木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2022年01月30日Flow 第百八十三回目「拓哉キャプテン × 山下達郎」Part1

今週、そして2月のマンスリーゲストは、ついにこの人が来てくれました。僕のセカンドアルバム『Next Destination』に3曲も楽曲を提供してくださいました、山下達郎さんが登場!
さて、どんなトークになるのか、お楽しみに!


木村:今週、そして2月のマンスリーゲストは、なんとこの方! 来ちゃいました。目の前に座ってくれております。山下達郎さんです。よろしくお願いします!

山下:こんにちは。アルバムおめでとうございます。

木村:ありがとうございます。今日、いきなり達郎さんが現れるや否や「おめでとうございます!」って言って、すっげぇ高そうなシャンパンを持ってきてくれたんですけど(笑)。ありがとうざいます。

山下:お祝いですから。

木村:あの〜、番組のスタッフが、すごく聞きたいエピソードがいっぱいあるらしいんですけど。そもそも自分(木村)と達郎さんが知り合ったきっかけっていうのは、やっぱり”アレ”ですか?

山下:そうですね。とにかく私の奥さん(竹内まりや)がSMAPの大ファンで、とりわけ木村君の大ファンで。それで「何とか題材にしたい!」ということで(笑)、「今夜はHearty Party」ってシングルがあるんですけど、それに”キムタクさえも かすむような男”という歌詞があって、「どうせだったら木村君に何かお願いしたい!」って言って(笑)。

木村:(笑)。

山下:それで、スタジオに行ったら…あの時23歳?

木村:ちょうど今日、まりやさんから、その時にスタジオで撮った写真が送られて来たんですよ。「これすごくない?」って送られてきて。これがですね、1995年の10月18日って書いてあって。

山下:ということは、(木村が)23歳ですね(笑)。僕、その時42ですもん。

木村:(笑)。その時の木村拓哉…山下達郎さんと竹内まりやさんに挟まれ、完全に空気に飲まれた自分が立ってますね(笑)。

山下:いやぁ、(木村の)第一声が「何やれば良いんですか?」って言って。

木村:いやいや。だって何も聞かされていない状況の中、「まりやさんの曲の最初の一言を言ってください」って言われて行ったんですよ。

山下:ナレーションなんですよ。最初はね。そしたらどんどんエスカレートしてね(笑)。

木村:エスカレートどころか、まず、達郎さんがそこにいらっしゃるって想像してなかったんで。

山下:だって僕、一応プロデューサーでアレンジャーですから(笑)。

木村:そうですけど(笑)。行った先に竹内まりやさんがいるのかなぁとは思ってたんですが、行ったら山下達郎さんがいて、“この人、山下達郎さんじゃん!”っていう、わけのわからない状況に陥り…(笑)。それで、まりやさんから一言「“ねぇ パーティにおいでよ”ってポソッと言ってくれない?」って言われて、「わかりました!」ってスタジオに入っていって、何テイクかさせていただいて。「いいねいいねぇ! OKOK! じゃぁいただきました!」で終わりだと思ったんですよ、僕の中では。最後“終わったんだ!”と思って「ありがとうございました」という空気をものすごい出そうと思っていたら、達郎さんがまりやさんと一緒にレコーディングのボーカルブースに入って来られて。「今からコーラスを録るから一緒にやらないか?」って言われて(笑)。「よし! じゃあコーラスやろう!」って言って、コーラスのレコーディングにそのまま突入して…。

山下:“baby baby yeah〜♪”ってやつね(笑)。

木村:こっちにまりやさんがいて、こっちに達郎さんがいて、俺挟まれてますよ(笑)。それがきっかけです。

山下:そうですね。

木村:それで、僕がちょっとお邪魔させていただいた、まりやさんの「今夜はHearty Party」、それが1995年。

山下:まぁ、いろんなことをやらされましたよね。「”愛してるよ”って言ってくれ」とかね(笑)。

木村:(笑)。いやいやでも、ああいう経験を自分がするとは思ってもみなかったんで。

山下:なんてったって、とにかく「SMAP! SMAP! 寝ても起きてもSMAP!」なんですよ、うちの奥さん。それで「“木村君に何か頼みたい”って言ってOKしてもらったから」って言うから、「どうするんだ?」って言ったら、「じゃあここ、“愛してるよ”って言ってもらって」って。“言ってもらって”ですからね(笑)。僕に代わりに言わせるんですからね(笑)。

木村:(笑)。わかります? 今の。伝わるかな…リスナーのみんなに。めちゃくちゃ絶妙な空気。旦那さんであり、プロデューサーの人がいるんですよ、現場に。なのに(奥さんを目の前にして)「愛してるよ」って俺が言うんですよ(笑)。どんなプレイですかって感じですよね(笑)。

山下:まったくです(笑)。反対の立場になったらよくわかります(笑)。

木村:とんでもなくないですか? おかしいでしょ!っていう(笑)。それがきっかけですからね。まぁ、あれはホント今思い返しても顔が赤くなります。
そののちに、2003年の『GOOD LUCK!!』(TBS系列)で「RIDE ON TIME」を使わせていただきまして、そして2019年のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系列)で「RECIPE(レシピ)」という曲を書き下ろしてくださいまして。
まだコロナ前だったので、打ち上げがあったんですよ。“お疲れ様会”があって。それで『グランメゾン東京』のキャスト・スタッフが一同に会して「お疲れさまでした! ありがとうございました!」って場所でお互いに労っていたら、そこに達郎さん登場してくれて。で、その時レコーディング中だったんですよね?

