木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2022年03月27日Flow 第百九十一回目

今週は、みなさんからいただいたメッセージを紹介させていただきます。
最後までよろしく!


木村:いつもたくさんのメッセージありがとうございます。
まずは、みなさんと一緒に駆け抜けることができた『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』へ来てくれた方のメッセージからご紹介します。本当にたくさんの感想をありがとうございます。

【福岡県 ようこ 38歳 女性】
拓哉キャプテンこんにちは!
ライブが無事に開催され、完走されたこと感無量です!
すごく元気を貰えたし、今まで涙でウルウルしたことはあるけれど、
あんなに涙が溢れ止まらない経験は初めてでした。
キャプテンの「俺のcrewなら乗り越えられる!」、「絶対腐るなよ!!」の言葉を胸に、次の目的へこれからもついていきます!
くれぐれも体に気をつけてください。ボクシングも楽しみにしています。


【東京都 とりちゃん 48歳 女性】
初めてキャプテンのライブ、3月5日の横浜に主人と中学生息子と参加させていただきました。
息子にとってはキャプテンはゲームの中のヒーロー。
主人はキャプテンと同年代で私もそうでしたが常に生活の一部にキャプテンがいた世代です。
ライブの中で降ってきた銀色の羽。
私はゲットできないでいましたら、なんと息子から「はい」と1枚手渡され感激していたところ、お隣の方からは良かったですねとお声かけいただき、帰りの列ではファンの方から息子にたくさんの羽をサッと手渡していただき、そのあといただいた羽はまだ持っていないライブ参加者様たちに1枚づつ渡し、喜んでいただいたり本当に素敵なライブでした。
帰宅後は主人、息子、私ともに羽はスマホにはさまさせていただきました。
最高にハッピーな時間をありがとうございました。


木村:ありがとうございました。この銀の羽っていうのは、僕が「Let's go Next Destination with me」というメッセージを書き入れさせていただいた銀のテープのことなんですけども…。
無事に開催することができ、完走することができたのは、本当に周りのスタッフの皆さんの協力と、あとはステージ上で一緒にパフォーマンスしてくれたダンサーのみんな、そしてバンドのメンバーがいてくれて初めて成立したことだったので、まずは現場のみなさんに本当に感謝してます、ということ。
あと、“マスク着用の上、一切声を出さずに”という状況で客席に足を運んでくれたオーディエンスのみんなにも、本当に「ありがとう」を言いたいなと思います。
なんかね、世の中ではまだ目に見えないウイルスっていうものが蔓延ってますし、それ以外にも目を覆いたくなるような戦争のニュースが流れてきたりとかしている中で、直接的な関係はないにせよ、自分がライブというものやることをどういう風に捉えたらいいのかなと、正直考えた部分はあったんですが、自分がやるべきこと、自分ができることを全力でやることが今なのかなと思って、ステージに上がらせていただきました。

僕も初めての経験だったんですけど、最終公演の時には“あれ、声が出ない”みたいな状況にはなってしまってはいたんです。でも、そこには暖かく迎えてくれる客席のみんながいてくれたり、バンドのメンバーがこっちを見ながら“大丈夫! 大丈夫!”みたいな顔で見てくれていたりとか。
客席のみんなが一切声を出せないという状況下ではあったんですけど、 (マスクの上から見える)みんなの目から伝わってくるものが非常にあって、僕もエネルギーに変えさせていただいて、1曲1曲を表現することができたんじゃないかなって思ってます。
あと、声というものでのレスポンスは全然できなかったんですけど、ステージ上から客席を見渡した時に、“わりと男性の方が来てくださっていたな”っていうのがすごく印象的でした。正直嬉しいですよね。そういう同性の方たちが音楽に合わせてリズムを取ってくれていたり、終盤に関しては、自分が拳を突き上げたら同じように拳を突き上げてくれたりとか。
来てくださった方たちから「元気をいただいてありがとうございます」っていう声をいただくんですけど、それは逆に僕が言いたい言葉というか。“みんながいてくれたから最後までやることができた”っていうのが本当のことなので、僕は本当に本当に、言い足りないぐらい「ありがとう」をみなさんに言いたいな、という感じです。
会場にみんながいてくれるだけで、僕は本当に充分ですよ。目に見えてるみんなの目があれば、僕は全然いけますね。
続いては、僕の過去の作品についてメッセージが届いてるらしいです。

【北海道 えりちゃめん 23歳 女性】
拓哉キャプテンこんにちBANG!!
先日、私は念願の「Gift」のDVD-BOXを購入しました!
DVD-BOXの発売日の2019年は短大生で、アルバイトをしていなかったため、買えませんでしたが社会人になり、やっと購入することができました。
私が生まれる前の作品ではありますが、拓哉キャプテンの作品の中で
1番大好きなドラマなので毎日家で観ることができるのが幸せです。
そして、「Gift」で共演した真木蔵人さんとのツーショットをインスタで発見し、とても私にとってタイムリーだったので嬉しくなりました。
真木さんとのエピソードを聞きたいです。


