じゃないですか。東京都のみみと。

中村:そうなんですよ。だから、言いたいことがあるなら言った方がいいですよ、と思います。結果、仲良くなれるから。言わない方が、なんかこう愛がないというか…な、気がする(笑)。

木村:いや、でも、そういう時間を過ごした人って貴重だよね。さっきのミーティングのさ、「帰り道に絶対悪口いうじゃん、なんで今言えないの?」って。それ、多いと思うよ、今。

中村:そう。今なんてスマホでLINEもあるし、もっと…ね。

木村:ありそうだよね。じゃあ、みみちゃん的には、アンちゃんのアドバイスで、「言いたいことはちゃんと言った方がいいよ」っていうのもあるし、僕からは「レベル分けして低いレベルから一歩ずつ詰めていくのはどうかな?」という。それをちょっとミックスした状態で、ぜひやってみてほしいなと思います。また何かわからないことがあったら、すぐメール下さい。

中村:はい。

木村:こんなのも届いております。

【愛知県 まさる 33歳 男性】
キャプテン、こんにちバン!
私の会社もコロナの影響でパソコンでの打ち合わせや会議が続いていますが、毎日パソコンの画面に映る自分の顔を見ていて、気づいたコトがあります。
自分の中では、さわやかに笑っているつもりでも、なにかニヤけた感じになっているのです。
画面を意識すればするほど、どう笑顔を作れば良いのか分からなくなってきました。
キャプテンは普段撮影などの時、どんな風に表情を作っているのですか?
またテレビに出演する時、モニターなどは意識しますか?


中村:うーん。

木村:意識する人はめっちゃ(意識)しますよね。

中村:うんうん。確かに。そうですね。

木村:う〜ん…どっちかに分かれるんじゃない? でも、“表情を作る”っていう感覚はそんなにないけどなぁ。

中村:そうですね。“作る”っていうのはないですよね。でも、「みんな笑って下さい」で「笑えません!」とか多くないですか?

木村:多い!

中村:なんか「自然な笑顔ってどう?」って確かに聞かれますけど…うーん。私はチアリーディングがあったので。チアって相手を元気付けるスポーツでもあるから、笑顔の練習もありましたもん。

木村:それ、どういう練習だったの? 笑顔の練習って(笑)。

中村:初めはやっぱり笑えないんですよ。あと、“コール”と言って、「ブルー! ホワイト!」とか言ってる時も、笑ってなきゃいけない。真顔で言っちゃいけないから(笑)。

木村:真顔のチアあんま見たくないけどね(笑)。

中村:初めって、笑えないんですよ〜。先輩の前で笑うっていう練習もありました。笑顔は、ぶっちゃけ初めは練習で、そのうち自然になってくる、みたいな(笑)。

木村:じゃぁ、まさるもやった方がいいっすかね? 練習。

中村:あとは、やっぱり笑顔がどんな顔より一番良いじゃないですか。だから自信を持って笑うといいと思います(笑)。

木村:自撮りで、まさるの思う「自分のベストスマイル」を認識しておくといいかも。

中村:そうそうそう、そうですね!

木村:知っておく。自分を知るっていう。

中村:いいと思います!

木村:…ということをやっていただかないと。

中村:ニヤケちゃった感じになる。確かに!

木村:特に会議の中に綺麗な女性がいたりとかした場合、余計、「またニヤつきそうだ俺!」とか。

中村:でも(リモート会議で)MAXの笑顔でも困りますよね、ちょっと(笑)。“すっごい笑ってるあの人!”って(笑)。

木村:(笑)。

中村:でも、“無”よりいいですよね。

木村:無だったり、ニヤつきよりかはいいかなと思うけど。でも、その人によってその人の魅力が全然変わってくると思うし。

中村:そうですね。今はマスクをしてるから、あんまり顔を作らなくても良くなっちゃってますもんね。だから、笑ってないと、確かに口角も下がるし…。

木村:いや、ほんと良くないと思いますね。ちゃんと、表情は豊かにしておかないと。

中村:そうですね。自信を持って笑って下さい(笑)。

木村:ぜひぜひ、自分を知って下さい。

中村:はい。

木村:最後になっちゃいましたけど、今公開中の、『マスカレード・ナイト』。

中村:観てほしいですね〜。

木村:『マスカレード・ナイト』はどうですか? アンちゃんにとってどんな作品になりましたか?