山下:そうですね。

木村:「今ちょっとスタジオでレコーディングやってたんだけど、みんなが集まってるっていうのを聞いたから来ました」って駆けつけてくれて。達郎さんが来てくれただけでもみんな“マジか!”ってなったのに、普段カラオケとかで歌う人じゃないのに、『グランメゾン東京』の打ち上げに限っては、「ちょっとこれ持って来たから、これかけて」って言って、達郎さんが何かをスタッフに渡したんですよ。

山下:そんな(話を)盛らないで(笑)。

木村:“え? 何を渡したんだろう?”と思ったら「今回の『グランメゾン東京』で、ご一緒させていただいたので、みなさんにここで」って言って、「RECIPE(レシピ)」をそこで歌ってくださって。

山下:人前で「RECIPE(レシピ)」歌ったの、あれ1回きりですから(笑)。まだね。

木村:マジっすか!

山下:あの後、2020年もライブがないから。あの時だけなんです。

木村:あ、そっか。そうだ。

山下:そうなんですよ。1度も歌ってない。

木村:『グランメゾン東京』の打ち上げで「RECIPE(レシピ)」を歌って下さった後、コロナでライブとか何もできなくなり、じゃあ、あれが今のところ…。

山下:唯一、人前で声出して歌った(笑)。

木村:唯一の“人前「RECIPE(レシピ)」”だったんですか! うわ〜。
もう、それで会場は大盛り上がりになり、“うっわ「RECIPE」だ!”ってなって。みんなが“『グランメゾン東京』に携わって良かった〜”みたいなフィーリングになり。で、曲が終わって「ありがとうございました!」って拍手してたら、達郎さんが「木村君とも、これも何かの縁で、以前もドラマを一緒にやらせていただいて。本当にありがとうございました」って(間を)繋いでくれてるんですよ。“何か繋いでるぞ!”って思ったら急に、”青い〜♪”って始まって。“ウソでしょ!”って思ったら「RIDE ON TIME」がそこで…。だから、「RECIPE(レシピ)」「RIDE ON TIME」の2曲が、『グランメゾン東京』の打ち上げ会場で(笑)。

山下:「RIDE ON TIME」もカラオケで歌うこと、ほとんど無いですから(笑)。“無い”っていうか、“絶無”ですから。

木村:無いですよね。

山下:でもまあ、ご縁ですから。

木村:ご縁って言っても、すごかったですよ、打ち上げ会場は。

山下:(笑)。でも、『GOOD LUCK!!』で(主題歌が)「RIDE ON TIME」になったのは、木村君が選んでくれたからっていうことを伺っているので。
ちょうどその(『GOOD LUCK!!』の)前に「RIDE ON TIME」(リリース)当時のレーベルのカタログをリイシュー(再生産)したばっかりだったんです。そこでちょうど「RIDE ON TIME」が(ドラマと)くっついたので、そのおかげで昔のカタログが生きて、それが今のシティポップって言われるね、それに繋がってるんですよ。だから、その時のカタログと『GOOD LUCK!!』が上手く重なったんで、「RIDE ON TIME」は、変な言い方ですけど、すごく“生き残った”というか。

木村:いやいや、あの、なぜ『GOOD LUCK!!』の主題歌が「RIDE ON TIME」になったかというエピソードは、このFlowのラジオの時間だけで足りるかなぁっていう位長いストーリーがあるんですけど。
それこそ自分を海に、サーフィンに駆り出してくれた僕の先輩が、達郎さんのことを大好きだったんですよ。その先輩が海に行く時に(聴いていたのが)、自分で編集したカセットテープだったんですよ。で、間に波の音とかを”ザ〜ッ”って入れて、また次の曲が始まる…みたいな感じのカセットテープが、セカンドのポシェットにいっぱい入ってて。信号で停まったタイミングとかで「次はこれかな〜」ってカシャって入れると、達郎さんの曲が流れてきたりとかして。その車に乗って海に行ってたんですよ。

山下:木村君の先輩には、お目に掛かったこともあるし、お話も何回も伺ってるけど、いくつ違うの?

木村:歳は9つ位。

山下:随分上なんだね。

木村:なんだけど、もう感覚的には…なんて言えばいいんだろう。

山下:60年代前半だから、僕のヘビーカスタマーですね(笑)。

木村:だと思いますよ。それで僕はその先輩の車の助手席に乗って海とかによく連れてってもらってたんで、自分も(達郎さんの歌に)すごく馴染んでたんですよ。
で、当時先輩がよく聴いていた達郎さんの歌を部屋で流しながら『GOOD LUCK!!』の台本を読んでいて、それで、その時に“青い〜♪”って「RIDE ON TIME」が流れてきて…台本の温度(熱量)と達郎さんの「RIDE ON TIME」が、ゾワゾワゾワって感じで、自分の中でピタってなったんです。

山下:初めて聞いた。うーん、良い話やなぁ(笑)。

木村:いやいやいや(笑)。

M1.RIDE ON TIME/山下達郎

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年01月23日Flow 第百八十二回目

今週は、みなさんからいただいたメッセージを紹介したいと思います。最後までよろしく!