木村:ドラマ『ギフト(Gift)』(フジテレビ系列)という作品で共演させていただいた真木蔵人さんなんですけど、お仕事自体はその時が初めてだったんですけれども、同世代ということもあり、遊んでいた場所が近所だったっていうこともありましたから、同じカルチャーの中でよくすれ違っていましたね。だから逆に、“ちゃんとしたオフィシャルな仕事”というか、ドラマの撮影現場という場所で会うと、なんかちょっと照れくさい感じがあったのは覚えてますね。
連載(『木村拓哉、海辺の時間。』)をさせていただいている雑誌「NALU」の4月号で対談をさせていただいて、表紙なんかもやらせていただいたんですけど、本当久々に会ったんですけど、相変わらずですごい嬉しかったし、相変わらずカッコ良かったし。なんだろうな、昔からカッコいいって思ってた奴がいまだにカッコいいって、一番嬉しいですね。その感じが非常にあったなぁ。
あと言われたのが、「せっかくこういった形で再会できたし、拓哉もいまは撮影で大変かもしれないけど、撮影が終わったら波の良い時は必ず電話するから」って。お互いに“よろしく”と “OK、OK” っていう感じで別れてはいたんですけど。
あとね、蔵人が作っているパーカーとかコーチジャケットみたいなやつを手渡してくれたんですけど、今日たまたま着てますね。蔵人がくれた服なんですけど、”やっぱりわかってるな”っていう感じの気安さとカジュアルさで、これは間違いなくお気に入りになりますね。この番組でトークセッションを希望されているリスナーの方も多く見受けられたんですけども、タイミングがあったらぜひお願いしたいですね。
続いては、新生活の相談メッセージ!

【神奈川県 ひな 15歳 女性】
私は春から高校生になります。
高校では部活に入り自分の背番号を決めないといけません。
そこでキャプテンに相談があります。
キャプテンの好きな数字、背番号にするなら何番にしますか?教えてください!


木村:そっか、もうすぐ4月、入学式か。まずは高校進学おめでとう。部活内容によって背番号って大きく(意味が)変わってくるんじゃないかなと思うんですが、何部なんだろう?
やっぱり、自分が好きな数字というか、背負ったことはある番号が「9番」なので…ホッケーをやってる時はずっと「9番」を背負ってたので、馴染みがあるのは「9番」かな。あとは、何かちょっと自分の背中を押す意味で「55番」とかね。とにかく“GO! GO!”“いけ! いけ!”って感じで55番もいいかなと思うんですけど、僕はドラマ『プライド』(フジテレビ系列)でホッケーをやっていた時はずっと「9番」を背負ってたので、一番馴染む番号ですかね。
とにかく部活に入ることも決まってるみたいだし、怪我をすることなく楽しい高校生活を送ってほしいなと思っています。また背番号が決まったら、報告をお願いします!

木村:続いては、リスナーのみなさんが一生懸命チャレンジしていることを応援する【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
今回はこちらのメッセージをご紹介したいと思います。

【沖縄県 えりか 34歳 女性】
私は昔からの夢だった客室乗務員に、この度なりました!
30歳を過ぎて挑戦した夢でした。2年かかって合格したのですが、コロナの影響で入社までに、さらに2年かかってしまいました。
現在は訓練も終えて、無事フライトしています。
2年前の木村さんのライブの日が面接の日でした(笑)
ライブの前に面接へ行き、合格し、客室乗務員になって今年の名古屋公演に参加しましたー!!
1日でも早くチーフパーサーになれるよう、毎日頑張っています。
航空業界もコロナで大変ですが、お客様が楽しそうにフライトされている姿を見ると嬉しく思います。
次の木村さんのコンサートではチーフパーサーになって参加できるよう、日々頑張ります!


木村:すごいね。別に年齢じゃないからね。“やりたい”と思ったことを行動に移してその夢を叶えているえりかなので、「30歳を過ぎて」ってご自身では言ってはいるけども、僕はそれは関係ないと思います。むしろその“なりたい”と思っていたものに今なってるっていう現実が一番拍手かなって思います。そして、なったとしても次の目標が「チーフパーサー」と、ご自身でおっしゃってますからね。
飛行機の中って、何か特別な空間ですよね。一時的とはいえ、“運命共同体”になるじゃないですか。なんか、あの空間好きなんだよね。
チーフパーサーを目指して毎日全力のえりかさんに期待しています。

【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
あなたがいま、一生懸命チャレンジしていること、頑張っていること、頑張っている理由など、エピソードと共に番組宛に送ってください。メッセージをくれたリスナーの中から10名様にリポビタン製品をプレゼントします!
みなさんの熱いメッセージ、お待ちしております!

[OA曲]
NEW START/木村拓哉

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年03月20日Flow 第百九十回目「拓哉キャプテン × RED RICE」Part3

3月のマンスリーゲストは、 湘南乃風のリーダー、RED RICEが登場!
今日は、みなさんから届いたメッセージを元にトークしたいと思います。
そしてRED RICEの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村: ここからはですね、この番組に届いているリスナーからのメッセージに自分と匠(RED RICE)とでお付き合いをしてもらいます。

RED RICE: はい(笑)。

木村: まずは、こんなメッセージが届いておりやす。

【千葉県 えだまめんちょ 17歳 女性】
木村さんこんにちバン!
私は、ほとんど恋愛経験がない高校生です。突然ですが恋ってなんですか?
私は女性に対して「この人と仲良くなりたいな」という感情があるように、男性に対しても同じようなことを思います。
しかし、それは恋愛感情というよりは友達になりたいという気持ちです。
どうして友達は異性に対してだと、その気持ちが変わってしまうのか分かりません。


木村: 友達っていう…まだ(気持ちが)振り切ってないのかな? えだまめんちょは。振り切ったタイミングが今までないから、異性に対しても友達っていう回転数で留まっているのかな。

RED RICE: 自分でどこかブレーキを踏んでるんですかね?

木村: でも”好き”ってなっちゃったら…。

RED RICE:それでしょうね。自分が(相手との)回転数を合わせたり、スピード速度を合わせて、今も濃度を測って人と付き合ってるけど、それを勝手に振り切っちゃう時が「恋」とかなんじゃないですかね。

木村: いやもう、「恋」と「愛」の…色々あるじゃん。
待てよ、17歳が聞いてるから、ちゃんと考えないとな。「恋って何ですか?」って、すげぇぞ、コレ。

RED RICE: ああ…電話する時にためらっちゃう感じ、どうですか?