中村:私も映画自体(の仕事が)がそんなにないので、そこも嬉しいですし、やっぱりちょっと時間を掛けて、思い入れのある…本当にそこの部分に対して集中して挑んだので、すごいドキドキしてます(笑)。どう、皆さんに伝わるのでしょうか。

木村:まぁ、それも観ていただくと、僕らがどういう表現をしてみたのか、よくわかっていただけると思うので、ぜひ観てほしいなぁと思います。
ということで、今月は中村アンちゃんとお送りしていますが、この番組では毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど、アンちゃんにとっての「人生の1曲」はどんな曲でしょうか?

中村:スティービー・ワンダーの「To Feel The Fire」。

木村:へぇー。

中村:このお仕事をして、なんかこうスイッチを入れたい時とか、自分に情熱がない時に聴くと、すごいやる気が出るんですよね。

木村:そのスティービー・ワンダーの曲を聴くと?

中村:結局、なんかこう停滞したり上手くいかない時って、多分自分に原因があるんですけど…(この曲を聴くと)やる気がなくなっていたり、結果、自分にいつも原因があるってことを気付かされる。

木村:ほ〜ぅ。

中村:なんか“人のせい”というか、“なんか上手くいかない”とか、“こうだ”ってなってる時に、結局自分が行動してないとか。そういう時に力をもらっている曲です。

木村:にゃるほど! スティービー・ワンダーさんは相当みんなに力を与えている人ですよね。

中村:そうですね(笑)。

木村:ということで、9月のゲストは中村アンさんでした! ありがとうございました!

中村:ありがとうございました!

M1.To Feel The Fire/Stevie Wonder

2021年09月12日Flow 第百六十二回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part2

今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。ここでしか聞けないトーク、お楽しみに!

中村:“ワルツ““酔う“で一回調べましたもん。

木村:(笑)。

中村:“これ病気かなぁ“と思って不安になって(笑)。それで先生に「タンゴとかワルツを踊って酔う人はいないんですか?」って聞いたら「初めの頃はいますよ〜」って言われて、“タンゴとかワルツで普通に酔う人がいるにはいるんだ。良かった!”とか思って(笑)。

木村:でも、アンちゃんって、高校で…だっけ?

中村:そうです! 高校、大学ってチアリーディングをしてたんです。

木村:その時は問題なかったの?

中村:私は下で支える方だったんです。上で回る子じゃなかったんです。

木村:下の子だったんだ。

中村:上で回る子だったら多分ダメだったなと、アレをやって思いました。上で回る子って、こんな気持ちなんだって…あんな7年間もやったのに(笑)。だから、落ちてきたものを「支える」とか「飛ばす」とか「耐える」っていう方だったので大丈夫でしたね。

木村:アンちゃん、トレーニングってどれぐらいやってるの?

中村:今は姿勢改善とかを。

木村:姿勢改善?

中村:なんか肩甲骨を寄せるとか、なんて言うんですか…筋膜リリース!

木村:出た! 一番嫌なやつ(笑)。

中村:ええ〜(笑)。

木村:一番嫌なやつ(笑)。

中村:うそぉ! あれ嫌いですか?

木村:いや…あの…その〜…。

中村:痛いから?(笑)

木村:『木村さ〜〜ん!』ってやつでやらされたんですけど…。

中村:(笑)。

木村:何アレ?