木村:いつもたくさんのメッセージ、本当にありがとうございます! 早速紹介していきましょう。まずはお正月に放送された“あの番組”に関するメッセージ。

【香川県 ゆうか 58歳 女性】
さんタク、見ました!!!毎年必ず見てますが、今年は特に楽しかったです。
2人で何かに挑戦するという原点回帰で本当に2人が楽しそうで、奇跡を起こすビッグスターぶりも発揮していて最高でした。
なんと言っても最後のさんまさん作詞の歌も素晴らしかったです。
キャプテンが さんまさんの歌に込めた想いを大切に歌っていて感動しました。
楽しい番組ありがとうございました。来年も楽しみにしています!


木村:これ、僕も気づいてビックリしたんですけど、今年で(『さんタク(フジテレビ系)』の放送回数)記念すべき20回目ということで。そんなにやってるんですね(笑)。今回はさんまさんが作詞してくれた「Born ready」という曲の歌詞にのっとって、「うちらで同じことやってみませんか?」みたいなことを企画内容として収録してみたんですけど。で、最後に一発撮りでさんまさんが作詞してくださいました「Born ready」をTV初披露ということで、やらせていただきました。
いや〜、気合入りましたね。やっぱり、さんまさんが見てくれている目の前でその歌を歌うということもすごく意味がありましたし、ツアーの時にいつも僕の後ろを固めてくれているバンドメンバーも集結してくれましたし。まだライブは始まってないんですけども( ライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』)、一足先にちょっとその空気感を体感することができたので、非常に楽しかったです。

続いては、GYAOで配信中の『木村さ〜〜ん!特ば〜〜ん4!』を観てくれた方からのメッセージになります。

【福井県 meromero 55歳 女性】
「木村さ〜〜ん!特ば〜〜ん4!」さっそく観ました。
ソファーでの もふもふの たくみんとアムちゃんと木村サン、ずっと観てられます。
斎藤工監督のMV楽しみです。そして、武田真治くんのノリ嫌いじゃない(笑)
あんなに突っ込めるゲスト他にいませんもんね。
そして江口のりこさんとの共演観られて感無量でした。
江口さんの大ファンで共演して欲しいと思っていたので、まさかのMVで一足早く共演なんて思ってもみませんでした。
俳優部門でもぜひ共演が観たいです。


木村:今年で4回目となります『木村さ〜〜ん!特ば〜〜ん!』なんですけども、4回目を迎えまして。いまだに独占無料配信中なんですけども、その中身として、今回作らせていただきましたアルバム『Next Destination』に収録された「Beautiful Things」「OFF THE RIP」の2曲のMVの制作過程・裏側を追わせていただいております。
「Beautiful Things」のMVは斎藤工が監督。そして工の要望で「ちょっと犬を連れてきてください」ということで、うちの犬もチラホラ映り込んでいますね。あと、「OFF THE RIP」のMVは、武田真治と湘南乃風のRED RICE、そして江口のりこさんが登場してくれております。
この間、オリジナルMV完成披露生配信もおこなわせてもらったんですけど、「Beautiful Things」を提供してくれた平井大君、MVを監督してくれた斎藤工、そして「OFF THE RIP」を提供してくれたkj(Dragon Ash)と、MVに出演してくれたRED RICEの4名も参加してくれて。観てくれたみなさん、本当にありがとうございました!

そして、こちらグッズについて、男性のリスナーの反応が多いですね。

【千葉県 フィン 27歳 男性】
拓哉さんこんにちは!
藤原ヒロシさんの「フラグメント デザイン」が拓哉さんのツアーグッズをデザインさんするなんてヤバ過ぎませんか!
僕にはなかなか手の届かない拓哉さんが身につけているアイテム、
そして好きなフラグメントのアイテム!
こんな「一粒万倍日」と「天赦日」が重なったようなめでたすぎるグッズ、本当にありがとうございます!
フーディーとTシャツとマスク一通りゲットさせていただきました!
あと、家のバスタオルを全部拓哉キャプテンのバスタオルにするか迷っています。


木村:というメールが届いてますけども。えぇとね、そうね…家のバスタオルはね…僕のツアーグッズのバスタオルに無理してすることはないんじゃないかなっていう(笑)。1枚使ってみて、「あ、これ良いじゃん!」って思えたら、追加で後から揃えるっていうのはいかがでしょうか。
今触れてくれました、藤原ヒロシさんのフラグメントデザイン(fragment design)さんが、僕のツアーグッズのTシャツだったり、フーディだったり、バンダナだったり、色々手がけてくれたんですけど。ヒロシ君と、『UOMO』(集英社)の、僕の連載ページのところで久々に会う機会があって。ヒロシ君も、ハイブランドだったり色々なところでデザインを手掛けてるじゃないですか。「ヒロシ君って本業何?」っていう話を普通にして、それで、音源を創ってみたり、色々なブランドさんとのデザインを一緒にやっていたりとかって話をしていて、「いつか何か一緒にできたら面白いよね」っていうことをヒロシ君が言ってくれたので、それをフッと思い出して。(ツアーのグッズの)Tシャツだったりフーディだったりについてコンサートスタッフと話している時にそのことを急に思い出して、「そういえばヒロシ君が“タイミングが合ったら一緒に何かやりたいね”って言ってくれてたから、(コンサートグッズを)ヒロシ君にデザインしていただくってどうだろう。ちょっと本人に確認してみて」って言ったら、ヒロシ君が「あ、やるやる」って言ってくださって、それで今回の流れになったんですけど。
なんか、女性のみなさんよりも男性のみなさんからの反響がハンパないみたいで。「もし良かったら、Flowのラジオにも藤原ヒロシさん呼んだらどうっすか?」みたいな、男性リスナーのリアクションすごいんですけど(笑)。おかしいなぁ…。普通、ジャニーズ事務所だったりすると、女性から「キャーッ!」って言っていただくものに対して「イェ〜!」って返してきたのが常だったんですけど、最近「キャーッ!」っていうよりも「ウォォォ〜!」って言う方の比率が多い気がするんですよね…(笑)。
なので、それも含め、ヒロシ君に確認してみますね。『UOMO』の時に話に上がっていた”忘れて持って行かなかったジャム”っていうのをまだ渡せてないので、Flowのゲストに来てもらった時にちゃんと渡そうかと思います。