木村: 声を聴いただけで嬉しくなってる自分。きっと、その人のことが好きな場合、その人の声とか絶対好きなはず。

RED RICE: なるほど。校門とかで、同じタイミングでバッタリ会っちゃった時、嬉しいみたいな。

木村: それもそうだと思うよ。「恋」って嬉しいと思いますよ。「愛」って、その嬉しさが…なんだろう、“内側に入る”というか。漢字で書くとわかりやすいんだけど、「恋」ってさ、まだ”心”が下にあるじゃん。どっちかていうと「恋」って、下ネタじゃないけど下心なんですよ。「愛」って書いてみるとわかるんですけど、”心が中に入る”んですよ。

RED RICE: “真心”ってことですかね。

木村: 真ん中に心が入るので”下心”ではなく”真心”なので。うーんでも、えだまめんちょにはそういう説明じゃねぇなぁ…違うなぁ(笑)。

RED RICE: まず「恋はなんぞや」ってことですからねぇ。

木村: (初恋は)いつだった? (自分は)気持ちを相手に初めて伝えたのが中1だったと思う。

RED RICE: ほぼほぼ一緒ですね。中1の時に同じクラスの子を好きになって。ちゃんと告白したことはないんですけど、3年間振られ続け。
(中学を)卒業して、すっげぇ気持ち悪いんですけど、僕と違う高校の受験発表だったんですけど、なんとなく“(彼女が)受かった”みたいなのを聞いて。その子の家の前にその子の自転車が停まってるんですけど、その籠に、メッセージとかは書かなかったですけど、高校に受かった日に花を置きました。でも振られ続けて終わったという。

木村: (笑)。

RED RICE: これ、カットして(笑)。

木村: グッジョブ!グッジョブ!だよ。

RED RICE: 3年間紆余曲折ありましたけど、ずーっとその子が良くて、(告白しても)全然ダメで。でも高校を出て、後々風の噂で聞いたら、その子は飲み会に行くとめっちゃキス魔になるって噂を聞いて、超へこみました(笑)。俺の3年間!

木村: (笑)。でも、それがちゃんと風の噂で伝わって来たのも、伝わるべくして伝わった情報だったんじゃないですか?

RED RICE: それで1つ僕も大人になったかもしれないですけど(笑)。でもあの頃は、その子のことを“いいなぁ”ってすごい思ってましたね。

木村: あ〜でも、「恋」って何ですかね? またメーターの話になっちゃうけど、ちょっとした“レッドーゾーン”ですよね。タコメーター。
レッドゾーンでいいんじゃないかな。まだそこまでえだまめんちょが回転数が上がってないだけで、いつか上がると思うし。

RED RICE: まだ出会ってないのもあるかもしれないですね。

木村: 惚れやすいとか惚れにくいっていうのも、それぞれの個性だと思うし、育ってきた環境も全然違うからね。
でも、えだまめんちょ的にはすごい冷静だね。異性に対しても“友達になりたい!”っていうのはわかるけど、“恋?”っていう。いつか、友達として一緒にいたのに、友達だと思っていたその男子から急に”男の匂い”がしたりとか、何かのタイミングで「あれ?」ってなってしまう瞬間がきっと来ると思うけどね。
これは引き続き、えだまめんちょの現状報告をしてほしい感じはしますね。お願いします!
続いてはこんなメッセージを頂いております。

【兵庫県 りりか 13歳 女性】
木村くんこんにちは!私は最近、夜寝むれないとき、動画配信サイトで「囁きASMR」(エーエスエムアール)を聴いて寝ます。
「囁きASMR」とは、出演者がマイクに向かって囁き声で話すという単純なことなのですが、それがびっくりするほど熟睡できます。そこで木村くんにお願いがあります!!
マイクに向かって囁き声で喋っていただき、私を昼寝の世界へと引きずり込んで欲しいです!!!
喋る内容はなんでもいいです!ぜひ!お願いします!


木村: (囁きモード)囁き声は好きですか?

RED RICE: (囁きモード)囁き声ですか? 好きです。耳の近くとかで囁かれるとゾクゾクしてしまいます。ダメですか(笑)。

木村: (囁きモード)嫌いじゃんないですけど、いい感じの大人の男2人が、このアクリル板越しに囁き合ってるって気持ち悪くないですか?(笑)

RED RICE: (囁きモード)気持ち悪いですけど(笑)、昔を思い出しますよね。

木村: (囁きモード)どんな昔?

RED RICE:(囁きモード)学校とかで、授業中友達とこうやって「あのさ、(学校)終わったらさ、あそこ行かない?」みたいな(笑)。違いますかね?

木村: (囁きモード)これは僕の物差しでモノを言うだけなんだけど、小さい声とか囁き声で言うことって、”本音”だと思わない?

RED RICE: (囁きモード)確かに!

木村: (囁きモード)すごくその人の本音を伝えてるんだなぁって、いつもわりと思って人の話を聞いたりするんだけど。

RED RICE: (囁きモード)考えたこともなかったです!