中村:えっ、むしろ、あのコロコロローラーとかでやっていると思ってました。

木村:あんな痛ってぇーのやんないよ。

中村:え〜! 癒着してるんですって。

木村:だとしたら俺は相当、癒着してますよ。やだもん、あんな痛いの…。

中村:(笑)。重いもの持ったりしてると、くびれとかできないんですって。その癒着を取ると呼吸もしやすくなるし、女性らしい身体になるんですって。だから解してます。自粛を機に“家でできることはなんだろう?”って思って出会ったんですけど、だからひたすら(やってます)。痛いですよね。

木村:痛いよ!

中村:(笑)。嫌ですか?

木村:いや〜…うん。どちらかと言うとSの方なんで。

中村:そうですよね。私はMの方なので、たぶん大丈夫なんですよね。

木村:そうなんですか。

中村:でも、痛いを超えると、めちゃくちゃ気持ち良いに変わりますよ。

木村:もう、ずっと痛いですよ。それをちゃんとやってるんだ。

中村:週に1回行って、それをやっています。

木村:どっかに行ってやってるの?

中村:そういう先生がいるんですよ。

木村:筋膜リリース…。“筋膜”って聞いただけでも痛いもん。

中村:じゃあ、筋トレが良いですか? トレーニングは何してるんですか?

木村:いや、そんなにしてない。あ、雨が降らない限り歩いてはいますね。

中村:そっか! ワンちゃんとね。インスタグラムを見ていると、歩いている歩数がけっこうすごいですよね。1時間か2時間くらい歩くんですか?

木村:2時間弱。

中村:ええっ。

木村:でもこの間、「健康歩数っていうのが昔と今は違いますよ」って言われて。昔は(健康歩数は)1万歩って言われたらしいですけど、1万歩っていうのが「わりと歩きすぎですよ」とか言われましたね。

中村:そうなんですか?

木村:今(健康歩数は)8000歩ぐらいらしいですね。

中村:でも散歩でもしない限り8000歩も歩かないですよね。歩きますか?

木村:だから、犬がいるおかげでフィジカルは整っている感じがありますね。
最初こういうお仕事をする前、大学生の時は就職活動って経験したんですか?

中村:(就職試験は)受けなかったんですけど、エントリーシートは書きました。普通に就職してほしいって言う両親の元で育ったので、割と就職活動はしたんですよ。ビッグサイトとかでやるアパレルとかの就職説明会とかにも行きました。大学にチアリーディングの推薦を使って入ったので、スカウトとかもしていただいていたんですけど、あまりそういう活動ができなくて(チアリーディングを)引退して、“どんな仕事に就こう”ってなった時に、ずっと引っかかってたんですよね。“何か芸能のお仕事やってみたいなぁ”みたいな。でも親は銀行とか保険会社とか、わりと堅めな安定志向だったので。誠意を見せるだけ、色々やってみようと思って(笑)。

木村:じゃあ、芸能に進むきっかけはどこから?

中村:きっかけは、本当に興味本位で、事務所でお話しをいただいていた所に行ってみて、もう“やってみたい!”っていう一心で強行突破しちゃった感じです。

木村:その反対してた両親とは?

中村:「3年だけ見ててほしい!」って言って説得しました。全然納得してなかったですけど(笑)。

木村・中村:(笑)。

中村:光が見えなかったら潔く諦めて、ちゃんと働くって言って3年目…まあ4年目ぐらいの最後の方で、ちょっと光が見えて。光と言っても朝の番組のレギュラーとかなんですけど、何か繋ぎ止めてもらってるような感じを上手いことごまかして(笑)。

木村:(笑)。

中村:25歳で「バラエティ番組に挑戦しよう!」っていうことで、そこから(両親を)納得させられるように頑張った感じですかね。

木村:でも、「無造作かきあげヘアー」っていうのを女子たち、みんなやってたじゃん。

中村:あれは大学生の頃からやっていたんですよ(笑)。小さい時にお母さんがすぐ髪を切っちゃうんで、自分の意思で伸ばせるようになったら髪をかきあげたいって、ずっと思ってたんですよ(笑)。