続いては、13歳からの方からの相談です! どうした!?

【東京都 匂いフェチ 13歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
私は最近、悩んでいることがあります。
私には大学4年生のいとこがいます。
最近、そのいとこに彼女ができました!(しかもすごく美人!)
けっこうモテそうなのに、そのいとこは今まで一人も彼女がいなかったんです。
私にとっては、年の離れたお兄ちゃんっていう感じの存在でとても親しい仲です。
私は、そんな大好きないとこに彼女ができたということが、とっても嬉しい反面、心のどこかで喜びきれていない自分がいます。
別に恋愛感情を抱いているとかいうことではありませんが、これからの私とそのいとこの関係がどうなってしまうのか少し心配です。
こんなことで悩んでいる私に、いとことの、これからの良い関係性のつくり方を教えてください!
お願いします。


木村:13歳ってことは中学生ですかね。ずっとカッコいいんだろうな、いとこのお兄ちゃんは。匂いフェチちゃんが幼稚園の頃は、カッコいい小学校高学年のお兄ちゃんで、小学校低学年の時は、カッコいい中学生のお兄ちゃんで。ずーっとカッコいいお兄ちゃんなんだろうね。そのお兄ちゃんに急にかなり美人の彼女ができて、「え? あのカッコいいお兄ちゃんが!」って、ちょっと現実的になるんだろうね。でも、匂いフェチちゃんとの関係性は変わらないと思うよ。いくら彼女ができたとしても。もし、もしだよ、カッコいいお兄ちゃんが、すごい美人の彼女と一緒になる、ご結婚する…ということになったとしても、変わらないと思うよ。
だから、匂いフェチちゃんが、悩みだったり、困ってることだったり、悔しいことだったり、すごく嬉しかったことだったりを、カッコいいいとこのお兄ちゃんに言った時っていうのは、今まで通り色々聞いてくれたり、一緒に喜んでくれたり、一緒に悔しがってくれたりすると思うし。
まぁ、でも、こういうのってあるだろうね。すっげー仲の良い姉弟とかさ、自分のお姉ちゃんに彼氏ができた時の「コイツと付き合うわけ?」みたいな(笑)。そういうのはありますよ。仲が良ければ良いほどそれは生まれてくると思いますよ。でも、良い関係性の作り方っていうのは、“良い関係性をどう作ろう?”って思えば思うほどギクシャクすると思うから。ホントに、頭で考えるよりかは、感じて動いた方が良いんじゃないかな。「Don't think! Feel!!!」ですよ。

そして!続いてはリスナーの皆さんが一生懸命チャレンジしてることを応援する、【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
今回はこちらのメッセージを紹介したいと思います。

【長崎県 クラリネット田中 17歳 女性】
キャプテンこんにちばんばんばん!
今、私が挑戦、チャレンジしていることがあります!
私は中学生から吹奏楽部に入っています!
今年、高校3年生になります。
ラストの吹奏楽の年としてたくさんのソロ・コンテストに出場しようと考えています!
難しい曲に一人で挑むことにチャレンジしています!
ヘトヘトで倒れそうになっても、キャプテンの「ワンチャンス」をはじめとするたくさんの曲を聞いてます!
2ndアルバムおめでとうございます!これからも応援しています!


木村:ありがとうございます! 吹奏楽だからさ、ずっと息を吹き続けていなければならない楽器なので、練習をするってなっても、ピアノとかバイオリンとかチェロとか打楽器と違って、常に自分の心肺を音に使わなきゃいけない楽器になってくるので、すごい体力消耗すると思うんですよ。もちろん、楽器の演奏のテクニックもものすごく必要だと思うんですけど。同時に、日頃から風邪1つひいたらアウトですからね。本当に身体のケアも必要だと思うし、あとは”挑む”ってことは非常に大変なことだと思いますけど、挑む前に自分を信じることが必要じゃないかなと思うので。僕も今回、今年の漢字一文字っていうものを「信じる」の『信』という文字にしてみたんですが、本当に、“自分を信じる”ことが“自信”ですから。新たなチャレンジ、ソロコンテストに挑むクラリネット田中さんを応援したいと思います。
メッセージ、ありがとうございました!

あなたが今一生懸命チャレンジしていること、頑張っていること、頑張っている理由など、エピソードと共に番組宛に送ってください。
【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】ということで、メッセージをくれたリスナーの中から10名様にリポビタン製品をプレゼントしたいと思います。
みなさんの熱いメッセージ、お待ちしております!