木村: (囁きモード)マジで! いや俺、けっこう思ってましたね。
でも、このボリュームでやってて全国38局ネットで、キツイと思うんだよね…。

RED RICE: (囁きモード)そろそろ…。

木村: (囁きモード)でもさ、これ、ラジオやってるわけじゃん? ラジオ聴きながらみんなに寝られちゃうとさ、ラジオやってる意味ないよね(笑)。

RED RICE: (囁きモード)木村君はお願いされてるけど、俺、お願いされてないですよ?(笑) それなのに言っちゃってるんですけど、大丈夫ですかね。

木村: (囁きモード)わりと匠(RED RICE)の囁きの方が、芯があって俺は良いんじゃないかと(笑)。

RED RICE: (笑)。それが本心ですか?(笑)

木村: 本心本心(笑)。これ、そろそろヤバい。

RED RICE: すいませんでした(笑)。

木村: ということで、今月は湘南乃風のリーダー、RED RICEさんとお送りしてきましたが、今後の目標とか夢とかはありますか?

RED RICE: まずは、来年の「20周年」を、湘南乃風として成功させていきたいというか。こういう世の中なので、来年がどういう状況になっているかわからないですけど、ここは本当に大きな節目になると思うので、来年に向けて今年できることを精一杯…っていう感じですかね。

木村: 自分も(アルバム発売やツアーを)やらせてもらってすごく思うのが、お客さんが“声を出せない”っていうストレス。だから、そのストレスを何かに変換させられるようなパフォーマンスをこっちがしなきゃいけないなと思うし、感じる。みんなの、客席のストレスを。

RED RICE: ありますよね。感じますよね。僕達も去年ツアーをやってて、会場によっては(曲に合わせて)タオル回すのとか、(飛沫が)飛ぶからダメみたいなのがあって、その状況をネガティブに捉えてもしょうがないんですけどね。そこに気づきもあったりするから、プラスに変えて来年に向けてやりたいなぁとは思いますけど、早く終息してほしいなと思いますね。

木村: でもここは踏ん張るしかないしね。
この番組では、毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですが。

RED RICE: 地元(湘南)のアーティストでMOOMINさんっていう人がいて。その人の『MOONLIGHT DANCEHALL』という曲が、「人生の1曲」です。

木村: なぜ、それなの?

RED RICE: 21、22歳くらいの時に(これからの人生)何をしていいかわからなくて、地元でフラフラとバイトしてて、その流れから海の家でバイトを始めたんです。ちょうどその頃からレゲエを聴き始めて、自分の仲間たちの中でもすごいレゲエが流行ってて。
そしたら、自分がバイトをしてる海の家を建てた(建設の)バイトをしてたのが、MOOMINさんだったんです。地元のアーティストだからめちゃくちゃ聴いてて、大好きだったんです。そしたら「ここで(建設の)バイトしてたよ」って言うので、すごく親近感を覚えて。
10代の頃から音楽とか聴いてたけど、自分がプレーヤーになるって意識は全然なかったし、別世界の話だと思ってたんです。けど、この曲を聴いて“地元でバイトしながら音楽をやって、こんな良い歌を作ってる人がいる”っていう事実に、急に“自分がプレーヤーになれるかも”とか“なりたい”とか、そういうスイッチが入ったんですよ。
(MOOMINの)ライブとかもすごい観に行ってたし、“俺もここ(地元)から音楽やってみたいなぁ”って思って。その後、どんどんメンバーと出会ったりしたんですけど。
だから、「自分がプレーヤーになるスイッチを入れてくれた曲」というか。地元の大先輩です。

木村: なるほど、色々あるんだなぁ。そういう瞬間が。すごいね。
ということで、今月3月のゲストは、湘南乃風のリーダー、RED RICEさんでした! ありがとうございました!

RED RICE: ありがとうございました!

[OA曲]
MOONLIGHT DANCEHALL(A NIGHT IN JAMAICA MIX)/MOOMIN

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年03月13日Flow 第百八十九回目「拓哉キャプテン × RED RICE」Part2

3月のマンスリーゲストは、 湘南乃風のリーダー、RED RICEが登場!
ここでしか聴けないトーク、お楽しみに!


木村:みんな、それぞれソロ(活動)もやっているよね。

RED RICE:音楽だけじゃなくて、みんな個人活動がけっこう盛んなグループで。もうすぐ20周年なのに、シングルも20枚でアルバムも8枚しか出せてない。やっぱり(グループでの活動が)2年に1回とかそういう頻度になっていて、みんな各自自分のやりたいことをやっていて。
HAN-KUNで言えば、自分のソロ活動でレゲエをやってるけど、若旦那とかだと、他のアーティストの事務所を自分で作って、インディーズの子たちをデビューさせたりとか、今だと彼は農業にすごくハマったりしてて、畑の区画を譲ってもらって、そこの雑草取りからやって水路を引いたりとか。あとは自然やナチュラル系の雑誌を作って、編集長みたいなことをやったりとか。

木村:マジ?

RED RICE:はい。彼(若旦那)は、自分が思い立ったら、その時その時のブームをすごくやる。音楽も、今は「ギター一本だけ」って感じなんですけど、自分の音楽もやってるし。
SHOCK EYEで言えば、今は写真家を目指して…というか、ちょっと前から”(SHOCK EYEは)歩くパワースポット”みたいに言ってもらっていて。「(SHOCK EYEの写真を)待ち受け画面にすると運気が上がる」みたいな。今はみんなのテンションが上がるような写真とか、きれいな景色、神社とかを巡って、そういうところの景色をいっぱい撮って。写真にすごいこだわってますね。すんごいカメラ買ってましたもん。

木村:へ〜。

RED RICE:みんなけっこう突き抜けていってるんで。そんなSHOCK(EYE)から、「REDもゴルフが好きなら、ゴルフ突き抜けた方がいいよ」って言われて。で、去年くらいから突き抜けようと思ってるんですけどね(笑)。