木村:そうなんだ(笑)。

中村:「大人になったら、いくらでもやりなさいよ」みたいな感じで(笑)。

木村:けっこう、お父さんもお母さんも「アンちゃん! アンちゃん!」じゃなかったんだね。

中村:全然。今思うと、けっこうスパルタでしたよ。だから「自立した人になりなさい」って、すごい言われました。

木村:で、2015年に連続ドラマに出演されて。

中村:そこからバラエティで、(髪を)かきあげ出した頃も…。

木村:かきあげだした(笑)。

中村:かきあげてる頃も(笑)。

木村:天ぷらっぽく言うなよ(笑)。

中村:いろんな発言というか、思ったこをと言うっていうのが…。両親はヒヤヒヤしてたでしょうけど、ドラマとかをやってからはすごい喜んでくれますね。だから、私も両親から離れてスイッチが入った感じがします。26(歳)ぐらいで一人暮らしをして、そこからは自分でもスイッチを入れることができました。

木村:お芝居は、もう面白くなりました?

中村:おかげさまで。私の中でドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)は、すごく大きかったです。フードライターで木村さんたちに仕返しするために潜んでたじゃないですか。あのチームでやらせていただいて、(演技の)「何が楽しい」って言えるまでに全然到達もしてないし、(演技が何か)わからないまま、でも“頑張りたい”と思ってやっていたんですけど、あの辺りから“もっと(演技を)やってみたい!”と思うようになりました。

木村:マジですか?

中村:はい。

木村:良かったです。でも本当に良い現場だったからね。

中村:素敵な現場でした。なんだろ、みんな木村さんのことが好き。

木村:ん?

中村:(笑)。やっぱり木村さんの話をする時とか、(みんな)けっこう目がキラキラしますもん。それはスタッフさんもそうだし、この前、ドラマ『グランメゾン東京』でパティシエを演っていた吉谷彩子さんに会った時も、『グランメゾン』の話をしていて。ご自身だったら多分わからないと思いますけど、木村さんのパワーはすごいです。

木村:全くわからないです。

中村:なんていうんですかね。昨日とかも考えてたんですよ。これはご一緒させていただいて感じることというか…ん〜、純粋に、みんな木村さんのことが好きです。座長でもあるけど、“ついて行こう”っていうか、気付いたら“ついて行くしか(ない)”っていうか…。なんだろ、上手く言えなくてごめんなさい(笑)。みんな、木村さんと一緒にお芝居できることは楽しいっていうのはあると思います。

木村:マジですか。

中村:逆に、木村さんは何か意識してることは?

木村:意識していることは…普段も役で作業する時も100で相手を感じたいなぁっていうのありますね。

中村:うんうん。

木村:普段もお芝居、本番中も100かな。

中村:なるほど。

木村:100で感じてると、例えば普段のアンちゃんの時に“今疲れてんなぁ”とか“今はちょっと一人タイムだなぁ”とかいうのも何となく自分なりに感じられると思うし。本番は本番で役としてですけど、木村(拓哉)として感じるというよりは、『グランメゾン』の時であれば、尾花として感じられるというか。あとは何も考えてないですね。

中村:そうなんですね。何て言うんですかね…木村さんは全員に平等だなって思います。相手が誰であれ、何をやってきたとかも関係なく、平等に接してくれるってすごい。

木村:どうですかね。そんなことないですよ。

中村:あとは、自分が映ってない時も、それこそ100っていうか、全力なんですよね。そういうのって、すごい感じますよね。

木村:いやいや、違うことやったらダメでしょ。

中村:でも、なんかいろんな人がいるじゃないですか。

木村:僕は、なんかそうするのが好きじゃないです。

中村:そうですよね、相手ありきの。

木村:だって相手がいてくれて成り立つものだから。

中村:あと、優しいですね。

木村:誰が?