この曲がクラリネット田中さんに届くと嬉しいです!
「平凡を積み重ね、特別なその瞬間へ! 駆け上がれ! 望んだ風景へ!」
「OFF THE RIP」!!

M1.OFF THE RIP/木村拓哉

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年01月16日Flow 第百八十一回目

今月は、1月19日にリリースになります2年ぶりのアルバム『Next Destination』を特集させていただいております。
毎週4曲ずつ、アルバム収録順で楽曲を紹介していきます。今週は鈴木京香さんが作詞してくれた曲、そしてマーシー(真島昌利)さん作詞、(山下)達郎さん作曲の楽曲が、まだあるんです! そちらもお楽しみに!


木村:先週は8曲目まで紹介したので、今週は9曲目からスタートさせていただきます。こちらの曲、『グランメゾン東京』(TBS系ドラマ)で共演してくださいました、鈴木京香さんが作詞してくれた曲です。

M1.beautiful morning

木村:お届けしたのは、アルバム『Next Destination』の9曲目に収録されている「beautiful morning」。
この曲の作詞は、鈴木京香さんが書いて下さいました。2020年の10月にこのFlowにもゲスト出演してくれた時に、実は2019年に芸能生活30周年を記念してCDを出されていて(『dress-ing』)、その中で「作詞も担当したけど照れくさいのであまり言わないし、言ってないんです」っていう風に語っていたんですけども。今回この「beautiful morning」では、鈴木京香ではなく、作家名として”音葉”という名前で、これも可愛い名前なんですけど…作詞を担当してくれました。本当になんか、京香さんらしい”ああ、こういう言葉のセンスってあの人しかできないよなぁ〜”みたいな、すごく安心させてくれる言葉が綴られてるなぁっていう。暖かいし、丸いし、そして、軟らかい、みたいな。歌っていて思いましたね。

そして今回のアルバムのジャケットも撮影させていただいたんですけど、これ、合成じゃないですからね。これガチで撮影しました。で、カメラマンの方が「うわ!」「あ!」「いや素晴らしい!」って言って撮ってくれるんですけど、重いんですよ、鷲! めちゃくちゃ(鷲)重くて。そして、羽を広げたら、“こんなに来んの? 羽!”っていうくらいデカいんですよ。あれはけっこう左腕がプルップルになりましたね。わりと冷静な僕を装ってますが、実はめっちゃプルプルしてます、左腕。
そんなエピソードもありのジャケットにはなってるんですけども。『Next Destination』ってタイトルだったので、何かそういうメッセージを伝えたくて、鷲さんの力をお借りしました(笑)。この子と一緒に撮影したジャケットとなっております。

続いて、アルバム『Next Destination』10曲目! 「Crazy party」。

M2.Crazy party

木村:お届けしたのはアルバム『Next Destination』の10曲目に収録されております、「Crazy party」。
これはもう、タイトルのまんまです。「ステージも会場もCrazy partyになりましょうよ!」っていうメッセージのまんまなんですけど。これ、歌詞の内容がわりと大人っぽい歌詞になってますので、ステージは極限までエロく持って行きたいと思います(笑)。お楽しみに!

続いてアルバム『Next Destination』11曲目なんですけども、来ましたよ! 作詞・マーシー(真島昌利)さん、作曲・山下達郎さんによる「MORNING DEW」。

M3.MORNING DEW

木村:お届けしたのは、アルバム『Next Destination』の11曲目に収録されております、作詞がマーシーさん、作曲編曲が山下達郎さんという「MORNING DEW」。
また来ましたよ。おかわりもここまで来ると、もう、なんて言うんだろう、贅沢というものを通り越して”どうだ!”っていう、そういう感じですね(笑)。
以前、このラジオでも、何かこう、ぼかしてみんなにお伝えしたことはあると思うんですけど。達郎さんに「オケをレコーディングするところに立ち会ったことある?」って言われて「いや、ないです」って言ったら「絶対に立ち会って。実際に木村君が歌ってるその声を聴きながら、ギターはギターを弾いて、ドラムはドラムを叩いて、ベースはベースを弾いて、キーボードはキーボードを弾くっていう。それで本物のオケがレコーディングができるんだよ」とういう風に言ってくれて。だから、これ、
オケのレコーディングをした時に、実際に僕もレコーディングスタジオに行って、僕はハンドマイクだったんですけど、ボーカルをやらせていただいて。そのボーカルを聴きながら、ギターの方は”ブォ〜ン!”ってギター弾いて、ドラムの方は僕と目を合わせながらドラムを叩いてくれて。それで今回、このサウンドをレコーディングしてくださって。いや、すごい経験をさせていただきましたね。キーボードを弾いてくださった方なんて、音大の教授ですからね(笑)。そういう人たちがスタジオに一堂に会して、「じゃあもう1回行こうか!」って言って。ベースの方なんて、弾きながらたま〜に自分に向かってサムアップしてくれたりとかして。”うぉぉぉぉぉ〜!”って思いながら僕は作業させていただきました。ありがとうございました!