木村:十分突き抜けてますよ(笑)。
僕ね、REDとは、オフィシャルのお仕事で一緒になるっていう方が少ないですね。

RED RICE:そうですね。

木村:プライベートで一緒の日に同じカントリークラブに行く方が、回数的に…。

RED RICE:そっちのが回数多いですね。

木村:そうなんですよ。だから仕事現場、ラジオのゲストに来てくれるって言った時も、なんだろうな…普段普通に会ってる人が改めて“ゲスト”みたいな感じになると、ちょっと自分も恥ずかしいというか、照れくささがあるんですよね。

RED RICE:ですよねぇ。

木村:クソ暑い時にゴルフ一緒に行った時のREDなんかも、すごいっすからね。もうホントに、頭の先から足の先までビッショビショになって(ゴルフを)やってますからね。

RED RICE:“池飛び込んだ?”ってくらい。

木村:そうそう。“この人、池落ちたのか?”ってくらいの濡れ方で、ゴルフを一緒に回ってくれてるんですけどね。チラホラ動画が配信されるところで見かけますけど、相当(ゴルフ)やってますよね。

RED RICE:正直、子供が生まれて行ける回数がちょっと減ったんですよ。“行ける回数減ったな”って思って、“こりゃもっと行く口実作りたいなぁ”と思って、配信の方も始めちゃったり(笑)。

木村:それが口実になって(笑)。

RED RICE:正々堂々と(ゴルフに)行くには、もうこれ(配信)をやるしかねぇなっていう(笑)。

木村:あ〜でも、それがあったらかなり行けますよね。

RED RICE:そうなんですよ! あと自分の中で上達の頭打ちを感じていたので、自分の下手さとかを(動画で)晒すことによってより上達したいなぁと思って、やっぱり悔しいし恥ずかしいですけど、晒しながらギアを一段階上げちゃいましたね。

木村:自分もREDの気持ちがわかるんですけど。だって、いろんな人と(ゴルフで)戦ってるもんね。

RED RICE:いろんな人と戦ってますね。けっこう負けちゃってるんですよね。

木村:いや、負けるの普通じゃない? 相手プロだよ(笑)。プロゴルファーとやってるんだよ(笑)。

RED RICE:プロとも戦ってます。芸人さんとも戦ったり、色々戦ってるんですけど。

木村:あれでしょ? (大西)ライオンさんとか、(ココリコ)遠藤さんとか。

RED RICE:お2人にはボコボコにされましたね(笑)。

木村:ボコボコっていうか…いや〜、十分突き抜けてますけどね。

RED RICE:もっと突き抜けて…。

木村:もっと!?
さて、今年、REDもソロプロジェクトをスタートということで、1月に第一弾 「Made in Fujisawa」、2月に第二弾 「現在地」を配信リリース。
何で、いきなり?

RED RICE:46歳の誕生日に初めて配信したんですけど、やっぱりコロナ禍とかで考えることも多くて。いろんな活動ができなくなって、湘南(湘南乃風)のストック曲だったり自分のソロ曲とかを作って、筋トレじゃないですけど、“創るトレーニング、もっと音楽と向き合うトレーニングをしよう”と思って2年間ぐらい過ごしてたら、けっこう曲も溜まっていて。
コロナ禍でいろんなことを考えたり、自分の子供も生まれて親になった時に、“ミュージシャンとして20年間やってきたのに、自分のソロはやってこなかったなぁ”と思って、すごく試してみたくなって。何か、そうしないと、自分が湘南乃風に出した楽曲に対して、みんなが納得してくれないんじゃないかと思って。
そういう意味でも、自分の純度の高い曲っていうものを、世の中に、それこそ晒して、恥かいちゃうかもしれないけど、“自分を見つめなおす”じゃないですけど、「(ソロ活動を)やってみたい!」って言って、事務所の人と1〜2年ゆっくり話しながら、(最初は)なかなか首は縦に振ってもらえなかったけど、「絶対に俺は試したい」って言って、こういう形になりました。

木村:2月に第二弾でリリースした「現在地」という曲をさっき聴かせてもらったんですけど、僕は好きです。

RED RICE:ありがとうございます。

木村:例えば、お店の入り口として“ラップ”っていうカテゴリーが看板としてあった時に、そこに入り辛い人達がけっこう多いと思うんだけど、REDのやっくれてるラップって、看板はラップなんだけど、すごいお店の中が見えてるの。

RED RICE:入り辛くない?

木村:入り辛くないし、しかもラップていう看板なんだけど、わりと”和”なの。なんていうのかな。僕が聴いて思うイメージなんですけど、スプレーアートが壁にブワーっとあるとかじゃなくて、綺麗に竹が生えていたりとか、綺麗に水が張った大きめの甕(かめ)みたいなのがあって、そこにちゃんと蓮の花とかが咲いてるようなイメージ。もちろん表現方法はラップなんだけど、すごく中の見通しが良いラップなの。だから、僕はすごく好きでしたね。

RED RICE:ありがとうございます。
みんなデビュー前は1人1人ソロアーティストとしてやっていて、「グループにならない?」って言ってきたのが事務所なんです。最初は、自分らが(それぞれ)出してたソロ曲を入れたテープのコンピアルバムみたいなアルバムを出させてくれるっていう話だったんだけど、「どうせデビューするし、CD出すんだったら、自分ら4人の曲も作ったら? グループになったら?」っていう。

木村:そういうことなんだ!?