中村:木村さん。

木村:俺? 全然普通っすよ。

中村:なんかちゃんと言ってくれるし。スタッフさんとかにも言うじゃないですか。

木村:何を?

中村:『グランメゾン』の時に、1回機材を雑に扱っている人がいて、「そういうのはちゃんと丁寧に持て」みたいなことを木村さんが言ってて。「確かにそうだよな」ってみんなで言ってたんですよね。そういう人いないから(笑)。

木村:だから僕は、ちょっとうるさいんですよ。お節介おじさんなんですよ。

中村:お節介おじさんではないですよ。それを言われなかったら、その人はずっと雑に扱ってるじゃないですか。

木村:だって、すごい大事なものだからね。それを雑に扱うっていうのはね。(機材は)大事っていうのをわかってもらいたいと思って、あの時言っちゃったんですよね。

中村:”すごい!さすがだな!”と思って。言いづらいことをすんなり言ってくれるみたいな。それで木村さんがうるさいとは、絶対に思わないですよ。

M1.RECIPE(レシピ)/山下達郎

2021年09月05日Flow 第百六十一回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part1

今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。どんなトークになるのか、お楽しみに!

木村:アンちゃんとは、2019年に放送されましたドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)でご一緒させていただいて。あの時は久住栞奈(くずみ・かんな)役をやっていただきましたけれども。

中村:はい。ソムリエールの役で。

木村:どうでした? グランメゾン東京を振り返って。

中村:すごい木村さんが引っ張ってくださって。みなさんすごい仲良しっていうか、チームワークがすごく素敵でしたよね。

木村:いや、僕は別に引っ張ってないですよ。

中村:引っ張ってますよ! 引っ張っているというか、いるだけで(笑)。

木村:いるだけでってなんですか(笑)。

中村:あの時の席順と言いますか、前室で、あんな1列になってずっと座ってることってある?ってぐらい…(笑)。木村さんがいて、ミッチー(及川光博)さんがいて、沢村(一樹)さんがいて、(鈴木)京香さんがいて…私とか、後ろにも。なんですかね、ポジションが決まってたじゃないですか。

木村:席順ね。

中村:今はコロナになっちゃって間隔も開けなきゃいけないっていうのもありますけど、なんかあの感じがすごい良かったなって思いながら…。

木村:僕らがお会いしたのは…あ、この時なんだ。

中村:2015年の。

木村:ビストロ(BISTRO SMAP)だ。

中村:そうなんです。けっこう団体でお邪魔して。男性チーム4人女性4人みたいな感じで。で、その後にPちゃんですね(笑)。

木村:(笑)。コントの方にも来ていただいて。俺、アンちゃんにも言ったっけ? Pちゃんのゲストに来てくれた時かな?

中村:そうですね。Pちゃんの時だと思います。

木村:Pちゃんの時に、わりとお話ができたんですよ。

中村:ちょっと待ってる時間がありましたよね。木村さんは、なんかサーフィンの動画を見てました。人工の波の。「こんなのがある」みたいな。

木村:そんなの見てました?

中村:多分、(私が)ポツンてならないように、「こういうのがあるんだよ」みたいな感じで(動画を見せてくれて)、“あ、木村さん、やっぱりサーフィンするんだ”みたいな(笑)。

木村:ピンクのプードルの格好をしたまんま波の動画見てました?(笑)

中村:(笑)。

木村:その時に、アンちゃんから、「いつかドラマとかでご一緒できるように頑張ります」っていう風に言ってもらったのを覚えてて。“ぜひぜひ”っていう風に思ってたら、本当に共演できるようになって。

中村:そうですね。ありがとうございます。

木村:あれ、すごく印象深いんですよね。

中村:本当ですか? (収録が)終わったタイミングでしたかね。

木村:終わったタイミングだと思う。「ありがとうございました」っていうタイミングでボソッと伝えてくれて。

中村:出世しましたね、私(笑)。木村さんの作品は、もうほんと、ずっとそれを見て育ってきましたから。ドラマとか。

木村:でも実際、アンちゃんが表現者として作品に求められるから現場にいるわけで。

中村:なんか、本当にすごい不思議な気分です。

木村:そして、9月17日から公開となります映画『マスカレード・ナイト』の方でも(共演している)。今回は、いや〜…。ああいう経験は初めて?