続いては、アルバム『Next Destination』ラストに収録されている12曲目なんですけども。作詞がMAN WITH A MISSIONのKamikaze Boy、そしてJean-Ken Jhonny。作曲がKamikaze Boyによる、これはもうホントありがとうございましたっていうナンバーになっております。聴いてください、「I’ll be there」。

M4.I’ll be there

木村:お届けしたのはアルバム『Next Destination』のラスト12曲目に収録されております「I’ll be there」なんですけども。
MAN WITH A MISSIONのボーカル・Jean-Ken Jhonnyもコーラスで参加しておりますし、内容としては、昨今の混沌とした世相から“次なる未来”を見つめるような、そんな壮大なナンバーになっておりますね。本当に、お願いして良かったなぁというナンバーを、MAN WITH A MISSIONが提供してくれました。

…ということで! 本当に、僕が接点がある人もいれば初提供のアーティストの方など、バラエティに富んだ人たちに楽曲提供していただいた12曲が収録されたアルバムが完成しました。『Next Destination』、今度の水曜日1月19日にリリースさせていただきます。

そして! 2年ぶりにライブツアー、決定させていただきました。
『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』
2月5日土曜日・兵庫を皮切りに、愛知・広島・神奈川、各公演2日間ということで。4会場・計8公演、みなさんと同じ空間を共有できることを今から楽しみにしております。

[O.A曲]
『Next Destination』木村拓哉

M1.beautiful morning
M2.Crazy party
M3.MORNING DEW
M4.I’ll be there

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年01月09日Flow 第百八十回目

今月は、1月19日にリリースになります2年ぶりのアルバム『Next Destination』を特集させていただいております。
毎週4曲ずつ、アルバム収録順で楽曲を紹介していきます! 今週はCreepy Nutsが提供してくれたあの曲、そして“お笑い怪獣”のあの人が作詞してくれたあの曲もお届けします。お楽しみに!


木村:先週は1曲目から4曲目まで紹介させていただいたので、今週は5曲目からスタートします。「Come Alive」。

M1.Come Alive

木村:お届けしたのは、アルバム『Next Destination』の5曲目に収録されております、「Come Alive」。
こちらはですね、本当に、ライブを前提とした選曲をさせていただいております。なんだろうな…もちろん、ステージ上でパフォーマンスをしたいなっていう気持ちもあったし、あと、来てくれたみなさんにノリノリに踊っていただきたいなぁっていう気持ちでレコーディングをさせていただきました。

続いて『Next Destination』の6曲目になるんですけども、あのCreepy Nutsが提供してくれた曲ですね。
作詞を担当してくれたR-指定曰く、「木村さんのドラマ史に絡めて、“これ言ってほしい!”を詰め込んだファンアートみたいな曲」とのことです。
こりゃぁ、大変でした。「Yes, I'm」。

M2.Yes, I'm

木村:お届けしたのは『Next Destination』6曲目に収録されております、creepy Nutsが提供してくれました「Yes, I'm」。
いやー、これね、2020年11月にゲストでFlowに来てくれた2人だったんですけど、”こう来たか!”っていう感じはありましたね。自分が演らせていただいたいろんな作品を歌詞に散りばめてくれて。そういう紡ぎ方をした場合、わりと“ナニコレ?”っていう着地が多いんですけど、流石っすよね、R-指定って。「はぁ〜!」っていうまとめ方をしてくれていて。
レコーディングしてても楽しかったですし、レコーディングし終わった素材を彼らの元に届けたら、R-指定から「いやぁ、あのラップ、ちゃんとここまで乗りこなすって、ビックリしてます」って。「あ、ホントのラップやってる人って”乗りこなす”って言うんだ!」ってその時思ったんですけど。
でもね、DJ松永も、最後にこれでもか!っていうスクラッチテクニックを入れてくれましたし、こりゃもう、ライブでは盛り上がりに盛り上がるんじゃないかなという、場所にしたいし。いやもう楽しみですね。ありがとうございました!

続いて、アルバム『Next Destination』の7曲目は、糸井重里さんが作詞してくれた曲ですね。
事前に糸井さんとは「最近どうよ?」みたいなお話から始まって、3時間ほど雑談して。で、「こんな(世の中の)状況だけど踏ん張っていこうよ」っていうメッセージを込めていただいております。
でね、曲なんだけど、以前から僕のステージだったりパフォーマンスにサポートでギターで入ってくれているDavy(Bergier)っていうフランス人の方がいるんですけど、彼がね、「良かったら、こういう楽曲、拓哉に合うと思うんだよね」って作ってくれたナンバーで。
そういう身近な、実際にステージで一緒にセッションしてくれてる方が、そういう想いで曲を作ってくれたっていうのもすごい嬉しかったですし、ライブをやるその構成の中でも、ここまでリラックスした瞬間があっても良いんじゃないかなっていうことで選曲して、そしてその詩を糸井重里さんに書いていただいたというナンバーです。
それでは聴いて下さい。「夜は朝に追われて」。

M3.夜は朝に追われて

木村:お届けしたのはアルバム『Next Destination』の7曲目に収録されております、「夜は朝に追われて」。
糸井さんは2019年の7月にFlowのゲストにも来てくれたんですけど、今回の作詞にあたって、
「人と人とがひっそりとしか会えない暗い時期に、歌詞のことを打ち合わせした。
若いときから木村くんには「群れを率いるコヨーテ」みたいなイメージがあったので、そのまま夜の荒野を舞台にして歌ってもらおうと考えた。
すっかり照明を落としたコンサート会場で、この歌が聴いてみたい。
吠え声で、客席のすべての人たちに勇気を湧き起こさせる、その場面に立ち会ってみたい」