RED RICE:それを事務所に言われて。その時は5人だったんですけど、GOKIってやつは「ソロでやりたい」って、辞めたんです。で、4人でデビューすることになって。
そういうことがあったから、「ソロ、個人、自分1人でも輝ける奴らが集まったグループを目指そう」っていうのがみんなの共通認識にあったんで。だからみんな、「ソロ活動とか自分のやることに規制をかけすぎないで、いろんなフィールドに出て(グループに)持ち帰って来よう」っていうのがずっとあるんで、今も違和感なくそれが続いてるって感じですかね。

木村:なるほど、すごく納得出来ました。その”風(湘南乃風)のシステム”が。

RED RICE:でも、それこそグループの個人個人が輝いていてすごいなって思ってたのが、SMAPさんとかで。「やっぱり1人1人がちゃんと立ってるな。ジャンルとか世界は全然違うけど、俺らも1人1人がちゃんと立てるように」という、その例えとかでよく(SMAPの)名前とかは出てましたね。グループとしての成り立ちの例えとして。

木村:それは嬉しいっす。ありがとうございます。

RED RICE:けっこう自信がないタイプなんで、“デビューできたのもメンバーと出会えたから”って思っていて。グループとして世の中と戦って行く中で、自分ができるポジションを、“俺はみんなをサポートしながらやりたいな”っていう19年だったんで、自分を試して自分を前に…ってことをあまりしてこなかった。
今回ソロをやるにあたり一番気を付けてるのは、湘南(湘南乃風)とかを作ってる時は、みんなに「これどう? 良くない?」とか聞いたり、いろんな人の意見入れるんだけど、今回は人に極力聞かないで、自分から出たものをそのまま出そうと思って。(人に)聞いたりしたらより良くなるかも知れないけど、極力、自分の純度高めのものを出せたらなっていう感じで。

木村:そういう自分の「ソロ純度100」を作る手前とか準備段階の時って、いろんなジャンル(の曲を)聴く? 聴かない?

RED RICE:すごい聴き込んだりはしないですかね。

木村:映画もそんなに観ない?

RED RICE:最近、韓流映画、韓流ドラマばっかり観てるんで(笑)、いろんな国の映画とか、アメリカのハリウッドとかまでは観てないですかね。韓流ドラマとかを観てて、歌詞とかメモる時、けっこうありますね。

木村:え〜っ!

RED RICE:同じアジア人だから価値観とか似てるのかもしれないですけど、なんか「いいこと言ってるな」とか感じることがあって。
コロナもあるし子育ても忙しいし、あんまり外に出ることがないんで、インプットも減っていくじゃないですか。だからどうしても、ドラマとか、たまに洋画も観ますけど、そういうものから歌詞の世界観とかをインプットしながら…。
サウンドとか音に関しては、新しく聴いて何かを入れたり、今流行ってるモノを聴こうとかはあまりしなくて、自分が目を閉じてパッと思い出せるような、自分の歴史にあるサウンドとか、自分が触れてきて好きだったなっていうジャンルのものを極力体現しようっていう感じですかね。

[BGM]
風乃時代/湘南乃風
Made in Fujisawa/RED RICE

[OA曲]
現在地/RED RICE
雨上がり/RED RICE

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年03月06日Flow 第百八十八回目「拓哉キャプテン × RED RICE」Part1

3月のマンスリーゲストは、 湘南乃風のリーダー、RED RICEが登場!
どんなトークになるのか、お楽しみに!


木村:今月のマンスリーゲストはこの方、湘南乃風のリーダー、RED RICEさんです!

RED RICE:よろしくお願いします!

木村:アルバム『Next Destination』に収録されております、Dragon AshのKjが作ってくれた「OFF THE RIP」という曲のMVを撮影した時にですね、REDが来てくれまして。武田真治がいて、江口のりこ様が参加してくれたりしたんですけど、あの時は本当に…あの時期に(バイクに)なかなか乗らないもんね。

RED RICE:乗らないですね。ここ数年、ああいう寒さの中では乗ってなかったですね、バイク。

木村:自分も久々にあの寒さの中で乗ったんだけど、やっぱりダメだね。

RED RICE:ダメですね(笑)。やっぱりダメですね。

木村:久々に痺れた単車の撮影だったんですが。でも、ああいうのって、REDも言ってたけど、携帯で写真撮ったり、仲間同士で撮り合ったものを編集して、自己満で「イェーイ!」っていう感じはあるけど、あそこまで、機材車で撮影してもらったりとかってないじゃないですか。

RED RICE:あれはないですね。本当に一生の思い出。

木村:さて、RED RICEは、神奈川県藤沢市生まれ。2003年に湘南乃風でデビュー。2006年にリリースした「純恋歌」…これ、聴いたなぁ。自分も相当聴いた。ホントに。

RED RICE:ありがとうございます! 嬉しい!

木村:あの中に出て来る歌詞では「大貧民」(カードゲーム)って言ってるんだよね。「大富豪」って言ってないんですよ。だから“あ、そっちで言うんだ”って思ってたの。

RED RICE:「大富豪」育ちですか?

木村:僕は「大富豪」育ちです。

RED RICE:ホントですか。湘南の方は…なのかわからないですけど、「大貧民」育ちです。だから「大富豪」って言うのが違和感あるくらい。

木村:マジっすか。だから、自分の中では“大貧民負けてマジ切れ”の(歌詞の)ところで、“あ、そっちなんだ”と思って。すごい真剣に聴いてました。

RED RICE:だから、「大富豪」育ちだったらあの歌詞になってないかもしれないです。響きが“大貧民負けて…”っていうのがラインとして気持ち良いですけど、“大富豪負けて…”、ちょっと違いますもんね。

木村:ちょっと違う。“大富豪…”、ヤダヤダ、それは聴きたくない(笑)。
そして「睡蓮花」も大ヒットし、2011年にはドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日)で俳優デビュー。その後も 『サムライせんせい』(テレビ朝日系)、『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)など数々のドラマに出演。
ドラマやってみて、どうですか?