中村:初めてです。

木村:でも、体を動かすこと自体は全く問題ないでしょ?

中村:問題なかったですし、やりたかったんですけど、あんまりそういう縁がなくて。「体を動かせます」ってキャラな感じもめちゃくちゃアピールしてるんですけど、意外となかったですね。体を動かして何かを演じるみたいなことがなくて、ああいう、先生がついて何日間かそのために準備をするっていうのは初めてでした。

木村:いや、僕もね…もう久々でしたね。凹みました。すんなりできました?

中村:できないですよ! 私は10月ぐらいから…。

木村:そんなに早くスタートしたの!?

中村:10月の終わりとかですね。木村さんは『教場』(フジテレビ系)を撮っていて、なかなかお時間がないっていうのは聞いてて、「(ドラマの撮影が)終わってから入るから」みたいな。それまでにある程度私が固まっていれば、木村さんが少しでも楽ができるって聞いてたんですよ。だから、「(踊りの)振りは一応全部覚えて」って言われたので、家でもやったんですけど、できなかったです。

木村:もうね、“踊り”というカテゴリーなので、自分は(ダンスを)ちょっとかじってきたので、“まぁ、いけるだろ”と思って、わりとカジュアルなテンションでレッスン場に行ったんですよ。そしたら、“あれ?”っていう。「今までずっとかじってきたダンスみたいなものは今回は必要ないので、今まで経験されてきた経験値っていうものは横に置いててください」っていう感じのスタートだったんで。「え? 全く必要ないんですか?」っていう感じで。

中村:実際、必要なかったですか?

木村:必要ないかも。

中村:そうですよね。なんか、私も初めてでした。

木村:あと、独特な…日本人にしてみると、もう本当に特別すぎる距離感。ないよね。

中村:ないですね。ないですし、また始めるってなるとすごい緊張しますよね、多分。あの距離感は(笑)。

木村:もし、もう1回再び(やるとなったら)?

中村:もし「もう1回やってください」ってなったら、緊張…緊張っていうか、何ですかね。あんなに近い距離感ないですもんね。

木村:ない。だから僕は、その戸惑いというか恥じらいを払拭させるために…アンちゃんと一緒にレッスンをさせてもらえるタイミングとかあったじゃん? あの時に特にそう思いましたけど、自分にね、降ろすんですよ。アントニオ・バンデラスを(笑)。“降りて来い! アントニオ・バンデラス降りて来い!”って感じでちょっと降ろさせていただいて、フッと向き合うと、あの恥じらいとかがなくなって、“いくぞ!”っていう感じになれたような気はしましたけどね。

中村:(笑)。

木村:東野圭吾さんの作品を、また鈴木(雅之)監督がメガホンを取ってくれまして。2019年に『マスカレード・ホテル』っていうのがあったんですけども、その続編として、今回もコルテシア東京というホテルを舞台に撮影したんですけど。

中村:そうですよね。あれ、(踊るシーンは)1日で撮りましたもんね。

木村:あれ、1日だったっけ?

中村:1日です。すごく練習したけど、ほんと1日だけで「あれ? これだけですか?」みたいな(笑)。

木村:練習は、回数的には何回やった?