というコメントをいただいています。
もうこれ、半分ステージの演出が入ってますね(笑)。
ちょっとこれを元にステージも構成しようかなと思いますけど。糸井さんらしい、“朝が来るんだよ! 光がやって来るよ!”っていう、サウンドはリラックスしてるんだけど、強い意志を持った曲だなと思っています。ありがとうございました。

続いて、アルバム『Next Destination』の8曲目なんですが…さあ、ついに行きますよ。あの“お笑い怪獣”(笑)作詞、BEGIN作曲の共作なんですけど、「Born ready」というナンバー。
2020年の元旦に放送しました「さんタク」(フジテレビ系列特番)のロケ中に「またお前、アルバム作るやろ?」って(明石家)さんまさんが言っていて。「そういうことになったらぜひ作りたいと思います」って言ったら「まぁその時は作詞するわ」って言ってくれたんで、ぜひ有言実行していただこうということで、この曲が実現したんですけど。
今、みんなありますよね、”(世の中が)今こういう時期だから”っていう。「だからお前、これ歌えや」っていう感じで書いてくださってるし、ホントにさんまさんらしいなって。ただカッコつけるだけじゃなくて、チャーミングな部分をしっかり残してくれてるという感じもいっぱいあるし、けっこうね、しっかり1ワード1ワード噛みしめて聴くと”深っけぇな〜”ていうような…なんだけど、絶対に堅苦しくない、フォーマルには絶対まとめないっていうナンバーになっております。すごく好きなナンバーですね。
それでは聴いて下さい。「Born ready」。

M4.Born ready

木村:お届けしたのはアルバム『Next Destination』の8曲目に収録されております、さんまさんとBEGINさんの共作による「Born ready」。
さんまさんから、
「ライブでファンが一緒に歌ったり盛り上がれるような歌詞にしたかったのと、この曲を通じてその時だけでも1つになれるように願いを込めて作詞しました。
Hop Step Slip,人生は繰り返しばかりで思い通りにならない時もある。
そんな時は何をアドバイスしても上手く伝わらないもの。
その後で「I told you so(だから言ったろ?)」と思うことが多いので、あえてこのキーワードを歌詞に入れてみました。
それよりも俺は木村をイメージして作詞したけど、木村はレコーディングで俺自身をイメージしてしまったらしく、笑いながら歌っちゃったらしい。早く自分の物として歌詞を体に入れてくれ!
もう俺の物じゃないんで(笑)」

っていうコメント来てますが(笑)。
でも、俺の気持ちもわかるでしょ? 歌詞を見てると”これさんまさんじゃん!”って部分がけっこうあるんですけど、でもほんとにかっけぇんだよな(笑)。
あとは、裏エピソードとして、今回『Next Destination』を創っていく時に、このナンバーを収録し終わって作業が全て終わったという。作業的にはこの曲が”トリ”だったという感じだったんですけど。スタジオも、いつも作業しているビクタースタジオではなくて、京都の街の中にあるレコーディングスタジオで、“これ友達の家?”みたいなところでレコーディングしたんですけど、でもなんか、あの環境が良かったような気がしますね。友達の家に集まってレコーディングしてモノを創ってみた…っていう感じが、今思い返してもします。

ということで、1月19日にリリースされます『Next Destination』特集は、今週はここまで! 来週は9曲目以降の楽曲を紹介したいと思います。

[O.A曲]
『Next Destination』木村拓哉

M1.Come Alive
M2.Yes, I'm
M3.夜は朝に追われて
M4.Born ready

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年01月02日Flow 第百七十九回目

みなさん、明けましておめでとうございます!
2022年1月2日。新年1発目の放送です!!

新年恒例の書き初め「おめ言葉」は、“信じる”の「信」!
『木村拓哉Flow』、今年もよろしくお願いいたします!

さて、今月は、1月19日にリリースとなります僕のセカンドアルバム『Next Destination』を特集してみたいと思います。毎週4曲ずつ、アルバム収録順で楽曲をみなさんに紹介していきます! お楽しみに!


木村:2年ぶりのアルバム制作なんですけども、実はですね、2021年のオリンピック前から「できることはどんどんやっていこうよ」っていうことで、オリンピック前ぐらいから作業には入りましたね。
でも、今回もとんでもないアーティストの方が僕に魅力を分けてくださいまして。山下達郎さんだったり、マーシー(真島昌利)さんだったり、糸井(重里)さんだったり、鈴木京香(作家名:音葉)さんだったり、BEGINのみなさんだったり、平井大さんだったり、Creepy Nutsだったり、Dragon AshのKjだったり、MAN WITH A MISSIONだったり。そして“ホントかよ”っていう(明石家)さんまさんが作詞してくれたりとか。
このFlowでトークセッションさせていただいた方も、まさに鈴木京香さんなんかは「ぜひ作詞したいです」って言ってくださったので、「マジっすか!」ということで逆にキャッチボールを返させていただいたら「ぜひやらせてください」って快諾してくださって。だから、わりとこの番組のコミュニケーションが基になって…っていうのが、非常に大きく影響してますね。
そしてファーストアルバムでは『Go with the Flow』ということでやらせていただいたんですけど、今回は『Next Destination』ということで。単純に、次の目的地に向かって、このアルバム制作に関係してくださったアーティストの方ももちろんそうなんですけど、聴いてくださった、受け取って下さった方たちと一緒に次の目的地に行きたいなと思ったので、このタイトルにさせていただきました。
そんな『Next Destination』、この曲でスタートさせていただいております!