RED RICE:思った通りにいかないなっていうのは痛感して。いや〜、みなさんすごいなっていう感じですね。

木村:でも、今後もオファーがあったらっていう感じですか?

RED RICE:まぁ、できればやってみたいなぁと思いますけど。

木村:でも、ドラマ始まっちゃうとゴルフに行く機会が減ってくからね。

RED RICE:(ドラマを)始めた頃は、すっごい興味があったんで、“もっと頑張ろう、頑張ろう”と思ってたけど、最近は…まぁ、そうだなっていうのも半分あります(笑)。

木村:いや、やれよ(笑)。

RED RICE:(笑)。そうなんですよ。“ドラマもやって音楽やってたら、ゴルフ行けないなぁ”みたいなのがあって。

木村:ドラマの話が来たらやりなさいよ!

RED RICE:やります、はい(笑)。

木村:子供の頃ってどうだったでんすか? 部活とかやってました?

RED RICE:中学くらいとかですか? (部活は)やってないですね。少年野球とか少年サッカーは少し入って、挫折したりはしたんですけど、あまりちゃんとやってなくて。小6の時に『ビー・バップ・ハイスクール』(BE-BOP-HIGHSCHOOL)に出会ってしまって、中学からは“部活とかスポーツ!”みたいな気持ちが一気になくなってしまって。もう、学校が終わったら友達とたむろして。

木村:ヒロシ派ですか? トオル派(『ビー・バップ・ハイスクール』の登場人物)ですか?

RED RICE:ヒロシ派です。

木村:ヒロシ派!

RED RICE:僕はヒロシが好きだったけど、1回うちの母親に「トオルみたいな髪型にしてくれ」って言ったら、リーゼントじゃなく、前髪全部下ろされて、その前髪を三角、斜めに切られたっていう(笑)。すっごい恥ずかしい(笑)。

木村:(笑)。

RED RICE:僕はやっぱり、(学ランの長さが)中ランより短ランが良かった。キャラクターがっていうのもありますけど、“シルエット、フォルムがやっぱヒロシの方がかっけーな”って。そっち派でした。

木村:短ランにしたんだけど、髪型は(『スタートレック』の)スポックさんのちょっと長めみたいな状態で通ってたわけでしょ(笑)。

RED RICE:そうなんですよ。映像を見せれば良かったのに、口で伝えちゃったのが良くないですよね、髪に関しては。

木村:ビー・バップに出会って、そっち系でしばらく学校生活を送ったっていう感じ?

RED RICE:中学はどっぷりそんな感じで。高校くらいから、その頃の仲間達はそういう系の学校に行くんですけど、僕だけなんか、運良く中くらいの学校に入れたんですよ。中くらいの学校に入ったら、ちょうど時代の境目というか、東京の方から“チーマー文化”が入って来て。
地元の連れだった奴らはずっとボンタン(幅の広い学生ズボン)を履いてるんだけど、高校の奴らは標準のズボンにネルシャツとか着出して、バンダナとか巻き出して。「あ〜、どうしよう! どっち?」みたいに迫られちゃって(笑)。高2くらいからそっちに流れて行っちゃいましたね。

木村:ネルシャツ?

RED RICE:ネルシャツとかバンダナ(笑)。そこら辺から、それまで洋楽とか聴いてなかったんですけど、パンクが好きな友達がいて、そいつの影響でパンクロックとかハードコアとか聴きだして。金髪坊主にネルシャツ、(パンツの裾を)超ロールアップして、エンジニアブーツを履く。で、スカジャン着て…みたいな高校生に、そっちに行っちゃいましたね。

木村:音楽に出会ったのはその頃?

RED RICE:その頃ですかね。でも中学ぐらいの時に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(映画)が大好きで。(劇中で)「ジョニー・B.グッド 」(チャック・ベリー)を弾くじゃないですか。あれを観て、“この曲超カッコいい!”と思って。
なんか知らないけど、オールディーズ系とか古いアメリカンロックみたいなのを少し聴いてた時期はあるんですけど、ちゃんと自分の中で音楽として捉えて芽生えていったのは、高2ぐらいですかね。

木村:RED RICEって、今では当たり前に”RED RICE”として活動もされてるけど、俺、一度ゴルフの時に、普通に真剣に聞いたんですよ。「何でRED RICEなの?」って。「“RED RICE”って、普通に訳したら“赤飯”だよね?」「赤飯が好きなの?」って、芝刈り(ゴルフ)をやってる時に淡々とREDに質問させてもらって。そしたらREDから「いや、そんなに赤飯は好きじゃない」っていう(笑)。

RED RICE:好きですよ。好きだけど、一番好きってほどではないって感じですかね。

木村:でも、何でRED RICEにしたんだっけ?

RED RICE:小学校の頃なんですけど、一度、赤飯を食べてて、もちろん好きは好きなんで「めっちゃウマーい!」って言ったんです。その「めっちゃウマーい!」って言った俺の言葉を聞き逃さなかったうちのお母さんが、毎週日曜日になるとスーパーで赤飯を買ってきて、日曜日のお昼は毎週毎週テーブルの上に赤飯があったから、それで“あ、赤飯(RED RICE)にしよう”と思って(笑)。そういう、何か理由が名前にはあった方がいいなと思ってたんで。その頃、ジャマイカでも“REDなんとか”って名前の人がけっこう流行ってたから、“ちょうどいい!”みたいな感じで、RED RICE(笑)。
でも、40過ぎて「どうも、RED RICEです」って名乗って生きていくとは、その頃は思ってなかったので(笑)。

木村:でも、全然違和感ないでしょ? 自分では。ある?

RED RICE:違和感はないですけど、普通の名前を名乗りたいなって思う時はありますよ。大人同士で会った時に「RED RICEです」って言うのがたまに“うーん…”って思う時とかありますよ(笑)。

木村:今、ここから5分間くらいだけ、本名でいく?