中村:20回ぐらいはやってるんじゃないですかね。

木村:自分がその半分ぐらいだ。まあ役どころとしては、アンちゃんはとあるダンス教室の先生っていう。

中村:そうなんです。アルゼンチンタンゴのね。

木村:いや〜、あんな先生がいたらね、絶対通いますよ。

中村:そんな…嬉しいですね(笑)。

木村:表現として、男性と女性っていうものが、こう…。先生、なんて言ってたっけ? 女性が離れていくんだけど、それを男性が追い求める表現って言ってましたよね。

中村:そうですね。基本は男性が追いかけるって言ってましたよね。

木村:(踊りの先生から)「もっと私を感じてください」って言われた時に、“俺、そっち系苦手なんだよな〜”って思っちゃったんだけど、レッスンを重ねていってタンゴっていうものがどういうものかわかってきた後は、“なるほど、「感じて」ってその「感じて」ですね”っていうのがわかって、なんとなく“あ〜、おっしゃってることわかります”ってわかるようにはなったんだけど、それまではもう“え〜、俺、そっち系苦手なんだよなぁ”とか思って(笑)。けっこう四苦八苦しましたね。

中村:そうですよね。初めはけっこう凹みますよね。

木村:最初はもう、だからほんとに久々に凹みましたよ。“これ、できないかもしれない”と思った。

中村:だって1回で4時間ぐらい練習されてましたよね。

木村:1回、ワンレッスン4時間ぐらい。

中村:いや、それがすごいです。私はもう1時間半で限界でした。

木村:あのお話は、ここでオープンにしても大丈夫なの?

中村:大丈夫です(笑)。

木村:僕、知ったのが…。

中村:中盤くらい?

木村:中盤じゃない、終盤だよ! 自分がまだ本番の前のスケジュールではあったんですけど、自分とアンちゃんが一緒に組んでリハーサルができるっていう日があって、で、ワルツとタンゴっていう2種類を僕らは覚えてやったんですけど、(その時に)衝撃の事実をアンちゃんから告白されまして。「今日はちゃんと飲んできたから大丈夫」ってボソッと言ったんですよ。“ん?”と思って、「何飲んできたの?」って言ったら、「必ずタンゴレッスンの40分前ぐらい前には酔い止めを飲んできている」って。で、「もう今日は(薬が)効いてるんで大丈夫です」って言うから、「効いてるって、どういう風になっちゃうわけ?」って聞いたら、ターンってあるじゃないですか。で、1人のターンっていうのがあんまりなくて、だいたい組んだ状態でガーっと回ったりとか、あと、僕がアンちゃんをフって回して…。

中村:それを受けて(自分が)回る。

木村:その場でクルクルって回ったりもしているんですが、それをやると、酔ってしまうという。

中村:そうなんですよ。私は小さい頃から三半規管がすごく弱くて、揺れるものとかがダメなんですよ。そのことにレッスンして2回目ぐらいで気づいちゃって、それにワルツはくるくるオルゴールみたいに回るじゃないですか。途中から“あ、これまずい!”って気づいて。でも今って(酔い止め薬は)キャンディみたいに舐めるだけなんで。すぐ効きます。

木村:俺、飲んだことないんだよね。

中村:強そうですもんね。

木村:(揺れるものに)酔ったことがない。

中村:え〜!! それで木村さんに「酔います」みたいなことを言ったら、ちょっと「?」みたいな顔をして(笑)、言った後に“そうだ、木村さんとか全然大丈夫そうだな”って思って。けっこう回転されてますもんね。

木村:まあ、ダンスで酔ってたら、多分ジャニーズ的には相当問題があると思うんで、「YOU、むちゃくちゃだよ!」って言われちゃうと思うんで(笑)。

中村:あれ、すごいですもん。私は絶対にできないです。回ったらもう、ちゃんと立てない。だから、タンゴの時は、回った後に、言い方は変だけど、“木村さんに抱きつく”っていう目標があるから、支えがあるから回れるんですけど、あれが1人だったらもうぐろんぐろん(笑)。

木村:ぐろんぐろん(笑)。

M1.La Cumparsita/Julio Iglesias


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