M1.MOJO DRIVE

木村:お届けしたのは、アルバム『Next Destination』の1曲目に収録されております「MOJO DRIVE」でした。
こちらはすでにミュージックビデオも公開されているんですが、作詞がマーシーさん(真島昌利)、作曲・編曲が山下達郎さんということで。山下達郎さんご本人が歌のディレクションをしてくださいまして。そして、サビ部分でコーラスが入っているんですけど、そのコーラスを収録した時は、横に山下達郎さんがいらっしゃって、反対側にはマーシーさんがいらしゃって。男3人でマイクに向かってコーラスを録音させていただきましたね。信じられなかったですけどね。なんか、“今起きてるこれ、リアルだよね?”って両サイドを見て思いながら、コーラスを録音したのを強く覚えてますね。もちろん、音に関しては博士並みの向き合い方をしてくださるんですけど、僕に対しては、すごくカジュアルにフランクにディレクショニングしてくれたことをすごく覚えてるし、感謝してます!

続いて、アルバム『Next Destination』2曲目。 Dragon Ash Kj作詞・作曲・編曲の「OFF THE RIP」。

M2.OFF THE RIP

木村:お聴きいただいているのはアルバム『Next Destination』の2曲目に収録されております、「OFF THE RIP」!
こちらは作詞・作曲・編曲はDragon AshのKjなんですけども、GYAOの方で配信中の『特ば〜〜ん!』の第4弾の方で、この曲のミュージックビデオを制作させていただきまして。武田真治だったり湘南乃風のRED RICEだったり女優の江口のりこさんがミュージックビデオに参加してくれているものを創ったんですけども。いやぁ、曲、すごく、僕個人的に超タイプですね。というか本当に嬉しかったのは、Kjが自分をこういう風に捉えてくれてたんだなぁっていう、その感じ、雰囲気。あと、その歌詞に散りばめられてるワードもすごい嬉しかったです。

M3.Beautiful Things

木村:お届けしたのはアルバム『Next Destination』の3曲目に収録されております、番組ゲストにも来てくれた平井大さんが書いてくれた曲「Beautiful Things」。
彼曰く「男の柔らかい部分を引き出せるようにしたかった」というコメントをいただいておりますが、実は平井さんが楽曲提供が決定する前に僕をイメージして、もう既に曲を書いてくれていたというビックリエピソードがあったんですけど。
ホントにメロディもすごい好きなメロディでしたし、この曲のミュージックビデオもGYAOの方で制作したんですけども、監督を務めてくれたのが“『木村さ〜〜ん!』の準レギュラー”と自分でおっしゃっている斎藤工が監督をしてくれて、撮影しました。
平井さんもそうだし、工もそうだし、自分(木村)に対する気持ちというものをベースに曲を作ってくれたり、ミュージックビデオの監督をしてくれたりっていう、そういうみんなの気持ちが本当にありがたいなっていう…うん、連鎖が続いていると思います。本当にありがとうございます!

続いてアルバム『Next Destination』の4曲目なんですが、またまた山下達郎さんに提供していただきましたこちら、「Good Luck, Good Time」。

M4.Good Luck, Good Time

木村:お届けしているのは『Next Destination』の4曲目に収録されています「Good Luck, Good Time」。
達郎さんがまた、「MOJO DRIVE」に引き続き2作目ですよ。すごくないですか? このおかわり感! 超贅沢ですよね。
それで、作詞が“なるほど!”って思ったんですけど、(作詞が)zoppさんという、「青春アミーゴ」だったり、SMAPの「前に!」って曲があったんですけど、僕、すごく好きなナンバーで…その方なんですよ。”あ、なるほどな!”っていう。山下達郎さんと自分の関係性を作詞のワードの中にもすごく散りばめてくれてるし、僕がずっと言い続けてる”STAY SAFE"だったり、それもちゃんと入れてくれてるんですよね。“なるほどなぁ”って。今、すごい腑に落ちてます(笑)。

ということで、1月19日にリリースされる僕のセカンドアルバム『Next Destination』特集、今週はここまで! ということで、来週は5曲目以降の楽曲を紹介したいと思います。

そして、2年振りにライブツアーが開催決定しておりやす!
『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』
2月5日土曜日・兵庫を皮切りに、愛知・広島・神奈川各公演2日間ということで、4会場で計8回、演ってみたいなぁと思っております。前回は2か所しかお伺いできなかったので、少しでも多くみなさんと同じ空間を共有したいなと思いまして、会場を増やさせていただきました。
開催期間に世の中がどのような状況になっているかっていうのは、本当にまだわからないんですけど、会場でね、もし声を出せなくっても、心の中で一緒に騒ぎたいなと思います。会場に来てくれたみなさんと同じ空間を共有できることを、今から本当に楽しみにしていますし、それに向けて踏み込んでいきたいと思います。

[O.A曲]
『Next Destination』木村拓哉
M1.MOJO DRIVE
M2.OFF THE RIP
M3.Beautiful Things
M4.Good Luck, Good Time

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)


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