RED RICE:本名で? 全然いいっすよ。

木村:どうも木村です。

RED RICE:どうも森です。

木村・RED RICE:(笑)。

木村:あ、どうも拓哉です。

RED RICE:あ、どうも匠です。

木村:匠? あ、言ってたもんね。斎藤工と同じ”たくみ”って。「”たくみ”って名前、どうっすか?」っていう質問してたもんね。『特ば〜〜ん!』の時に。そうだ!”たくみ”だ。

RED RICE:”たくみ”って、ちょっとイケメンの俳優、線細いってイメージが。

木村:でも、あっちの”たくみ”だもんね。“師匠”の。

RED RICE:“匠の技”の“匠”。

木村:だから全然、“ぽい”っすよ。いやいやホントに。カッコいいと思うよね。

RED RICE:ホントですか。嬉しいですね。大人になったらそう思えるようになったんですけど、やっぱり子供、小学校くらいの時って、まず(名前が)「み」で終わる時点でちょっと女っぽいというか、あるじゃないですか。「ひろみ」って男がいたら“ちょっと女っぽくない?”みたいな、そういう感じが自分ではしてて。もっと普通の名前がいいなと思ってた時期はありますね。

木村:いやいや、カッコいいよ。匠。

RED RICE:今となっては親に感謝。良い名前だなぁ。すげー好きです。

木村:そして2000年に、自らのレーベルの…イチサンヨン? なんで134なの? 国道?

RED RICE:「134RECORDINGS」っていう名前なんです。国道134号線(横須賀市から大磯町を結ぶ国道)ってあるじゃないですか。湘南の、地元をレペゼン(象徴、代表)していくってイメージが、自分達もやっていて、すごくあって。湘南でレゲエをやってる先輩達がいて、“やっぱりそこから自分達は出ていくんだ”ってイメージがすごくあったので。“この道から全て始まる”みたいな感じで、「134RECORDINGS」って名前にしました。

木村:なるほど。その立ち上げたレコードレーベルで、4本のオリジナルミックス・テープを携えて、全国ワン・ボックス・ツアーを敢行。
それで、その当時のテープに『湘南の風』という表題があって、後にチームの名前になったっていう。

RED RICE:その1本目が『湘南の風』っていうタイトルで、そのままテープを持ってみんなで全国ライブすると、紹介される時に『湘南の風』って紹介されるようになって。“いや、1本目のテープの名前(タイトル)なだけなんですけどね…”みたいな感じでこっちはずっといたんですけど、ずっとそう呼ばれ続けて。
で、デビューの時に「名前、何にする?」って事務所の人に言われて。デビューアルバムのタイトルが『Real Riders』っていうタイトルなんですけど、(事務所の人に)「『Real Riders』って名前、カッコ良くないですか?」って言ってたんですけど、「『湘南の風』の方がインパクトあるよね?」って言われて(笑)。「へっ?」て、「その説明みたいな名前にするんですか?」みたいな。

木村:今はもう、なんだろう。今、『Real Riders』の方がめちゃくちゃ違和感。

RED RICE:そうですよね。でも、だからその時は(『湘南の風』の)「の」が平仮名だったんで、説明っぽいじゃないですか。最後の俺らの抵抗として、「世露死苦とか全部漢字でやる」みたいなイメージじゃないですけど、『湘南の風』の「の」を漢字にして、“全部漢字だったら、ま、いっか”みたいな落ちどころで、それでデビューすることになりました。

木村:わりとじゃあ、テンション低めの…。

RED RICE:そこまで「イェーイ!」って言う人はいなかったと…思います。

木村:(笑)。

RED RICE:「やった! 『湘南乃風』になれたぜぇ!」みたいな人はいなかったですね(笑)。

木村:そうなんだ。そして、先ほども言いました「純恋歌」「睡蓮花」が2006年にドーン!となりまして。いきなり状況が変わりました?

RED RICE:状況は変わりましたね。

木村:スマスマ(SMAP×SMAP)にも2013年と2015年の2回、来てくれてるんですよね。一緒にやらせてもらって。
そして、現在までは20枚のシングルと8枚のアルバム。そしてベスト盤2タイトルをリリースしているということで。
じゃあ、もう周年イヤーじゃないですか。

RED RICE:来年が20周年で、今年は助走の年で、けっこう重要な年になっていると思います。

木村:そういう時、リーダー的には何かあるんですか。メンバーに対してとか。

RED RICE:いや、特にはないです。

木村:そうだよね、ゴルフ行ってるもんね(笑)。

RED RICE:ゴルフやってるんで、はい。そうなんですよ(笑)。

木村:その間、みんな各々で楽曲を作ったりとかしてるの?

RED RICE:みんなソロの曲を作ったりとか、風(湘南乃風)の曲も、少しずつ少しずつストック…。

木村:今チラッと出ましたけど、“風の曲”ってカッコいいね。

RED RICE:ホントですか! 初めて言われた…。

木村:いや、グループの曲とか、チームの曲とかじゃなくて、”風の曲もチラホラ…”とか、今、相当、匠、カッコ良かったっす。

RED RICE:マジっすか! 嬉しいです(笑)。

木村:「風の曲」…今ちょっとやられたなぁ…。

RED RICE:ホントっすか!

木村:今かなり僕、撃ち抜かれたましたよ。

RED RICE:嬉しいです!

[BGM]
純恋歌/湘南乃風
Johnny B. Goode/Chuck Berry

[OA曲]
湘南乃風×中田ヤスタカ/一番歌

(後TM:Triangle/SMAP)


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